これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

子供の肌襦袢 … 裾と衿を足して長襦袢代わりに

2015-01-21 | 着物
孫ちゃん1の四つ身の着物に合わせて 肌襦袢を縫ってみました

長襦袢を兼用出来るように 衿をつけて、長襦袢生地を横地に使って丈をひざ下ぐらいまでにしました

こんな下着を着物の下に着ると 子供の着物もぐっと雰囲気が変わりそうです

長襦袢ではなく 肌襦袢をうそつき風にしたのは、肩揚げや腰揚げの必要がないから 手軽に扱えると思ったからです

使った長襦袢地は 化繊 身頃はさらし

前の打ち合わせをたっぷり取りたかったので、後ろ中心からとる衿部分の幅は6.5㎝にして、足りない部分は別布を足しました

袖は襦袢地を半分の幅に切ってつけました




長襦袢だと 紐は背中に縫いつけるようですが、前にまわしても衿元が落ち着かないでしょうから 2本のひもを衿に縫いつけました

紐の位置は 四つ身の着物の紐の位置の紐の幅分上にして 重ならないようにしました

半襟は 子供用浴衣地の残りを切って使いました

ここまで準備すると やはり下駄を買ってあげて 一緒に外出したくなってしまいます

本人に相談してみましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の丸みの型を見つけて … いい道具の命は長い

2015-01-21 | さよなら mono モノ 物
昨年暮れに 母の裁縫箱を整理していて(過去にも ちゃちゃっとしていたのですが)和裁で必ず使う袖の丸みを整える型を見つけました

そんなに小さなものでもないのに、なぜこれまで目に留まらなかったのか 不思議です

それで 持ち帰りました

母の丸みの型は オーダーしたものです

ステンレス製で、丸みに合わせて 二種類

私が十年ほど前に 買い求めた物は クローバー製で アルミニウム素材のような 軽くてちゃっちぃものです

使っていて不自由はないものの、厚みもなく 物足りなく思っていたのです

見つけた時には 嬉しくて 懐かしくて 昔を思い出していました

昭和40年代半ばの頃のことです

母のところに和裁を習いに来ていた方のご主人が こういう仕事をされていて、母は作ってもらいました

だから 二枚とも母のイニシャルが彫ってあります



私は 写真左に写っている型を買う前は 厚紙とコンパスを使って 丸みは手作りしていました

和裁の先生が使っている丸みをみて 同じようなものを探して買ったのですが、残念ながら素材が違う

先生の丸みもステンレス製でした

その時から 母の丸みの型を思い出して どこにいってしまったのだろうと思っていたのですが、なんと母のお針箱にちゃんとあったのです

裁縫箱の中のほかの道具では 裁ちばさみがいたんでいて 処分しましたし、針もほとんど捨てました

裁ちばさみは 母が亡くなった後の使い方が悪かったのでしょう

その他の道具では 握りばさみが 状態よく残っています

あとは 竹のものさし

二段式の木製のお針箱もまだまだ使えそうです

この丸みに関しては 一生ものというより二代 三代と使える道具です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする