お肉が食べたいと思っていた。
そういう時に限って類友が囁いた情報がやけに気になる。
悪魔のささやきというものである。
脂少なめ、余分な付け合わせは要らない・・・そんな私にオススメはステーキ、それもフィレステーキらしい。
気がつけばお店に予約が終わっていた(笑)
ナビに住所をセットして出発だ!
高床式の一軒家、一階が全部駐車場になっていました。
階段を上ってちょっとドキドキしながら扉を開けました。
さすがの私も初めて訪れるお店は緊張します。
店内は教会をイメージしたクラシカルなインテリアで、日常から離れてほっと一息つけるような・・・なんだか落ち着く雰囲気です。
200gにするか150gにするか少し悩んでたのですが店員さんに説明でスープやサラダが付いたセットになっているということで、フィレステーキ150gをオーダしました。
シンプルなセッティングですが、店内は隅々までお掃除が行き届いていて嬉しくなります。
さ、あとはお料理が届くまで瞑想しながら待ちましょう(笑)
お肉は大きな塊を焼いたものの一部を食べるのが理想なのですが、実際に食べることができる量というのはほんのわずか。
注文後も200gか150gかをぐずぐずと悩みながら待ちます。
たった50gの差ですから考えなくても良いのですけど、食べ物を残すのは嫌なんですよ。
焼き加減はミディアムでお願いしました。
血が滴るようなステーキを!と思ったのは若い頃で、今は血が滴るのは勘弁してほしいのです。
好みは変わるものですね。
最初に届いたのは、鶏と玉ねぎのスープです。
コンソメ色なのであっさりして見えます。
期待どおり鶏の旨味が出た優しいスープでした。
スープの表情を見ると作りかたが想像できて楽しみながら一気食い(笑)
しばらくまって美味しいそうな匂いと共にステーキが届きました。
サラダとパン(ライスかパンが選べます)も一緒に届きました。
鉄板の上にはシンプルにお肉だけが乗っかっています。
アメリカンスタイルですよね〜
たっぷりの肉汁からはバターの香りが立ち上っています。
長いフィレの肉の塊からどの部分を切り出したのかとニヤついてしまいます。
そういえば予約時に、ランチでもステーキだけ大丈夫ですかと質問したら、注文がもうお決まりでしたら切り出しておきますねと言ってもらえたのを思い出しました。
焼く時の肉の温度も大事なんです。
だから事前に切って室温にしてから焼くのは基本中の基本。
ステーキが届いたときの時間を考えると、私がスープを食べ終えてから焼き始めたのは間違いない。
いろんなことに嬉しく思いながら、いざステーキにナイフを入れました。
撮るために真ん中あたりを切ったのはお許しください。
注文通りミディアムの焼き加減。
ふわっと立ち上る匂いのなかに甘さがあるのは松阪牛の特性でしょうか。
柔らかさと肉独自の強さを楽しみながら、バターが香るソースをたっぷりとつけながらよく噛んで最後まで食べました。
バゲットには軽くバターがついていましたが、この肉汁をつけて食べてしまいました。
以前は鉄板ではなく陶器のお皿に乗せ、赤ワインソースでの提供だったのですが、今はこのスタイルになったとか。
ステーキソースもいろいろあるけど、松阪牛フィレステーキにはこのバターソースがよく合うと、何日か経った今も思います。
食べた後も思い出してこんなに楽しめるとは!(笑)
最後に久しぶりのコーヒーをゆっくりと飲んで、充実した休日のランチを終えました。
西洋肉料理 岡 HPはこちらです
住所:松阪市内五曲町115-20
営業時間:ランチ11:00~15:00 ディナー17:00~22:00
定休日:火曜・水曜日
今はどのお店も夜営業は20:00で閉店です。
食事時間にはどのお店も閉まってます。
食べ歩きのブログになってしまっていますが、ちゃんと自炊もしています。
調理することはすっかり私の一部だし、取り立てて新しい料理に挑戦もしていないので写真も撮らなくなりました。
今日はこれからお料理タイム。
淡竹(はちく)というのか笹竹というのか、通常よりは細い筍をいただいたので八宝菜、青椒肉絲、混ぜ込みご飯を作ります。
炊き込みご飯ではなく、具材を濃いめの出汁で煮てからご飯に混ぜ込むものを作りたい。
お弁当もいくつか作って冷凍保存。
さ、そろそろ始動しましょう。
みなさまもよい休日を!