・そもそも妻の怒りの理由は、「今、目の前で起きたこと」だけではない。過去の関連記憶の総決裁として起こるものなのである。女性は。感情に伴う記憶を長期にわたって保存し、しかも「みずみずしく取り出す」ことが得意な脳の持ち主だ。
・女友達として接しよう
「おっぱいをあげている間はしょうがない」とわかっているだけで、ちょっと楽になれるはず。この時期は、オトコ風を吹かせず、妻の女友達のように接することを心がけよう。
・女性脳は、他人の体験談を自分の知恵に変える
面白いのは、共感して感情の見出しがつけば、自分の体験と同じように扱える点だ。他人の体験談を「とっさの知恵」に変えるのが、共感という行為なのである。つまり、女友達が、「階段でつまずいて、転びそうになった怖さ」に共感すれば、自分が同じようなつま先の細井パンプスを履いて駅の階段を下りるときには、無意識のうちに手すりのわきを行くことになる。
・女が、男との会話を不毛に感じるのは、男たちが「自分の身に起った、ささやかなこと」をプレゼンしてくれないからだ。「今日会社で、こんなことがあってさ」みたいな話。
・男性脳にとっては、共感より問題解決こそがプレゼンなので、共感を橋端折って、「〇〇すればいいんじゃない?」「やらなくていいよ、そんなもん」と、いきない問題解決してしまうのだ。かくして、女たちは、「思いやりがない」「私の話を聞いてくれない」「いきなり、私を否定してくる」となじってくるのである。
・地雷を踏む台詞に気をつけよう
・つわりで苦しんでいるときに
「お袋が、つわりは病気じゃないと言ってたぞ」
「気の持ちようだよ」
「(匂いで)具合が悪くなるなら、ご飯作らなくていいよ。食べてくるから」
・出産直後に
「あっという間だったな!」
「楽なお産でよかったね」
「すんごい顔してたよ(笑)」
・出産後の授乳期に
「今日一日何してたの?」
「ご飯ないの?」
・家事、育児の大変さを愚痴られたときに
「俺のほうがずっと大変」
「手伝ってるじゃないか」
「一日中う、家にいるんだから(できるでしょ)」
・夜中赤ちゃんが泣きやまないときに
「君は昼間一緒に寝られるからいいじゃないか」
これらは、夫からするとそれほど大したことを言っているつもりはないだろう。が、命がけで子どもを産み育てている妻を殺すひとことだ。
・挽回は穏やかな時間をねらうと効果的
解決方法は、真摯に謝る。それしかない。「もう何度も謝ったけど」と思うかもしれない。しかし、男性は謝っているつもりで、なんでそれを言ってしまったか、やってしまったかの理由や原因を言い募りがちだ。
たとえば待ち合わせに遅れたとき「出る間際にクライアントから電話がかかってきちゃって。ごめん」などと言う。それは言い訳であって、「だから、自分は悪くないんだよ」としか聞こえない。女性が望んでいるのは、一人で待っていて、心細かった、その気持ちに気づいてほしいということだ。だから、正解は「君に心細い思いをさせてしまって、本当にごめん」である。
・地球上の生物のほとんどは、生殖をその存在の第一使命としている。生殖して遺伝子を残す。その最も効率的な不法は、「タイプの違う相手とのかけ合わせ」と「生殖機会ごとに相手を替えること」。感性が違うほど、遺伝子の多様性を極め、子孫の生存可能性を極め、子孫の生存可能性が高まることになるからだ。
・「ビジネスプレゼン」
1)双方の提案に対して、互いにメリットとデメリットを挙げる。
2)実際に調べて検討する。
3)デメリットを回避する消極的なメリットではなく、互いのゲイン(手に入れられるもの)を示す。
4)以上を踏まえて、結論を出す。
・娘は、母親にとって、頼もしい女友達であると同時に、かなり手ごわい同居人なのである。
その妻と娘が対立したとき、男がとる道は、ただ一つ。あくまでも妻の味方をすることに尽きる。
