Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

秋の入り口に伊吹山花散策の旅Ⅲ

2012-09-11 21:20:05 | 山歩き

花探しの旅を続けましょう。

Kirinsou
はっぱの形からベンケイソウの仲間と分ります。

サボテンの葉っぱのような バラの花のような。。。。

イワベンケイとかベンケイソウを思っていたらキリンソウって

アキノキリンソウとは別物です。アキノキリンソウはセイダカアワダチソウの仲間っていうとみんなびっくりするだろうなぁ

Hotarubukuroホタルブクロ

珍しい花ではありませんが昔はもっと沢山咲いていた気がしています。

季節がまだ早いのでしょうか?

Turiganeninjin
ツリガネニンジン

釣り鐘型の花を咲かすからこの名がある。長い蘂が飛び出しているところを見るとクリスマスのベルみたいだけれど

人参は 野菜のような人参が出来るわけではなく根っこが高麗人参の根茎に似ているから・・・・

若葉はとときの名の山菜。

親しくしているオモニはこれを食べるんだって言ってた気がする。

Kinmizuhiki
キンミズヒキ

あの水引のようだと名付けられたと思うのだけれどちょっと不満だった。

この花どう見ても太くて水引には見えないんだよね

おかしいと思っていたら 水引はタデ科(そうそう イヌタデに似ている)

キンミズヒキはバラ科

こうして見ると花の形は違うけれどなんだかヒナノキンチャクにも似ているよ。

Simotukesou
終わりかけのシモツケソウ

夏の盛り この花が山頂をピンク色に染めて見事です。

初めてこの山に登ったとき下からあえぎながら登っていたら上から知らない人が「頑張って~ 頂上はピンクの天国のようだよ~」って

その時から私シモツケソウは天国の花と思っています。

花はほとんど終わっていますが花茎はまだ赤く残っています。

Simotuke

Akinokirinsu

アキノキリンソウ

どの山に行ってもこの花は見られます。

セイダカアワダチソウの仲間かぁ

似ているっていやぁ似てるかな

Kurumabana
ジャコウソウに似ていると思ったけれどにおいませんでした。

クルマバナだそうです。

Marason
下の方から沢山登ってきます。

あれ? 走っているみたいだし

今日はかっとびマラソンが行われているようでした。

みんな楽しそうです。 悲壮な顔で登っている人がいません。

私もあんな風に元気でいたいものです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の入り口に伊吹山花散策の旅Ⅱ

2012-09-11 19:22:53 | 山歩き

Sarasinasyouma
秋の入り口はまっ白になびくサラシナショウマです。

小さな綺麗な花がびっしりと穂のように付いています。

Sarasinasyouma2
綺麗でしょ?

秋の青空に映えます。花が咲く前はえ~~っ 信じられんという様子ですけれど

Sarasinasyouma3こんなんですよ~

あの丸い玉の中に 花火のような花が隠れている。

Nodake
ノダケ・・・と思われる。

この花が咲く時 竹のようなさやをかぶっている 竹の皮のようなと言ったところだろうか? さやは花の付け根に残っている。

奈良時代から薬草として知られる。

前胡 土当帰と聞くとなるほどね・・・と思う。

鎮痛 解熱 咳 痰など

私もしょっちゅうお世話になっているわ

Ruritoranooルリトラノオ

終わりかけといえども 綺麗な瑠璃色

これがオオバコと同じ仲間って聞くとえ~~っだけれど よく見ると納得の形ではある。

Ruritoranoo2_3
ね?

Ooyomogi
オオヨモギの花

かくとだに えやは伊吹のさしもぐさ

さしもしらじな もゆる思いを

の伊吹の蓬 古くからお灸の原料として親しまれてきたらしい。

私が知っている蓬は男蓬だろうか? 春に摘んでよもぎ餅を作ったり団子を作ったりしたけれど・・・

あまりに巨大な花にイメージが違いすぎて愕然。

Gomana
ゴマナ

胡麻の葉に似ているからと名付けられたけれど胡麻はしそ科 ゴマナはキク科

そして 見た目で間違いやすいのはシロヨメナ

シロヨメナは葉っぱがもっと細い

けれど本当によく似ている。 比べて分るだけで 別々だと自信を持って識別出来ないかもしれない。

Gunnaifuuro
真っ赤な葉っぱ

草紅葉を作る葉っぱの正体は何とグンナイフウロ

6月にいっぱい咲いていたグンナイフウロは秋になるとまた違う顔を見せてくれました。

Sanagi
うへっ 蝶のさなぎです。

どんな蝶になるのでしょうか?

そういえば我が家の山椒はこんな様子のさなぎに占領されて裸ん坊になっていました。

今復活しています。

Kooniyuri
秋の色にしてはきついです。

コオニユリ 夏の花ですよね?まだいくつか咲いてました。

Hinanokincyakuヒナノウスツボです。

雛の臼壷と書けば花の意味が分ります。本当に可愛らしい花

ただちょっと自信が無いところがあります。花の付き方がなんだか違います。

誰か分る方教えて下さい。

Hinanokincyaku2_2
無理矢理伸ばしてみました。

3ミリほどの本当に可愛い花です。

Sujikurocyou
アザミにスジグロシロチョウがとまっています。

と言ってもこの写真ではモンシロチョウと区別付きませんが

黒い紋と黒い筋があるので見分けるそうです。

Kusatatibana
さて なんだよこれ?

