いよいよ残すところ2日となったバンコク
毎朝早起きして、朝食はしっかり取ります
4日目にして初めてフレッシュジュースを飲んでみました
冷たい飲み物は、お腹を壊しそうで我慢していたのです
スロージューサーで絞ったと説明がありました
選んだのはパイナップルともうひとつのフルーツ(すでに何だったかは記憶になく)のミックス
びっくりするほど美味しくて、前日までチョイスしなかったのが悔しいほどでした(笑)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日はお寺に行って、買い物してと忙しいわよ、とプーさん
何か欲しい物ある?と聞かれて
焼き物か真鍮の道具かな
と、言ってありました
焼き物はタイの陶器の茶碗、真鍮は香合になりそうな物があればいいな・・・その程度の気持ちで
プーさんが、チェンマイが産地のセラドン焼きが良さそうで、バンコクで幾つかマーケットを調べたし、行ってみようと提案したのはチャトゥチャック市場
何でも揃っていて面白いって口コミ多いから、行ってみよう‼️
プーさんの第一候補のチャトゥチャック市場は、BTSのモーチット駅を降りて徒歩5分ほど
タイ国政府の観光庁でもしっかり取り上げて紹介してあります
チャトゥチャックウィークエンドマーケットと言い、土日にオープンする世界でも有数の規模を誇る公設市場
店舗数は15,000ほど
駅を降りる人のほぼ全員が市場を目指している感じ
私たちは正門ではなさそうな入り口を見つけましたが、何というか、それを知る年代ではないけど、戦後の闇市風な雑多な店が所狭しと軒を連ねています
一応屋根がありますが、通路は人がすれ違うのがやっとぐらい
店舗によってはエアコンがあるところ、ないところが混在していて、とにかく蒸し暑い
10件に1軒もお目当ての物が置いてある店には出会えません
でも、籠好きな私たちが引き寄せられたのは
竹細工の店
色々物色したものの、第一希望のお茶碗ではないので、セラドン焼きを目指します
東南アジアの人々は、例えばデパートの店員さんでさえ、店の中の壁ぎわにうずくまってテイクアウトのランチを食べたりが当たり前のようです
チャトゥチャック市場のせまい通路や店の中で、丼を持って歩く人、食べる人、買い物する客、呼び込む店員がごちゃごちゃとカオスな世界
店や通路に番地が振ってありましたので、全ての店舗は登録してあるようです
劣悪な環境(ゲージ)に入れられたペットをあつかうゾーンを通過した辺りで、買い物したい気持ちもお腹いっぱい
欲しい物は見つからないし、たとえ倍のお値段で売られていてもデパートの快適な空間で買い物したいなぁ・・・せっかく連れてきてくれたプーさんに申し訳ないので、口には出せないけど
そんなわたしの心中を察したのか、プーさんが、セラドン焼きの専門店がバンコクの中心街にあるから、そっちに行こうと言ってくれました
戻ろうと歩いていたら、金物の打ち物の店に出会いました
透かし彫りなどしてあり、ハンドメイドの良さが光る品揃え
素材を確かめると、やはり真鍮と教えてくれました
何に使うか尋ねると、キャンドルを入れて透かし彫りから放つ光を楽しむ器らしい
キャンドルは使わないけど、透かし彫りのしてない器なら、建水に見立てられそうです
持ちやすや、大きさをいくつか手に取り思案
少し曇っている器が気になっていたら、薬剤をつけた布でピカピカに磨いてくれます
どうしても欲しい‼️という訳ではないけど、旅の記念にいいかなぁと、心が揺れます
こんな時、プーさんは相談相手になれず(お茶は飲むだけなので)
言い値で買うのは、場所柄面白くないのですが、暑さに負けてしまいました😥
直径14cmほど
中はゴールドに輝いていましたが、空気に触れると色が変わってきました
高さは8cmほど
周りに唐草のような模様が打ち出してあります
お値段は1,800タイバーツ(7,500円弱ほど)
とても丁寧に梱包してもらい、BTSの駅方向へと市場の中を歩いていたら、最初の竹細工の店に戻りました
精巧に編み上げたフードカバー(蠅よけ?)が欲しくて、何回も手にして
でも諦めました
持ち帰りに苦労する大きさだからです
その代わりに、茶道の炭手前で使う組釜敷になりそうな鍋敷きを購入
中央にタイルがはめ込んであります
直径15cmほど
こちらは竹ではなく籐の編んだ物
お値段は135タイバーツ(500円ほど)
竹細工の店の近くに天然ハーブを扱った店があり、バスバブルボウル(ポム)も数個買いました
チャトゥチャック市場でいくつか買い物出来たので、満足してBTSラチャテウィー駅へ
セラドン焼き専門の店は、ザ レジェンドという名前でBTSラチャテウィー駅の駅のすぐ側
でもザ レジェンドに入る前に、道路向かいのコーヒーショップに吸い寄せられてしまいました
暑いのです
バンコクに来て、初のカフェでのアイスドリンク注文
前日のカオ(タイ料理)で飲んだフレッシュジュースでもお腹壊してないしね、と2人で言いながら
寒いほどに冷房の効いた店内で、アイスカフェ飲んで生き返りました
お向かいのセラドン焼き専門店へ
ここもたくさんの焼き物が積み上げてあります
(お借りした画像です)
青磁のような透明感のある素敵な器が色々
お茶碗に良さそうな物もいくつも
ひとつ手に取ってみると、重たい
まるで石をくり抜いたような重さと厚み
皿も同じく重たいのです
残念ですが、お抹茶碗には難儀しそう
それでも諦めきれずに物色していたら、まるでクリムトの絵をイメージしたかのような器を見つけました
手に取ると、高台がないので、お茶碗ではなさそう
でも尋ねると、ライスボウルだと言います
日本の茶道で使えるか聞くと大丈夫とも
ただ、セラミックだと言われたのが、惜しい
どれでも3割引くからって
3割増しで値札付けてあるのかな
お値段は、日本で買うことを考えたら同額程度?
高台が無くても、見立てで使うならまぁいいかぁと思い直して買うことにしました
器の中に金の螺旋があり、全体的に小さな金箔を散らしたような輝きがあります
あの曜変天目を思わせるような
丸や四角の模様もゴールドで手描き
上手く写真に取り込めません
お値段は真鍮のボウルと同じでした
箱には入れてもらえませんでしたが、ここでもエアキャップでしっかり幾重にも梱包してもらえました
プーさんは私が欲しい物を買えたので、ホッとしています
さぁ、お父さんのリクエストのハーブボウル買いに行くよ‼️
と、バンコク最大のショッピングモール行きを促されました
熱帯のマーケットは環境は劣悪!
(ボリビアもそうでした。)
でも、売っているピンキリの品物の中に
丁寧に作られて、技術高く、デザインの良いものが
ちゃんとあるんですよね^_^
お茶道具に転用はいいですね〜
お茶碗、黒楽みたいな黒光がしてますね、
真鍮だと熱くなる?
建水の方はいいですね^_^
次の買い物も楽しみです♪
コメ返遅くなってしまい、ごめんなさい
東南アジアのマーケットは数カ国で行ったことがありますが、だんだんと楽しみよりも辛い部分が増えてきたと実感
ボリビアも市場は似たような感じなんですね
でも、bolicaminando さんが描いていらしたボリビアの市場の絵はあまりそういう面が描かれてなくて、絵ってそこが写真と違っていいんですね
やはり女だけの旅行だと、古跡や寺社などの見物よりも、買い物に熱が入ります(笑)