・「うちは、小さな子がいるのに、本当によく片付いているなぁ。おふくろなんで、しっちゃかめっちゃかだった」なんて、この際実母を悪者にしてもいい。何もできない妻でも、「笑顔でいてくれて嬉しいよ。ほっとする」とねぎらう。とにかく、ねぎらい、感謝する。
・言われたら、収拾がつかなくなる前に、「何度も嫌な思いをさせてごめん」とすっぱり謝ろう。
・妻は家庭内での危険を回避したい
・時には逃げずに妻と対峙しよう
・「アドバイスを無視された」なんて、力を落とす必要はない。女性は、相手のセンスを認めていなかったら、最終確認にさえ使わないのだから。
・言わなくても察してほしい女性脳
・妻が絶望する夫のセリフ
1)「だったらやらなくていいよ」
火事が大変だと訴える妻に言うと、「君がいつもやっていることは、僕(あるいは世間)にとってそれほど重要ではない。やらなくても気にならない」と聞こえる。
2)「つまりこういうことだろう!」
愚痴に対しては「わかるよ。大変だね」と共感するだけで十分。頼んでもいない要約や解決策の提示は余計なストレスを増やすだけ。
3)「おかず、これだけ?」
夫が自分が食べるご飯の量にに対してのおかず量の塩梅を、あらかじめ計るために聞いたひとことでも、「たったこれしかないの?」と聞こえる。余計ないことは言わずに様子を見よう。
4)「今日何してたの?」
家事が思うようにできなかった妻には「一日家にいて、家事も満足にできないのか」と聞こえる。
5)「いいな~君は。一日〇〇(子どもの名前)と一緒で」
それが何より辛いと感じている妻もいる。そういう自分を責めていたりする。
・心の通信線を開通させよう
女性脳は、「心の通信線」と「事実の通信線」の2本を使って、会話をする。たとえば、友達の「事実」を否定しなければならないとき、女性は、まず「心」を肯定する。「あなたの気持ち、よくわかる。私だって、きっと、同じ立場なら、同じことをしたと思う。でも、それは間違っているよ」というように。
・夫が知っておくべき「黄金のルール」
・「心」と「事実」、女の会話は2回線
女性脳では会話の感じ方4パターンある
1)心は肯定-事実も肯定
2)心は肯定-事実は否定
3)心は否定-事実は肯定
4)心は否定-事実も否定
女性脳の会話では、基本3)と4)は使わない。共感のために会話をする女性脳は、心=気持ちを否定したら会話が成り立たないだけでなく、人間関係が成り立たないのだ。
・女性脳による「心」と「事実」の巧みな使い分け
女性A「見て! 季節限定のマンゴーパフェだって。美味しそうじゃない?」
女性B「あら、ほんと! マンゴーって美味しいそうじゃない?」
女性C「まったりしてて、アイスクリームとも相性いいし」
ひときしり旬のマンゴーの美味しさについて盛り上がったのち、Bが「でも、私、チョコね」とあっさり一抜け、Cも「私は白玉にしとくあ」二抜けした。それでもAは特に機嫌をそこねるわけdもない。
この状況、女性脳同士なら何でもない。最初にちゃんとAの心(気持ち)を肯定しているから、あとは何を頼むのも自由というわけだ。つまり、パターン2)の「心は肯定―事実は否定」である。
心さえ肯定しておけば、事実は、どっちに転んでも大丈夫。逆に言えば、無責任に「そうそう、そうだよな」と言っていいのである。この黄金ルールを覚えておけば、いらぬ地雷を踏まずに、自分の意見を通せるので絶対に楽になる。
・心の通信線を開通して貰えない専業主婦の憂鬱
専業主婦の場合、夫がすべてなので、心の通信線を認めない夫だと妻のストレスは半端ない。「女性脳との会話の黄金ルール」その2、魔法の言葉「君の気持ちはわかる」を使うこと。
・心と裏腹な妻の言葉を翻訳すると・・・
「あっち行って!」
⇒あなたのせいでめちゃめちゃ傷ついたの。ちゃんと謝って、慰めて!
