前から書きたかったネタですが、なかなかスキャンする暇が無く間があいてしまいました。
表題のとおり、嫁ぎ先の鉄道会社から本来の新製導入鉄道会社に里帰りした電機の話です。
東武鉄道電気機関車第一号機の(ED)101で、遥々近江鉄道から東向島の東武鉄道博物館に
帰ってきました。同機はすでに東武時代にED4001に改番され、近江鉄道でも同番号ままに
使われていましたが、里帰り後東武鉄道の並々ならぬ努力により導入当時のED101号に
復元されて、ネコヒゲ5701と共に展示されています。
塗装ほか外装全てを導入当時のED101号は今にも動き出しそうな現役電機の風格が
感じられます。
ニス塗りのような車体の光沢と社紋、形式プレート、EEのエンブレムが美しいです。
NO.741 1928年製造で、当年とって82歳!
以前5701号のことをブログに書きましたが、今年1月に当博物館を訪問した第一の理由は
このED101に会いたかったからなのです。
実は狂電関人は、古典輸入電機も大好きでその保有数が多い近江鉄道は、
以前から気になっており、ようやく2005年春に訪問することができED14などの走行シーンも
偶然撮影できるという嬉しいハプニングもありました。
その際に、まさに今回のED4001号も撮影しておりました。
当然この時はそんなことになるとは夢にも思っておりませんでした。
近江鉄道で、2005年3月に撮影したED4001です。
同年代機には凸型電機が多い中で箱形のボディーで顔が左右非対称というスタイルは
黎明期ならではで、このアクの強さに魅かれます。
東武鉄道の貨物が走っていたのを散々見たにもかかわらずついぞ撮影せずじまい。
そんなことからも1度行きたかった東武鉄道博物館。そしてED101号。
一度訪問してみてください。
撮影;ED101は2010年1月11日 NikonFM3A NikkorMICRO55㎜ KODAK BW400CN
ED4001は2005年3月 NikonFM3A Nikkor28㎜ TX
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西武のE41~44は兄弟機ですよね!!
私も小平あたりで工臨を撮ったような記憶が
有りますね。
それにしてもED101、ピカピカに磨かれていて確かに今にも動き出しそうな雰囲気。モノクロで撮ったのも正解でしたね。