・自信を持つためにまず必要なこと、それは思い込みを変えることです。どんなに小さなものでも構いません。自分の中に「できる」という思いを持つのです。
・自信の元となる「自己イメージ」を高めるためには、成功・突破体験の量と質を増やしていく以外に方法はありません。
・『成功哲学』ナポレオン・ヒル著
「成功する前に成功したかのように取り組みなさい」
・自信ある人の共通点
1)数々の突破体験・成功体験をしてきている
2)自分が好き
3)高い自己イメージを持っている
4)自立している
5)責任感が強い。当事者意識が強い
6)何事もポジティブに考える。前向きな思考。解釈をする
7)よい習慣を持っている
8)目的・目標を持ち、毎日を一生懸命に生きている
9)自分がコントロールできることに焦点を当て物事に取り組んでいる
10)「逆境は最大のチャンス」と思える
11)よい知識・情報を吸収するように努めている
12)人との出会いを求めている
13)よい人との出会いや縁を引き寄せる力がある
14)自分だけの居場所を持っている。誰にも負けない得意分野がある
15)他者への感謝を忘れない
・ありのままの自分を受け入れましょう。人生はいつからでもやり直せるのですから。
・私の場合は、3歳のときに両親が離婚をしました。母は家から出て行き、私は父と再婚相手の義理に母と暮し始めたものの、義理の母は、私と6つ違う腹違いの妹ばかりかわいがり、私は不愉快な比較にさらされました。・・・17歳のときに家を飛び出してしまったのです。
こうした家庭環境で育った私には、高い自己イメージは持てませんでした。
しかし、そんな私を救ってくれたのは、実の母でした。・・・
家出を聞きつけ、半年かけて、八王子市内を探し回り、鉄工所で働く私を見つけ出してくれたのです。
このといほど母親の愛情を感じたことはありませんでした。
「この世に自分を必要としてくれている人がいる」「自分はいてもいいんだ」と初めて思うことができたのです。
今の私があるのは、実の母のおかげです。実の母との再会によって私の自己愛、自己イメージは一気に高まりました。
・自己愛は自分を信じることにつながります。
・私の上司は当時日本一の(ブリタニカ百科事典の)セールスマネージャーでした。
彼は私に言いました。
「青木、俺はお前が絶対にオーダーを取れると思っている。俺が『お前は絶対にオーダー取れる』と思う自信と、お前が『自分はオーダー取れない』と思う自信、どっちを信じるのか答えてみる」
・「相手にどう思われるかではなく、自分が役に立つ人間になる」
「相手が信じてくれるからではなく、自分から相手を信じる」
・気質は変えられなくとも、考え方と行為は変えられる
・その人の人生=先天的特質×環境×本人の選択
・自分に正しい評価をする。他人と比べない
・自己イメージを高める20のアイデア
1)外見を整える。よい物を持つ
2)体を清潔にする
3)笑顔と賞賛を贈る人になる。肯定的なフィードバックの名人になる
4)いつも周りの人に心配りをし、感謝の気持ちを忘れない
5)付き合う相手を慎重に選ぶ
6)自分の長所を書き出したカードをつくる
7)過去に成し遂げたことを書き込んだ成長(勝利)リストをつくる
8)悪い影響を与える映画や本から身を避ける。読んだり、観た後に自己嫌悪に陥るものには近づかないようにする
9)失敗を乗り越えて、成功した人の体験談を聴いたり、その人の自伝を読む
10)よい仲間とともに「ありがとう」と言ってもらえる活動をする。貢献の人生を送る
11)アイコンタクトを大切にする
12)自分に素直に生きる
13)毎日、アファメーション(自己暗示)を実践する
14)仕事に対して、大義名分のパワーを持って取り組む
15)身の回りの整理整頓を徹底する
16)毎日、小さな成功を積み重ねる
17)自分との約束を守る
18)成功者と付き合う。成功者には成功する理由がある。それを知る、学ぶ
19)セミナーに参加する。教育とは自分への投資である
20)人生の意味、目的から外れないこと
