先日 安産祈願に出かけた日、ちびちゃんは ハーフパンツ(冬用)でした。
「寒くないの?」 と 尋ねると、ママは
「昨日雨で長ズボンが乾かなかったので… 一日2枚汚されるとお手上げです」 とのこと。
これは おねだりのサインです。
その昔 私も使いました。
わが子の時は 夜も寝ずにせっせと 手作りの服を縫っていましたが、さすがに孫にまでその体力無し。
というか、買ったほうが早いし 安い。
わが子の時は 着せたい服のイメージがあって、懐と相談すると やはり手作りのほうがはるかにリーズナブルでした。
ところが お嫁ちゃんは その辺りのこだわりはないようです。
年子の真ん中育ちということも あるのでしょう
私が アウトレットモールで買った物や ネクストのバーゲンで買ったものでも 喜んで着せています。
もちろん 手作りもOK。
でも 今回は 頑張って2枚作り上げました
いくつか理由が あるのですが、 その一つは、今時の幼児用パンツは 大人と同じで股上が浅いのです。
ちびちゃんも最近は お腹周りのぽっこり感もなくなったものの、油断するとお腹も背中もはみ出しています。
そして 鼻ぐずぐず。
真夏の暑いときでさえ、お腹だけは冷やさないのは 常識と思っている世代の私としては、今時の幼児服のデザインにです。
もうひとつは ついつい買ってしまう生地のストック減らし。
そこで、手元にある買ったままの生地や残り布でパンツを縫うことにしました。
使った型紙は ネット上にあるフリーのもので、一度 夏用のパジャマ下夏用パジャマの下を作ってあげたものです。
今回は 裾を10センチほど伸ばし、股下41㎝ほど。
すこし長めを お嫁ちゃんにリクエストされました。
裾の返りも10センチほどあり、長い時は 折り返して着せられるようにしてあります。
「ウエストのゴムはどうするの?」と 電話で聞くと、
「うーん、私がやります」との返事があり、あえてゴム入れは残しました。
1本だけは イメージを見たいがためにゴムを入れて縮めてみただけで、1メートルちょっとあるゴムは切ることもせず。
三枚目にと あったか素材の使い残りがあったので 取り出して型紙をあてるとちょっと足りない
4歳児のジャンバースカートの型紙があったので、ジャンバースカートに変更です。
こちらは 最初のコットンベルベットとこの同じく毛足たっぷりの起毛素材は フラットロックミシンを使ってみました。
裾もウエストも ステッチもフラットロックで 4本取りのカバーステッチ。
あっという間に出来るし、洗濯にも耐えそうで ニット素材だけに限定して使うこともない便利な優れものと 改めて思っています。
ちびちゃんのリクエストは 「ばぁば、濃いピンクでね」 なのですが、今回も期待外れ?
しかし、喜んで着てくれるし(と 確信しているばぁば)、着せてくれる(これはもう絶対)ので 頑張りがいもあります。