幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

阿川佐和子さん「サワコの朝 秋川雅史さん」 ”成長し続ける!”

2019-06-22 08:18:08 | 生き方/考え方
テノール歌手。シャツは特注している。第一ボタンをどこにするか。喉の周りをどれだけ開けるか。ネクタイ1本も持っていない。Tシャツも持っていない。

1967年生まれの51歳。全国でコンサート。
「千の風になって」は120万枚の売上。オーケストラと共演。
コンサートで笑いと感動。

「千の風となって」を歌わないコンサートはない。先輩からヒット曲を歌いたくなくなると言われていたが、そんなことはない。
歌い方は変わっているかもしれない。今、15年前の歌ったのを曲を聞くと下手で恥ずかしい。

1曲目 世良公則さんの「あんたのバラード」
これが私の原点。あのハスキーな歌いだしの高い音の歌。かっこいいと、自分でCDを初めて買った。
自分に出せる声は艶っぽい。歌えないと思った。しかし、秋川の声でやってみようと、やったらお客さんに大うけした。オペラみたい(サワコ)。そうなんです。秋川雅史が確立した時だった。

父が高校の音楽の先生で声楽出身だった。中学3年生に合唱部に入った。これなら世界一になれると思った。たった8人の中のエースだったのだが。憧れが強い人間だった。オペラでもかっこいい人がいる。“かっこよさ”を追求してきた。
身振り手振りを使いだした。それが自分のスタイルになっている。
そのツールは世良公則さん。テレビでやっているのを真似た。直立不動では歌えなくなっている。心は世良公則?(サワコ) そうです。

国立音楽大学の声楽に入った。父親から愛媛で上手いと言われていても、全国にはもっとうまい人がいると言われていた。しかし、そうではなかった。イタリアの音楽大学に行った時にも同じことを言われたが、そうでもなかった。ドミングなどはやはり違う。今61kgだが、一時66kgの時は声が出た。よく食べるが体質的に太らない。
ファンに80kgで声がもっと出る秋川と今の秋川だったら、どっちが良い?と尋ねたら、「今のままでよい」と。笑

声の高さで男女で6パートに分かれている。声のパートは天性のもの。声帯の長さで決まる。毎日トレーニングしていると、男性は50代、女性は40代がピーク。オペラ歌手は40歳というと若手と言われている。喉ぼとけの周りの筋肉を動かしてやると声が出る。歌はスポーツを同じで柔軟体操してから歌う。歌を支えているのは足。床が抜ける程踏ん張る。お腹に力入れてはいけない。お腹に力入れると横隔膜が下がらない。足と背中に力を入れる。背中から声を出す。本当のスポーツ選手のような感覚。今でも今まで出なかった音が出てくる。歌の練習の時間が来ると嫌だなと思うことがある。軽くできない。カラオケは行かないが、誘われてどうしても行かないといけない時、本格的に歌う。石川さゆりさんの「天城越え」か北島三郎さんの「まつり」を歌う。

オペラに対する魅力。オペラの舞台に出たいと思って活動してきた。秋川雅史が出たらお客さんが集まるということで声がかかる。でも断った。自分が納得できるようになったら出ようと練習をやってきた。そして自分からお願いしてオペラを企画してやった。緊張しないタイプ。お客さんが多いほど盛り上がる。来年またオペラやろうかなと思っている。50代が一番よくなると思っている。

2曲目カンツォーネ「忘れな草」
父親がよく歌っていた。80歳で一人のコンサートをやって、声が出ていた。
30年後、この声で歌えるようでいたい。生涯現役で。

感想
努力を積み重ねることで成長し続けるのでしょう。
一流という人は見えないところで努力をしているのだと思います。
どれだけそのことに時間とお金をかけるか。
それによって自分の才能が開花するのでしょう。

諸葛孔明が子孫に残した言葉
「努力することによって自分の才能を開花させる」
信じて歩み続けると自分の才能が開花した姿が見えてくるのでしょう。
つい、その前に諦めてしまいがちになります。