久々のゴハチ紳士録です。
ヘッドマークこそ無い時代の山陽寝台特急 彗星を牽く62号機を
真夜中の岡山駅で捉えました。
静まりかえる岡山駅の構内に彼の機の息吹と、
電源車のディーゼルエンジン音のみ。
機関士が交代して、数分ののち払暁の山陽路を下って行きました。
1977年 早春
最近田端区の81の件以来頻繁に訪れています(汗)
そんな中思ったことですが、ちょうど常磐線は車両の世代交代期に当たっていると・・・
電関人が足を向けるようになったEF81からEF510へ罐は代わり、
先日アップしたように、特急車両も651系からE657系へ、
中距離はすでに415系からE531系へ置き換え済み。
そして今度は、旧国電区間通勤車両の番。
JRの203系や営団の6000系はいよいよ本格的な置き換えが始まろうとしています。
デビュー当時の昭和40年代は斬新なスタイルだった営団の顔も間もなく過去帳入り。
そして、先日引退した兄貴分201系の後を追うように203系も引退へ。
昭和時代の息吹を強く感じていた常磐線もここ1年で大きく変わりますね!
場合によっては、魅力的な写真も撮れます。
鐡の世界では被り・裏被りといい、本命の列車が見えなくなったり後ろに写ったりすることを
嫌がりますが、うまい位置ですれ違ったり2~3の列車が複々線等で同じ方向に向かって
競争してくるシーンも迫力が有ります。
昨日の鐡では、常磐線で特急同士のすれ違いと地元蕨で高崎線と京浜東北のDHを
カメラに収めることができました。
なかなか狙っても列車のすれ違う位置は予測しずらく、絵にできるチャンスは少ないです。
特急同士のすれ違い。少しタイミングが合いませんでしたが何とか撮れました。
2つの列車のデットヒート。こちらの方が難易度は低いかも。
武蔵野線荒川鉄橋に防風フェンスが付いて以来すっかり貨物専撮影から遠のいてました。
しかし、田端区EF81の定期運用離脱の話が出て以来、新たな貨物専撮影が復活。
12月の声を聞いてから、その定期運用を基本的に持たなくなった田端の81ですが、
鐡友から代走で運用に入る話をされ、またもや常磐線に出撃しました。
今日は、その前に以前から行ってみたかった新金線中川鉄橋で、
PFを撮ってからの転戦です。
正直、EF81にここまで萌えになるとは思っていませんでした。
本当に国鉄罐が好きなんです。
原色罐同様、電関人としてはプレートに赤や青の色差しをされるのは××です。
ということで、F色ではこのパタンーが好きです。 73レ 1101号機
同じ場所で、1091レ 1088号機も撮影したのち、
一路6号線を下りトリフジの例のポイントへ。
2097レには98号機が代走で・・・。
今日は、標準ズームで狙います。
そして、今日も締めくくりは安中貨物こと5388レを 佐貫~牛久で撮影。
またもや、通過時刻が近づくと太陽が雲の中に入ってしまいます。
それでも今日はほんの少し81号機に薄日があたり、やや納得。
さあ、本来はこれで終了なのですが今日はもう一仕事!?
電関人の地元へ高速経由で急行し5781レを再度狙う趣向に・・・。
現地到着後、積荷が面白い2082レを見送り。1094号機でした。
なかなかバックショットも面白いです。
今日のオーラスで無事に5781レに化けた安中貨物を再度収得。
国鉄罐三昧の1日でした。
来年3月改正でついにその時が来てしまうようです。
1964年12月にデビューした最初の481系特急は「雷鳥」と「しらさぎ」でした。
その雷鳥は、481系の運用とともに2011年3月改正にて終焉を迎えます。
電関人が鉄道趣味に熱を上げ始めた70年代頃は、151系を「こだま型」とか
581系を「月光型」などとその形式を代表する特急の愛称名で呼んでいました。
本来ならば、481系ボンネット車は「雷鳥型」と呼ばれてもいいはずなのですが、
確か「つばめ型」と言っていたような気がします。
そんな歴史を秘めた特急雷鳥は走行区間から大阪に行った際に少々撮ったのみ。
未だ例のパノラマグリーン先頭車も撮っておらず、おそらくこのままになてしまいそうです。
その数少ない中から・・・
おそらく1980年の撮影と思いますが、山崎のストレートにてサシ入りの堂々12両。
少しピン甘が残念です。
そしてもう一枚。
1976年の京都駅1番線。
父親譲りのOLYMPUS PEN-FTで撮影の懐かしい1枚。
この頃思ったのは、ボンネット特急は「つばめ」「はと」「しおじ」など
ひらがな名が多かった中列記とした特急用の鳥の名で、
漢字名の「雷鳥」は「白鳥」と共に格好良い特急名だと。
またひとつ名列車が無くなるのは寂しいです。