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「勉強したいだけなのに」貸与型奨学金の返済延滞、3割が経験 自己破産も 市民団体が調査 ”奨学金の名前を借りた有利子貸与”

2022-09-22 17:58:28 | 社会
https://news.line.me/detail/oa-tokyoshimbun/ifey45dd7mqx?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none 2022年9月21日 21:42東京新聞
 若者の貧困問題に取り組む市民団体などは21日、奨学金を借りた元学生の3割が返済の延滞を経験したとするウェブ上でのアンケート結果を発表した。同日、東京・霞が関の文部科学省で記者会見した市民団体のメンバーは「大卒でも良い仕事に就ける状況ではなく、返済に苦しむ人は多い」と若者を巡る現状を説明。政府に対し、返済猶予制度の見直しや、返済免除などを求めるとした。

 調査は、NPO法人・POSSEと、労働組合の総合サポートユニオンが取り組む「奨学金帳消しプロジェクト」が実施。7~9月、日本学生支援機構の奨学金を借りた元学生に聞いた。回答数は2697件で8割が20~30代。借りた額は200万~500万円が6割を占めた。

「勉強したいだけなのに何百万もの借金はおかしい」と奨学金返済の苦しさを話す元高校教員の女性=東京・霞が関の文部科学省で

 延滞経験があるとの回答は全体の28%で、理由(複数回答)は「収入が低い」が67%に達した。年収300万円以下なら最長10年まで返済猶予できる制度があるが、年収300万円以上と答えた人の21%が延滞を経験した。自己破産を検討したのは10%で、「自己破産した」との回答は34人いた。

 市民団体の会見に同席した元高校家庭科教員の女性(25)は、私大進学のため400万円を借りた。卒業後に教員になったが、体調不良で退職し、現在失業中。減額制度で返済月額を1万7000円から6000円にしている。

 女性は「死んでチャラにするしかないとも思った。勉強したいだけなのに何百万も借金しなければ、なんておかしい」と訴えた。

 プロジェクトのメンバーで上智大4年の岩本菜々さん(23)は「給料が上がらない現状で、個人的に解決するのは不可能。社会構造を変えなければ。米バイデン政権のような奨学金債務帳消しが求められる」と指摘する。

 プロジェクトではオンライン署名を集めるほか、10月1日午後1時から返済中の人らを対象にオンラインワークショップを開く。「奨学金帳消しプロジェクト」のnoteのページで詳細を紹介し、申し込みも受け付けている。(榎本哲也)

感想
奨学金とは基本貸与です。
百歩譲って無利子です。
ところが日本では有利子で貸し付けているものも、奨学金として位置付けています。

学生を食い物にしているようです。
国は、日本の未来を背負う若者に、貸与または無利子の本当の奨学金をふやして欲しいものです。
国葬に何十億円も、アベノマスクに400億円より、奨学金に使った方がよっぽど良いです。