コンセプトのありそうな看板だと思っていたら、良質な出汁から作るラーメン屋でした。
女子会でも話題にあがったのですが、メンバーの誰も行ったことがない。
私に斥候役をやれというのです。
おそるおそる訪問したのが平日のある昼下がりのことでした。
お昼時のピークをはずしたので、店内には3組のお客様でした。
扉を開けると出汁のよい匂いが充満していました。
ずっと「かつおぶし太郎」と思っていたらなんだか文字が少ない。
よく読むと「かつぶし太郎」でございました。ごめんなさい。
店員さんに聞いてみると、鰹節など出汁を扱う会社がやっているラーメン屋なのだそうです。
醤油と汐、最初に食べるのはどちらがよいかな?と聞いてみると、
醤油のほうが出汁がよくわかるのでオススメですと答えていただきました。
シンプルなのもよいけれど、せっかくだから全部乗せの豪華なもの、「醤油そばグランデ」を注文することに。
食券制ではなく席についてから決めることができます。
注文が終わってひとあんしん。
カウンターに座ってキッチンの作業音を聞きながら、出来上がるのを楽しみに待ちます。
この時間が一番好きかもしれません。
麺をお鍋に入れる動作、茹で終了のタイマー音。
お湯を切る音、そして盛り付けに入ったらしい動き。
ほどなく醤油そばグランデが届きました。
清潔感のある佇まいです。
麺とスープはこんな具合。
思ったより醤油の色が濃いと思います。
センターには綺麗な食用花のトッピングです。
鶏チャーシューは炙りでした。
で、ネギではなく玉ねぎの刻みです。
スープを飲むと、TAROの文字がでてきました。
味付き卵はもちろん半熟で鮮やかなオレンジの黄身です。
その卵に魚を表した焼印が付いています。
海苔に店名をつけているお店は多いけど、卵にマーキングしているところは少ないかも。
ストレートの細麺で、トッピングは・・・
海苔
卵
豚チャーシュー
炙り鶏チャーシュー
穂先メンマ
水菜
玉ねぎ
食用花
となっていました。
麺は堅めの茹で上がり。
もうほんの少し柔らかいほうが好みなのだけど、最近はバリカタのお店が多いのでこんなものだと思います。
濃い目の醤油味です。
よく効いた出汁は深みがあってとっても美味しいラーメンに仕上がっています。
節・・・魚系の出汁の具合は、さすが出汁屋さん!と大きな声で言えるくらい上品なものです。
そして昆布がかなり効いています。出汁の印象は昆布がかなり突出しています。
お店を出た後も半日ほど口のなかで出汁が彷徨っていました。
マスクをしているから特に出汁の1日でした(笑)
これから寒くなるとラーメンの季節になります。
しばらく経ったら次は「汐そば」を食べに行こうと思います。
かつぶし太郎 HPはこちらです
住所:松阪市京町515-19 SUNRISEビル1F
営業時間:11:00-14:00
17:00-21:00(日-水)
17:00-22:00(金・土)
17:00-21:00(日-水)
17:00-22:00(金・土)
定休日:木曜日