「勝手にすれば」
⇒勝手になんてしたら許さないよ。私の言うことをちゃんと聞いて、「好きにすれば」は同義語
「自分でやるからいい」
⇒察してやってよ。察する気がないのは愛がないってことだね。
「どうしてそうなの?」
⇒理由なんて聞いていない、あなたの言動で、私は傷ついているの。
「なんでもない」
⇒私、起こっているのですけど? 私、泣いてるんですけど? 放っておく気なの?
「一人にして」
⇒この状況で本当に一人にしたら、絶対に許さない。
「みんな私が悪いんだよね」
⇒えっ? それって私が悪いの? 私のせいなの? あなたのせいでしょ。
「やらなくていいよ」
⇒そんなに嫌そうにやるならもう結構。私はあなたの何倍も家事してますけどね。
「理屈じゃないの」
⇒正論はもうたくさん。「愛してるから、君の言う通りでいい」って言いなさい。
「別れる」
⇒ここは引けないの。あなたから謝って!
・思いっきり思い出紡ぎモードに入っている記念日は、ポイント1000倍で―と心得よう。それがプラスポイントであれ、マイナスポイントであれ。
・楽しみは予告と反復を
「来月の結婚記念日には、ふたりの思い出のあのイタリアンに行こう」と、少なくとも1か月前には伝えよう。肝心なのは、「時間」をあげること。言われた日から、記念日までの4週間を、記念日以上に楽しみ、味わい尽くすのが女性脳の特徴だからだ。
・女性は1回のデート で1か月楽しめる
デート前の2週間を予告として楽しみ、デートの後の2週間を余韻とし楽しむ。
・サプライズは逆効果になることも
予告もなしに連れて行かれたのが高級フレンチレストラン。服装や、完璧でないヘアやメイクが気なる場合もある。
・感謝するよりも、わかっていると伝えよう
昨晩、急に飲み会になったにもかかわらず「夕食いらないコール」を忘れたと言い出した。妻は残業して疲れて帰って、着替えもそこそこに支度をしたのに、と。ここで、夫は思いやり半分、面倒くささ半分で「疲れているときは、造らなくていいよ。夕飯なんてコンビニでも買えるんだし」などと言って、より深く妻を傷つける。妻の作る夕飯をコンビニフーズで代替えできると言ってしまったのである。
・いずれにせよ、「どこにいても、君のことを思っているよ」という気持ちを伝えられれば成功だ。
・返信に困ったら、とりあえずおうむ返しで乗り切る
「バスがなかなか来ない」なら
「〇〇行きのバスはよく送れるよね。お疲れ様」
・お土産を買って、家に帰ろう
プロセス指向の女性脳は、「相手を思う時間」を感じたいので、「わざわざ足をのばして、あの人気商品を並んで買った」とか「限定商品を予約して買った」とか、時間と手間と心をかけて入手してくれたお土産を持って帰ってきたら、かなりぐっとくる。
・「定番の幸せお菓子」と作っておこう
このお土産作戦は、喧嘩をしてしまったときの仲直りにも使える。
お土産は、ふたりの好きな「定番の幸せお菓子」がベストだ。
・いくつになっても愛の言葉が欲しい女性脳
・褒めるときは、幸せなシーンで
女性脳が好きなのは、唯一無二。男は、自分が言われて嬉しいから、「君が一番きれいだ」などと言いがちだが、比べる対象がいるだけで、女はなんとなく不愉快な気持ちになる。だから、「一緒にいることに意味がある。そんな女は君だけだ」「自分にとって、君がオンリーワンの女だ」という言葉はハートに刺さる。
・タイミングをはずすと努力もだいなしになる。
妻を褒めるときは、本人が幸せな気持ちでいるときが鉄則。
・同居期間が20年以上の離婚件数について、1985年には2万434組だったが、2015年には3万8641組に変化。同居期間30年以上の離婚件数に至っては、この30年で約4倍に増えている。
・人生を歩む自信がなくなる「妻からの理由」
1)夫が家にいることのストレス
2)性格の不一致
3)会話がない
4)価値観の違い
5)義理親の介護問題
6)家事に関する不満
・口うるさいのは一緒に暮らす気があるから
・察することが愛だと思う女性脳。褒めてもらいたい女性脳。自分だけを特別扱いしtほしい女性脳。ときには、愛の言葉や甘い優しい言葉も欲しがる女性脳。どれもこれも、男性脳からすると難儀な脳である。しかし、女性脳が拗ねたり、怒ったり、口うるさいうちは、まだ夫に惚れている証拠。妻のための友わずに、自分のリスクヘッジのために、妻の女性脳をせっせと慰撫しようではないか。
・脳科学的に「いい夫」とは、時に妻の雷に打たれてくれる夫のことだからだ。女性たちは、ときどき、このたまったストレスを“放電”する先を探しているのである。そんなとき、まんまと夫が何か気に障ることをしてくれると、気持ちよーく放電できる。夫が完璧だと、その放電先が子どもになったり、自分に跳ね返ってうつに転じたりして、危なくてしょうがない。いい夫とは、「おおむね優しくて頼りがいがあるが、時に下手をして、妻を逆上させる男」にほかならない。
・夫が家事を完璧にこなしてやり、親身に話を聞いてやれば、放電は少ない。家事や会話をサボれば、放電は多い。女と暮らさなければ放電はないが、生活をすべて自分で回さなきゃならないし、多くの場合、生きる意味を見失う。男の人生とは、この三択なのである。
感想;
妻というより、女性を知る、理解するのにとても参考になりました。
いい夫とは妻の雷に打たれる人。
もちろん、妻の雷を少なくすることは必要ですが。
・女友達として接しよう
「おっぱいをあげている間はしょうがない」とわかっているだけで、ちょっと楽になれるはず。この時期は、オトコ風を吹かせず、妻の女友達のように接することを心がけよう。
・女性脳は、他人の体験談を自分の知恵に変える
面白いのは、共感して感情の見出しがつけば、自分の体験と同じように扱える点だ。他人の体験談を「とっさの知恵」に変えるのが、共感という行為なのである。つまり、女友達が、「階段でつまずいて、転びそうになった怖さ」に共感すれば、自分が同じようなつま先の細井パンプスを履いて駅の階段を下りるときには、無意識のうちに手すりのわきを行くことになる。
・女が、男との会話を不毛に感じるのは、男たちが「自分の身に起った、ささやかなこと」をプレゼンしてくれないからだ。「今日会社で、こんなことがあってさ」みたいな話。
・男性脳にとっては、共感より問題解決こそがプレゼンなので、共感を橋端折って、「〇〇すればいいんじゃない?」「やらなくていいよ、そんなもん」と、いきない問題解決してしまうのだ。かくして、女たちは、「思いやりがない」「私の話を聞いてくれない」「いきなり、私を否定してくる」となじってくるのである。
・地雷を踏む台詞に気をつけよう
・つわりで苦しんでいるときに
「お袋が、つわりは病気じゃないと言ってたぞ」
「気の持ちようだよ」
「(匂いで)具合が悪くなるなら、ご飯作らなくていいよ。食べてくるから」
・出産直後に
