■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

大勝軒@南池袋

2007-08-26 | ラーメン
池袋東口で待ち合わせをした。
ところがラッシュアワーの真っ只中である。
しかも、JR東口と西武池袋線東口と・・・2箇所ある。
それでもなんとか落ちあえて、『とらさんサーチ』で調べた道順をたよりに
グリーン大通りを話しながら歩いた。
2年ぶりになるだろうか、まだあどけない顔をしていた若者は大人の顔になっていた。

東池袋を継承するといわれている南池袋大勝軒。
こぎれいにプロデュースされたインテリア。
奥に細長くラーメン屋としてはかなりの席数です。
ほぼ満席。
券売機の前で迷うことなく『もりそば』です。
同行者はもりそばにたまごをつけた。
ようやく2人で座れる小さなテーブル席をみつけてうれしくなる。
若者はさっそくお水をもってきてくれた。
お水はセルフの店です。私は未だ気くばりができない(笑)

ほどなくでてきたスープは・・・
ん?表面にうっすらと膜が張っている。
同行者も私も同時に気がついた。
が、オーバーアクションにならないように目で合図した(笑)

続いてでてきた麺はあの模様の丼に入っている。
そうなんです、この丼に入ってるとうれしくなる。
大勝軒はこうでなくっちゃいけません。
麺の色はやや薄めの黄色。色はかなり期待させてくれます。

チャーシューは・・・すばらしい。
他店とは違って、肩ロースのきれいなポークで味も同様にきれいで美味しかった。
やわらかい仕上がりだ。
「チャーシューが違うなぁ」とつぶやく同行の若者に
部位が違うだけだと共通の味が存在するが、豚の種類と産地が違うと味そのものが違うということを話したりする。




スープ割りを頼むと保温ポットに入っているスープを注いでくれる。
割り用のスープは透明感があり、ラーメンスープとは異なるものだ。
それをふたりで味見しながら店内を観察する。
外に行列はないもののほぼ満席で、一組帰るとほどなく一組が入ってくるという理想的な繁盛ぶり。

私としては麺はもう少し弾力がほしくて、スープは熱々ならよかったのになぁという感想です。
スープが少しぬるくてちょっと残念。

でも私にはわかる。
蒸し暑い日が続くこの夏に、暑い厨房、ひっきりなしの来客。
午後8時過ぎにはだれだってうっかりしてしまう魔の時間帯だ。
そんなときもあるのだ。


しばらく外でたたずむと、隣に見えるのは黄色の看板の『二郎』に行列だ。

やっぱり場所は大事だとつぶやいた怪しい二人でした。









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