Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

盛りだくさんな一日 彦根遠征 彦根城

2012-09-22 18:26:23 | まち歩き

電車に乗っていると必ず探す彦根城

金亀山と言われる山(?)の上に建っているので案外探しやすいし その姿が美しい。 娘がアホのようにひこにゃん好きで何度も付き合わされたこともある。

私の曖昧な記憶では昔のまま残っているお城の一つだと・・・松本城 犬山城 彦根城 姫路城? 国宝指定された4城の一つだそうな

幸いどの城も何度も足を運んでいるので 比べながら見ることができる。

Hikonejyou
何度も来ているのに知らなかったことがあります。

彦根城は移築伝承の城なんだって

つまりあちこちからの寄せ集め? 工事期間の短縮やコスト削減 縁起物・・・と言うような理由でこの頃良く取られた方法らしいのですけれど

譲った方はどうなるんや?

天守は京極高次の大津城から来たんだってよ  大津城は天守が無くなってしまうやん

佐和山城から佐和口多聞櫓と太鼓櫓門

小谷城から西の丸三重櫓

Tenbinyagura
これは天秤のような形をしているから天秤櫓 長浜城から持ってきた

オリジナル何にも無いように見えるけど・・・・

Isidann石段は 走って攻めてくるに障害になるように 高さ 幅 傾斜でごへごでごへご

一定でないので歩いていてもちょっといらっ!

もう一つ彦根城で有名なのは 登り石垣

5箇所に見られるこの石垣は斜面を登るように築かれた石垣で 朝鮮出兵で日本軍が各地に築いた和城に見られる石垣なのだそうだ。

今日本でこの石垣を見られるのは 洲本城とか松山城とか

とにかく珍しいらしい。

彦根城に入ろうとしてひこにゃん情報をチェック あれれ 今すぐそこの博物館にいるようだよ

行ってみる。 様子がよくわからないけれど並んでいるのは数人・・・・でもちっとも動かない。おかしいねと先をこそっと覗いてみたら・・・・なんだとぉ?

Hikonyan
あかん こりゃあかん

と言うわけで 私達は格調高く?国宝探検に出かける。

Yabumyouga

Goboudumi_2
石垣の積み方がちぐはぐなのが気になる。

1854年に石垣を組み替える大改修があったそうでその時に東側はごぼう積 西側は落とし積となったのだそうだ。

確かに一目で右と左と違うのは分る。そういえば途中から色が違っている。

でもごぼう積も落とし積も初めて聞く積み方で違いを説明できない。

調べてみたらごぼうのような細い石を差し込んで積んでいく工法らしい。 野面積の一種?

私は穴太積みが好き。 綺麗だもの

Otosidumi

Kaidan階段は相変わらず急です。

「槍ヶ岳の階段でもここまで急じゃないんじゃないの?」って聞いたらジオンさん「槍ヶ岳に階段なんかあったっけ?」

おいおい

ま とにかく急です。 手すりにしがみついて登ったり降りたり

Idokuruwa井戸郭です。

あの日の当たっているあたりに井戸があります。

籠城戦になると水と塩は絶対必要なもの。 石垣も特別高くて堅牢な葉です。

Isigaki_2
こちら側は玄宮園へ繋がる道

いわゆる表玄関では無いからでしょうか 人が少ないです。

石垣良い感じです。

竹田の岡城にも似ていると思いました。

Hana

Rakurakuen
彦根城の北東に大名庭園 玄宮園があるのですが その反対側に楽々園があります。 井伊直弼が生まれた場所だそうです。

ここも公開していたのですが どうしてか一度も見に行ったことがありません。枯山水のお庭と建物を遠目に見るだけでした。

今日もそうです。

Tukiyama玄宮園は中国の瀟々八景にちなんで選ばれた近江八景を模して作られたと聞いていたんだけれど。。。。

これひょっとして竹生島?

小さな岩は多景島?

あの橋は瀬田の唐橋? 

じゃぁ 三井の梵鐘は? 石山の秋月は? えっと~~

と無理矢理考えてみる。

Ike

Housyoudai_2
鵬翔台ではお抹茶いただく事も出来ます。

丁度この時期虫の音を聞く会があって 足下に素焼きの器があちこちに置かれています。

夜になると水面に映った星なんぞを眺めながら虫の音を聞くのでしょうか?

優雅やなぁ

あ そうそう 近江八景がどうにも気になってでるときに受付の人に確かめたのですが 特にどれがどれ・・・と言った風な作り方はされていないようで 雰囲気を味わって下さいとのことでした。

な~~んだ  変なの。。。。と思いながらキャッスルロードへ出てみます。

Yassururodoこの道の回りには魚屋町 職人町 加治屋町・・・・等 この辺がどんな風に賑やかだったのか想像できる名前がいっぱいです。

今は何年か前に江戸の町並みを再現したこぎれいな通りに変身しています。

それにしても暑いです。

かき氷食べよ・・・・と言うわけであちこち徘徊して 「仕方ないここにしよう」と入ったところが 案外良いところ

坪庭があって 店舗の奥にしては良いんじゃないの?

Mizuyoukanお茶と一緒に水ようかんが出てきて

「頼んでませんけど・・・・」

と 阿繍さんが箸の袋を見て「あ ここたねやだったんだ」

なるほど

私とボギーさんはもうあんこ受け付けないよね とシンプルに氷苺と氷抹茶を

「小豆のない奴にして下さいね」と

Itigo
これ正解だった。

苺ソースはジャムを使って作ってあるのかしら?

つぶつぶが残っていて苺の香りもして 本当に美味しかった。

他の4人は あれも食べたいこれも食べたい。。。で 氷抹茶(ただし正規のメニューなのであんこいっぱい 白玉 おまけに水ようかんものっている)

かんてん(あんみつのようなもの) やきもちを頼んで 結果苦しんでいた。

「食べて」と言われてかたくなに拒否する私とボギーさん。

何とかおなかに収めて店を出る。

Tanukimame
タヌキ豆のぶらぶらするお店を出て帰路についたけれど

本当に一日充実していたこと

そして暑かったこと

楽しかったこと・・・・・・

コメント (2)
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