細長い糸巻きみたいな実が付いていますけれど

この葉っぱは見たことがある気がします。 ガガイモの仲間で えっとぉ・・・・

まさかクサタチバナ?

え~~っ 凄い こんな風になっちゃうの?

あの爽やかな白い花が面白いことになっている。 もっと面白い事にやっぱりこの実はおひげになっちゃうんだって  見て見たい。

Hanaikadaこの辺に花筏あったよね?

実を付けているかしら?

あった あった あんなに元気だった花筏 どうしたことか虫に食われてぼろぼろに

でも確かに特徴的な実を付けている。

嫁の涙

どうする? ちっとも進めません。 ちょっと休憩して次の花探しに向いましょう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の入り口に伊吹山花散策の旅Ⅰ

2012-09-11 15:39:01 | 山歩き

伊吹山ネイチャーネットワークの観察会は8月26日

花の和名の由来を知ろう・・・・です。 8月の初めにも夏の花で同じ観察会がありましたがその時は北海道旅行の最中でいけませんでした。 同じ観察会でも目線を変えるとちょっと楽しいです。

Nisitozandou
いつものように8合目から西登山道を使って歩いて行きます。

帰りは東登山道です。 こうして同じ道を歩いて行くと春や夏に見た花のその後を見ることができます。

観光客も気楽に登れる山ですから すでに蟻の行列です。

山は瑠璃色の虎のしっぽから 白いサラシナショウマに変わっています。

Oohanaudo
オオハナウド

この手の花は案外難しいです。 シシウド ノダケ セリモドキ 等 割合似ている花が多いのです。

背丈もみんなでかい

外側に可愛らしい飾り花が付いています。 大きな花からオオハナ

ウドは一人で動くが転じたもの。

あるいは茎の中が空ろから訛ったとの説もあるそうですが。

Mitubafuuro
ミツバフウロ

まだ残っていた~

イブキフウロと思っていたらミツバフウロだそうです。

そういえば葉っぱが三つあります。

花だけで判断してはいけないのですね。 それにしてもフウロには沢山の種類があります。

Ibukiazami
伊吹山の固有種 イブキアザミです。伊吹山にはコイブキアザミもあります。単純に言うとサイズの違いでしょうか?

花茎の長さも違うようです。

アザミは 欺くが語源だそうです。

美しいと思って触れると鋭いとげに欺かれる・・・・

Siogamagiku
ひどい写真だけれど シオガマギク

シオガマは世阿弥の謡曲「松風」に由来するものだそうです。

謡曲の話が美化され浜にある塩竃は美しいものとされ やがてだじゃれで

浜で(葉まで)美しい塩竃

花が咲かない若葉でも美しく目立っていることをイメージする名前と言うことだった。  う~~ん わかりにくい

Serimodoki
セリモドキ・・・・と思われる

別名イブキセリモドキ

セリは花が咲くと草丈を競り合う事から

しかしこのセリは食用では無くモドキ・・・・と

ヤマゼリって言うのもよく似ているから識別が難しい。

Turuninjin
蔓人参

高麗人参の根茎に似ているから人参の名前がついています。 つる性なので蔓人参

花冠には斑点があるのでそばかすに見立ててジイソブ

ソブは木曽の方でそばかすのことだそうです。

じいちゃんのそばかすかぁ

Turuninjin2
ジイソブ覗いてみると・・・・

ふん 面白い植物だね。

バアソブもあるよ。 これより少し小振り

でもサイズだけの問題だろうか?

Kusabotan
クサボタン

秋になってこの花を見つけると嬉しい。

なぜクサボタン? なぜボタン?

花がカールして可愛いから飾りボタンに・・なんて思ったのかしら?と勝手に想像

キンポウゲ科 センニンソウの仲間だって  有毒

センニンソウの仲間って事は これも花が終わるとおひげになるのか?

Itadori
痛取り 江戸時代の漢方の本でこの植物は傷薬として載っている。 傷の痛みを取る・・・・イタドリ

虎杖

新芽の頃の太くて長い縞模様を虎の尾に見立てた虎杖

そんな謂われがあるそうで スカンポ イタンボ ドングイ・・・・いろんな呼び方があるようです。

ど~ての スカンポジャワ更紗~ ♪昼は蛍がねんねする~ ♪

Koutai
ルリトラノオがまだ少し残っています。 綺麗な瑠璃色です。 シモツケはほとんど終わりで 茎の赤さがシモツケソウのあったことをうかがわせています。

サラシナショウマ 白くて大きな穂になって風になびいています。

季節に寄る交代劇を見せてくれます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする