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新千歳空港すり抜け 隙を突かれた形…保安体制は大丈夫か "判断の拙さと低下した現場力”

2016-08-07 12:48:54 | 社会
http://mainichi.jp/articles/20160806/k00/00m/040/175000c毎日新聞2016年8月5日 
 北海道千歳市の新千歳空港で5日起きた女性客の保安検査すり抜けトラブルは、検査場の職員が現場を離れた隙(すき)を突かれた形だ。女性の意図は不明だが、そのまま飛行機に乗って離陸した可能性もある。2020年東京五輪に向け、空港でのテロ対策も大きな課題となる中、改めて保安体制の見直しが迫られる事態だ。

 国土交通省新千歳空港事務所や道警によると、女性による保安検査のすり抜けがあったのは国内線ビル「保安検査場A」。午後0時13分、検査場の職員が航空券に印刷されている二次元コードを機械にかざすよう求めると、女性は「必要があるのか」と尋ねた。職員が別の職員に相談しようと現場を離れたため、女性を見失ったという。検査場のカメラには、女性が金属探知機のゲートを通らず、検査を終えた手荷物を持って搭乗待合室に入る姿が映っていた。

 女性は20代前後で、若い男性と一緒だったと見られるが、連絡が取れず、利用便も不明だという。

 同空港はトラブルから約1時間経過した同1時6分に国内線全便の運航を停止。全乗客をいったん保安検査場の外に誘導し、午後2時半に再検査を開始、同3時10分に運航を再開した。

 女性は運航停止を決定する前に出発した便に搭乗していたか、再開された再検査を受けずに、立ち去ったとみられる。道警は建造物侵入容疑などの可能性があるとみて女性の行方を捜している。

 保安検査場近くでは運航再開を待つ長蛇の列ができ、蒸し暑さと疲れで座り込む高齢者や子どもの姿も。神奈川県鎌倉市から夫婦で旅行に来ていた山田ミヨコさん(86)は「1時間以上、ずっと立っていた。早く帰りたい」とぐったりした様子で話した。【安達恒太郎、野原寛史、江連能弘】

感想
午後0時13分;女性による保安検査のすり抜け
  1時6分 ;国内線全便の運航を停止
  2時半  ;再検査を開始
  3時10分;運航を再開した
すり抜けてから53分後に運航を停止しています。
通常30分前に搭乗ゲートにいて、そして10分ほど前に搭乗開始。
約1時間経過したならもうその女性はいないはずです。
しかし、とった判断は全便運航停止。
運航停止してさらに1時間24分後に再検査。
判断が遅すぎます。
かつその判断が無意味の可能性が大です。

セキュリティも現場の一人ひとりがやるべき仕事をどうするかにかかっています。
どんな高度なセキュリティシステムを構築しても人が行います。
上司に相談するなら、誰かにその女性について見て貰うことでしょう。
それとセキュリティを通過したら、通過した確認を取っておくことでしょう。
それが仕組みになかったようです。そのため誰だったかが後でトレースできていません。

今回を次に生かすことが一番大切だと思います。