・「保険の神様」と呼ばれるトニー・ゴードン著『保険の神様が教える最強営業メソッド』
「本当に並外れた人々など、この業界にいません。並外れた夢を見て、並外れた業績に向けて自分自身を律することができる、普通の人がいるだけです」
・「小さな成功を積み上げて大きな自信を作り上げる」
「誰でもできることを誰よりも熱心にやる」
「自分だけの成功パターンをつくり上げる」
これら3つの要素を満たす課題として、私がお薦めするのは早起きです。
・暗示の力を利用して思い込みを変える
・私はこれまでに数千冊以上の書籍を読んできました。
よいものに出会わない限り、人は変われません。
・特に自己形成を目指すみなさんにお薦めするのは、
ナポレオン・ヒル、ロバート・シェラー、ウイィアム・グラッサー、ブライアン・トレーシーらの書物です。
・ハーバード大学の研究
「人生における成功も失敗も、その約85%はその人自身の心構えの結果であり、そこ(心構え)から生み出される人間関係の質と量には相関関係がある」
・加賀電子(株)(売上3,000億円)代表取締役塚本勲会長
「これだけの企業を築き上げた成功の秘訣は何ですか?」と尋ねると、真っ先に
「縁を大切にしてきたことです」と仰っていました。
・
選択理論心理学では、人には5つの基本的欲求がある
1)健康 心身ともに健康で生きようとする欲求
2)愛と所属 愛し愛される人間関係を築きたいという欲求
3)力 自分の価値を認められたいという欲求
4)自由 精神的、経済的な自由を得たいとしう欲求
5)楽しみ 主体的に何かを楽しんでやりたいという欲求
・セルフカウンセリング
1)私は何を求めているのか? 私にとって一番大切なものは何か? 私が本当に求めているものは何か?
2)そのために「今」何をしているのか?
3)その行動は私のもとめているものを手に入れるために効果的かどうか?
4)もっとよい方法はないかを考える。あればそれを実行する
・豊かになるための10の発想法
1)ポジティブな気持ちで物事に取り組む
2)逆境を喜ぶ
3)ギブ&ギブ
4)他人の力を借りれば不可能はない
5)正当な代償を払う
6)自分が望むことを他人へ提供する
黄金律発想
7)原則中心に生き、思い込みで行動しない
8)メンターを活用する
9)考える時間を持つ
10)その人の背後にある付加価値を見出す
・有森裕子選手のコメント
「メダルの色は、銅かもしれませんけれども・・・、終わってから、なんでもっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、今回はそう思っていないし・・・、初めて時運で自分をほめたいと思います」
自分で自分をほめる。
自分で自分に期待する。
自分のよい面だけを考えて、心にプラスのイメージを描く。
これによって、人は最高の人生を送ることができる。私はそう信じています。
・自信は信念へと昇華する
信念という漢字は、「人の言う、今の心」と書きます。
感想;
著者の
青木仁志氏は経営者にコンサルなどどされている人気講師のようです。
ご自分の体験から学んだことを伝える活動をされています。
自信がないのは、
・自己肯定感が低い
・自分が嫌い
・小さい時に親から「お前はダメだ!」と言湧続けた
などがあるからなのでしょう。
肩書や資格があると人は自信を持ちやすいです。
でも本来は、根拠のない自信を持つことだと思います。
なんとかなる
自信とは、自ら信じることなのでしょう。
自信があるないではなく、そのことが意味があるかどうか。
それをやりたいかどうか。
稲盛和夫著『生き方』に
結果=考え方×熱意×能力
と紹介されています。
一番大切なことは考え方、二番目は熱意、そして能力はやって行けば伴っていくと。
考え方、それをやりたいかどうかなのでしょう。
自信があるからやるのではなく、やりたいからやる。
失敗したら工夫する。
そしてやり続けるとおのずと結果が出てきて、そしてそれが自信にもなるのでしょう。
誰でも最初は素人で何も知らないのですから。