「あっという間だったな!」
「楽なお産でよかったね」
「すんごい顔してたよ(笑)」
・出産後の授乳期に
「今日一日何してたの?」
「ご飯ないの?」
・家事、育児の大変さを愚痴られたときに
「俺のほうがずっと大変」
「手伝ってるじゃないか」
「一日中う、家にいるんだから(できるでしょ)」
・夜中赤ちゃんが泣きやまないときに
「君は昼間一緒に寝られるからいいじゃないか」
これらは、夫からするとそれほど大したことを言っているつもりはないだろう。が、命がけで子どもを産み育てている妻を殺すひとことだ。
・挽回は穏やかな時間をねらうと効果的
解決方法は、真摯に謝る。それしかない。「もう何度も謝ったけど」と思うかもしれない。しかし、男性は謝っているつもりで、なんでそれを言ってしまったか、やってしまったかの理由や原因を言い募りがちだ。
たとえば待ち合わせに遅れたとき「出る間際にクライアントから電話がかかってきちゃって。ごめん」などと言う。それは言い訳であって、「だから、自分は悪くないんだよ」としか聞こえない。女性が望んでいるのは、一人で待っていて、心細かった、その気持ちに気づいてほしいということだ。だから、正解は「君に心細い思いをさせてしまって、本当にごめん」である。
・地球上の生物のほとんどは、生殖をその存在の第一使命としている。生殖して遺伝子を残す。その最も効率的な不法は、「タイプの違う相手とのかけ合わせ」と「生殖機会ごとに相手を替えること」。感性が違うほど、遺伝子の多様性を極め、子孫の生存可能性を極め、子孫の生存可能性が高まることになるからだ。
・「ビジネスプレゼン」
1)双方の提案に対して、互いにメリットとデメリットを挙げる。
2)実際に調べて検討する。
3)デメリットを回避する消極的なメリットではなく、互いのゲイン(手に入れられるもの)を示す。
4)以上を踏まえて、結論を出す。
・娘は、母親にとって、頼もしい女友達であると同時に、かなり手ごわい同居人なのである。
その妻と娘が対立したとき、男がとる道は、ただ一つ。あくまでも妻の味方をすることに尽きる。
・「うちは、小さな子がいるのに、本当によく片付いているなぁ。おふくろなんで、しっちゃかめっちゃかだった」なんて、この際実母を悪者にしてもいい。何もできない妻でも、「笑顔でいてくれて嬉しいよ。ほっとする」とねぎらう。とにかく、ねぎらい、感謝する。
・言われたら、収拾がつかなくなる前に、「何度も嫌な思いをさせてごめん」とすっぱり謝ろう。
・妻は家庭内での危険を回避したい
・時には逃げずに妻と対峙しよう
・「アドバイスを無視された」なんて、力を落とす必要はない。女性は、相手のセンスを認めていなかったら、最終確認にさえ使わないのだから。
・言わなくても察してほしい女性脳
・妻が絶望する夫のセリフ
1)「だったらやらなくていいよ」
火事が大変だと訴える妻に言うと、「君がいつもやっていることは、僕(あるいは世間)にとってそれほど重要ではない。やらなくても気にならない」と聞こえる。
2)「つまりこういうことだろう!」
愚痴に対しては「わかるよ。大変だね」と共感するだけで十分。頼んでもいない要約や解決策の提示は余計なストレスを増やすだけ。
3)「おかず、これだけ?」
夫が自分が食べるご飯の量にに対してのおかず量の塩梅を、あらかじめ計るために聞いたひとことでも、「たったこれしかないの?」と聞こえる。余計ないことは言わずに様子を見よう。
