今回のコースを全くお任せしていた私。
ガイドブックよりも遙かにへたれな山歩きにいぶかっていたピーちゃん。 ビジターセンターみたいなところで話を聞いて納得。
白根山は湯釜のある白根山 あの東屋が見えた逢の峰 そしてもう一つの白根山(本白根山)を入れて呼ぶんだって。 でガイドブックは湯釜から逢の峰を登って もう一つの白根山に行き 周回してスキー場まで降りてきて更に逢の峰から戻ってくる周回コースだった。
そりゃ3時間コースが30分コースになるわけ無いよ。
ピーちゃんがお兄さんに説明を受けている。 ふむ ふむ
で 時間の事も考えてシャトルバスで逢の峰を越えて そこからコマクサリフトに乗り 本白根山のお釜に行くことにした。
さっき見たバスは無料シャトルバスだったんだー なんて親切な~
バス待っていると さっきのお兄さんとことこやってきて(センターからちょっと距離あるよ)雨が来るかもしれないけれど雨具あるか?とか 無理はしないで・・・とか 心配してくれる。
はぁ この老体をみて心配だったのかぁ? いずれにしろ またまたなんて親切な~
横手山と比べたらのんびりゆったりのリフト あたりを見回してきょろきょろ
逢の峰登っても良いと思っていたんだけれどね
この山も登っても良いと思っていたんだけれどね・・・・・・
でも有り難い 時短 時短
おお 一番奥に見えるのは横手山じゃぁございませんか? その前に白根山湯釜 歩いた道が見える。
駐車場が見えて手前に逢の峰
リフトを降りてから森の中に入っていく感じ。 お釜 お釜と思っていたので不思議な気分だけれど 花もあちこちに見られて楽しい散策路。
と思ったけれど 今思えばこの時期だし蔓竜胆だね。
蔓を確認してこなかったけれど
あの小さな花がこんなりっぱな実を付ける。
赤くもなく黒くもなく 面白い色です。
花の頃の蘂が集まったところが結実したことがよくわかります。
あの折り鶴のような可愛らしい花はこんな風に実を付けました。
あれ~ ヒカリゴケだ
何でもある山です。
突然目の前が開けます。 少し降りるとお釜のようです。 これが本白根山の火口湖?
ただ水はありません。 前に登った霧島連山 韓国岳の火口のように見えます。
「熊だ~」って前に人が・・・
いや それはあかんて
このぐらいだったら登ってくるよ。
「あこっち見てる」
あかん あかん
逃げ腰にしていたら「あ カモシカだった」って ビジターセンターで熊情報を見たばかりだからちょっとぴりぴり 良かった~
と安心したら これコマクサじゃないの
ちょっと終わりかけだけれど コマクサいっぱい。 きっと育てられているコマクサだけれど。。。。
それでも嬉しい。
来年は大きくなるんだよ
河口の縁をずっと辿り あの大きな岩に向って歩いて行くと頂上・・・・らしい。
私ののんびりのために時間送れては大変
「ピーちゃん先に行っていて。」
私はピークハントには拘らないのでね
もう少しのんびり花探ししましょ。
あれを熊と間違えた。
あらら エーデルワイスならぬウスユキソウにまで出会いました。
随分大きいウスユキソウです。
エーデルワイス エーデルワイス♪
葉っぱがダイコンソウみたいだけれど花は明らかに違うし。。。。
よーく見ると花が少し残っているのもあるのでコキンレイカかなぁ?と
あの道を歩いて来たんだねぇ・・・・と振り返っているとピーちゃんが呼んでいる。
すぐそこが頂上だよ。 カモシカの赤ちゃんがいるよ
と言って行かなかった。 戻っておいで~
理由は無い 強いて言えばシャトルバス間に合うかな?って思ったこと
5分で行けたのにね
ここから更に進んで周回するコースがガイドブックに載っていたコース
カモシカは人をあんまり怖がらない。 前に山道を車で降りていて手の届くところで草を食んでいたカモシカを見たことがある。
さすがに手を出したらごそごそと降りて行ってしまったけれどね
帰り道 森林に入ってから振り返ると
特徴的なでっかい岩が見える。
20分ほどのお釜歩きだったけれど 随分遠くに見える。
これが本当の回り方だった。。。。
っと バスが バスが・・・・
シャトルバスが来ているじゃないの
動け~ 早く動け~ このリフト
間に合わないよ~
リフトを飛び出して 走って走って バスの前で手を広げる。。。。。
間に合った~
大好きな果物とキノコ 野菜を重いほど買って帰りました。
やっぱり時間欲しい。 一週間ほど滞在して満喫したいね・・・と叶わぬ夢を語りながら帰路についたのでした。