暑中お見舞い申し上げます!
今年は7月20日が土用で、全国的に鰻の日です。
でも当日はどこの鰻屋さんも混雑が予想されるので、早めに食べに行ってきました。
どこにしようか何日も前から迷うこと、迷うこと!
ちょうどTVで古座川が映っており、地元の家族が鰻を捕りに来ていた様子が紹介されてました。
古座といえば昔美味しい鰻屋があったのだそうです。今は閉店してしまったが、息子さんが串本で鰻屋をやっていると聞きました。
行ってみたら美味しかったというので、今年は鰻(食べ歩き)チームに私も同行することに!
梅雨は明けたというのにまだ分厚い雲が空を支配しています。車を降りてほんの数分でお店というのに汗が出てきます。
白い暖簾が目印の小さなお店。店内もこじんまりと4人掛けの小さなテーブルが4卓ほどの規模です。
壁に貼られたメニューも実にシンプル。
鰻重のみです。2切れが並、3切れが上、5切れが特上、そしてもうひとつ1匹が超特上です。
ちょっと迷って全員が5切れ(特上)2200円を注文しました。安いと思ったのは私だけでしょうか?
すでに下準備が終わっているらしく、タレを塗って焼くだけのはず。
それほど待たずに鰻重が運ばれてきました。
蓋を開ける時ってワクワクします。
上品な量のご飯の上にびっしりと敷き詰められた鰻が5切れ!
東京の鰻は一度蒸し揚げてから焼くのですが、関西の鰻は串に刺して白焼きにします。
それからタレをつけて焼き揚げます。
香ばしく歯ごたえもあって・・・お店によってはワイルド感満載のところもありますが、
ここ東の鰻は関西風なのにしっとりめで非常に食べ易い焼き上がりでした。
ひとつには鰻の大きさ(厚さ)によると思うのですが、もうひとつはタレがそれほど甘くない。
東京のほどサラリとはしていませんが、関西風にしてはあっさり感のあるタレでこれなら私も完食できるかもというものでした。
ご飯の量が少なくて、それが食べやすい原因の一つです。
もちろんご飯大盛りもあり、後ろのテーブルの男子は大盛りを注文してました。
3切れ食べたあたりからかなりお腹が苦しくなり、4切れ目にはため息をひとつ吐きました。
一呼吸置いて仕切りなおして食べ進み、頑張って5切れとご飯を完食です。
テーブルは小さめで4人で座ると窮屈感あり、山椒はスーパーで売っているような市販の瓶入り、お重はプラスティック製、だけどそれで充分だと思います。
何よりもコスパ良し! お会計するときに喜んで払える内容です。
そもそも今回鰻を食べに来たのは、スーパーのチラシを見たからです。
土用に鰻を食べよう!という蒲焼を予約するチラシを持ち帰り検討したのですが、国産鰻ってスーパーに注文する値段かい?ってくらい立派なお値段だったのです。
これなら鰻屋でお腹いっぱい食べたほうがいいよねってことで今回の鰻遠征となりました。
チーム全員、お腹をさすりながら笑顔でお店を出て近所を散策しました。
帰りの車の中は居眠りする人続出でした(笑)
東(ひがし) →→→★★★
住所:和歌山県東牟婁郡串本町串本10-12
営業時間:11:00~14:00 *売り切れ次第終了
定休日:不明