4)「今日何してたの?」
家事が思うようにできなかった妻には「一日家にいて、家事も満足にできないのか」と聞こえる。
5)「いいな~君は。一日〇〇(子どもの名前)と一緒で」
それが何より辛いと感じている妻もいる。そういう自分を責めていたりする。
・心の通信線を開通させよう
女性脳は、「心の通信線」と「事実の通信線」の2本を使って、会話をする。たとえば、友達の「事実」を否定しなければならないとき、女性は、まず「心」を肯定する。「あなたの気持ち、よくわかる。私だって、きっと、同じ立場なら、同じことをしたと思う。でも、それは間違っているよ」というように。
・夫が知っておくべき「黄金のルール」
・「心」と「事実」、女の会話は2回線
女性脳では会話の感じ方4パターンある
1)心は肯定-事実も肯定
2)心は肯定-事実は否定
3)心は否定-事実は肯定
4)心は否定-事実も否定
女性脳の会話では、基本3)と4)は使わない。共感のために会話をする女性脳は、心=気持ちを否定したら会話が成り立たないだけでなく、人間関係が成り立たないのだ。
・女性脳による「心」と「事実」の巧みな使い分け
女性A「見て! 季節限定のマンゴーパフェだって。美味しそうじゃない?」
女性B「あら、ほんと! マンゴーって美味しいそうじゃない?」
女性C「まったりしてて、アイスクリームとも相性いいし」
ひときしり旬のマンゴーの美味しさについて盛り上がったのち、Bが「でも、私、チョコね」とあっさり一抜け、Cも「私は白玉にしとくあ」二抜けした。それでもAは特に機嫌をそこねるわけdもない。
この状況、女性脳同士なら何でもない。最初にちゃんとAの心(気持ち)を肯定しているから、あとは何を頼むのも自由というわけだ。つまり、パターン2)の「心は肯定―事実は否定」である。
心さえ肯定しておけば、事実は、どっちに転んでも大丈夫。逆に言えば、無責任に「そうそう、そうだよな」と言っていいのである。この黄金ルールを覚えておけば、いらぬ地雷を踏まずに、自分の意見を通せるので絶対に楽になる。
・心の通信線を開通して貰えない専業主婦の憂鬱
専業主婦の場合、夫がすべてなので、心の通信線を認めない夫だと妻のストレスは半端ない。「女性脳との会話の黄金ルール」その2、魔法の言葉「君の気持ちはわかる」を使うこと。
・心と裏腹な妻の言葉を翻訳すると・・・
「あっち行って!」
⇒あなたのせいでめちゃめちゃ傷ついたの。ちゃんと謝って、慰めて!
「勝手にすれば」
⇒勝手になんてしたら許さないよ。私の言うことをちゃんと聞いて、「好きにすれば」は同義語
「自分でやるからいい」
⇒察してやってよ。察する気がないのは愛がないってことだね。
「どうしてそうなの?」
⇒理由なんて聞いていない、あなたの言動で、私は傷ついているの。
「なんでもない」
⇒私、起こっているのですけど? 私、泣いてるんですけど? 放っておく気なの?
「一人にして」
⇒この状況で本当に一人にしたら、絶対に許さない。
「みんな私が悪いんだよね」
⇒えっ? それって私が悪いの? 私のせいなの? あなたのせいでしょ。
「やらなくていいよ」
⇒そんなに嫌そうにやるならもう結構。私はあなたの何倍も家事してますけどね。
「理屈じゃないの」
⇒正論はもうたくさん。「愛してるから、君の言う通りでいい」って言いなさい。
「別れる」
⇒ここは引けないの。あなたから謝って!
