沙羅餐(さらざん)は自家栽培で蕎麦を作っていると聞いて、久しぶりの蕎麦気分に期待が高まります。
店内は大きなテーブルとゆったりとした椅子で落ち着いた色調です。
メニューを見てすぐに『ざるかけ』に心が決まりました。
かけ蕎麦なのですが、汁と蕎麦が別盛りになっていて、ザルに湯切りされた暖かい蕎麦をお客が自分で汁に入れるのだそうです。
次に美味しそうな天婦羅が目につきました。
隣のお客さんも天ぷら蕎麦を食べてます。
しかし、海老と油ものNGの私は『蕎麦屋の卵焼き』を注文です。
注文を終えてほっと一息、番茶が落ち着きます。
待つこと数分で出汁巻きが運ばれてきました。
蕎麦屋の卵焼きだから、蕎麦汁入りの出汁巻き卵。上品な薄味がついています。
丸くした大根おろし、たっぷりのネギ、そして掛け出汁醤油添え。
一口頬張ろうとしたところに、蕎麦が登場です(写真最上部↑)
薬味はたっぷりのネギと三つ葉、そしてなんとおぼろ昆布でした。
まず蕎麦を一気に汁のなかに投入し、お箸の先でほぐしてから頂きます。
奥歯でゆっくりと噛み締めます。余韻で蕎麦の弾力が残ります。
温かい蕎麦をザルで・・・伸びないのかなと思いましたが、さすが老舗、ちゃんとアルデンテで提供できてるので凄いなと思いました。
次に汁をひと啜り!
過不足なく出汁も効いて美味しい一杯のかけそばです。
三種類の薬味をどの順番に試そうか少し悩んで、まずは三つ葉から。
三つ葉の香りが蕎麦と良く合って、これはたいへん満足な組み合わせでした。
おぼろ昆布は塩気が気になって、一口食べただけで終わりました。
ネギもほんの少量試しただけで、やっぱり三つ葉がお気に入り!
長い移動直前は温かくてお腹に優しいものが欲しくなる。
全部完食して満足の夕食でした。
沙羅餐(さらざん)中部国際空港店 →→→★★★
住所:愛知県常滑市セントレア1-1 中部国際空港 旅客ターミナルビル 4F
営業時間:月~金曜日 10:00~16:00 17:00~21:00
土・日曜日 10:00~21:00
定休日:無し