・思いっきり思い出紡ぎモードに入っている記念日は、ポイント1000倍で―と心得よう。それがプラスポイントであれ、マイナスポイントであれ。
・楽しみは予告と反復を
「来月の結婚記念日には、ふたりの思い出のあのイタリアンに行こう」と、少なくとも1か月前には伝えよう。肝心なのは、「時間」をあげること。言われた日から、記念日までの4週間を、記念日以上に楽しみ、味わい尽くすのが女性脳の特徴だからだ。
・女性は1回のデート で1か月楽しめる
デート前の2週間を予告として楽しみ、デートの後の2週間を余韻とし楽しむ。
・サプライズは逆効果になることも
予告もなしに連れて行かれたのが高級フレンチレストラン。服装や、完璧でないヘアやメイクが気なる場合もある。
・感謝するよりも、わかっていると伝えよう
昨晩、急に飲み会になったにもかかわらず「夕食いらないコール」を忘れたと言い出した。妻は残業して疲れて帰って、着替えもそこそこに支度をしたのに、と。ここで、夫は思いやり半分、面倒くささ半分で「疲れているときは、造らなくていいよ。夕飯なんてコンビニでも買えるんだし」などと言って、より深く妻を傷つける。妻の作る夕飯をコンビニフーズで代替えできると言ってしまったのである。
・いずれにせよ、「どこにいても、君のことを思っているよ」という気持ちを伝えられれば成功だ。
・返信に困ったら、とりあえずおうむ返しで乗り切る
「バスがなかなか来ない」なら
「〇〇行きのバスはよく送れるよね。お疲れ様」
・お土産を買って、家に帰ろう
プロセス指向の女性脳は、「相手を思う時間」を感じたいので、「わざわざ足をのばして、あの人気商品を並んで買った」とか「限定商品を予約して買った」とか、時間と手間と心をかけて入手してくれたお土産を持って帰ってきたら、かなりぐっとくる。
・「定番の幸せお菓子」と作っておこう
このお土産作戦は、喧嘩をしてしまったときの仲直りにも使える。
お土産は、ふたりの好きな「定番の幸せお菓子」がベストだ。
・いくつになっても愛の言葉が欲しい女性脳
・褒めるときは、幸せなシーンで
女性脳が好きなのは、唯一無二。男は、自分が言われて嬉しいから、「君が一番きれいだ」などと言いがちだが、比べる対象がいるだけで、女はなんとなく不愉快な気持ちになる。だから、「一緒にいることに意味がある。そんな女は君だけだ」「自分にとって、君がオンリーワンの女だ」という言葉はハートに刺さる。
・タイミングをはずすと努力もだいなしになる。
妻を褒めるときは、本人が幸せな気持ちでいるときが鉄則。
・同居期間が20年以上の離婚件数について、1985年には2万434組だったが、2015年には3万8641組に変化。同居期間30年以上の離婚件数に至っては、この30年で約4倍に増えている。
・人生を歩む自信がなくなる「妻からの理由」
1)夫が家にいることのストレス
2)性格の不一致
3)会話がない
4)価値観の違い
5)義理親の介護問題
6)家事に関する不満
・口うるさいのは一緒に暮らす気があるから
・察することが愛だと思う女性脳。褒めてもらいたい女性脳。自分だけを特別扱いしtほしい女性脳。ときには、愛の言葉や甘い優しい言葉も欲しがる女性脳。どれもこれも、男性脳からすると難儀な脳である。しかし、女性脳が拗ねたり、怒ったり、口うるさいうちは、まだ夫に惚れている証拠。妻のための友わずに、自分のリスクヘッジのために、妻の女性脳をせっせと慰撫しようではないか。
・脳科学的に「いい夫」とは、時に妻の雷に打たれてくれる夫のことだからだ。女性たちは、ときどき、このたまったストレスを“放電”する先を探しているのである。そんなとき、まんまと夫が何か気に障ることをしてくれると、気持ちよーく放電できる。夫が完璧だと、その放電先が子どもになったり、自分に跳ね返ってうつに転じたりして、危なくてしょうがない。いい夫とは、「おおむね優しくて頼りがいがあるが、時に下手をして、妻を逆上させる男」にほかならない。
・夫が家事を完璧にこなしてやり、親身に話を聞いてやれば、放電は少ない。家事や会話をサボれば、放電は多い。女と暮らさなければ放電はないが、生活をすべて自分で回さなきゃならないし、多くの場合、生きる意味を見失う。男の人生とは、この三択なのである。
感想;
妻というより、女性を知る、理解するのにとても参考になりました。
いい夫とは妻の雷に打たれる人。
もちろん、妻の雷を少なくすることは必要ですが。