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膳場貴子アナ 岸田首相猛批判「国民の疑問に誠実に向き合う姿勢まったく感じられない」報道特集 ”勇気ある発言! 国民が選挙で自公に勝たせた結果が今現実に”

2022-09-24 19:05:10 | 旧統一教会
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cb0f890dbbcc82cf85d54e287e370fc428cc112 9/24(土) 18:49デイリースポーツ  膳場貴子

 フリーキャスターの膳場貴子が24日、TBS系「報道特集」に出演。安倍晋三元首相と旧統一教会とのかかわりを調査しない考えを示す岸田文雄首相に対して「国民の疑問に誠実に向き合おうという姿勢がまったく感じられない」と断罪した。

 この日は、岸信介元首相、安倍晋太郎元外相、そして安倍晋三氏と、岸・安倍三代と統一教会との関わりを掘り下げた。

 その上で膳場アナは、「教団と安倍氏の関わりについて、調査すべきだと思うんですが、岸田総理は、先日、ニューヨークで、これに対して、『調査はしない』という考えを改めて示しています。国葬前にこれ以上ことを荒立てたくないという考えなのかもしれませんけど、国民の疑問に対して、誠実に向き合おう、応えようという姿勢がまったく感じられなくて、残念です」と話した。

感想
国民の声を無視して、国葬。
国民の声を無視して、旧統一教会調査せず。

選挙が終わったので、後は怒りの声を挙げることです。
いまだに、国葬賛成の人が2~3割いて、岸田首相と自民党支持者を合わせると5割~6割いることです。
その人たちは調査しないことに満足されているのでしょうか?
自民党支持者が声を挙げるのが一番効果があるのですが。
自民党をより良くしたいという気持ちがあるなら、声を挙げていただきたい。

「アベノマスク裁判」国葬批判を怖れ、遅延行為を連発?! ”543億円がドブに捨てられた”

2022-09-24 18:55:55 | アベノマスク
https://news.yahoo.co.jp/byline/akazawatatsuya/20220924-00316227 赤澤竜也作家 編集者 9/24(土) 17:26
ブラックボックス化されたアベノマスク配布事業
安倍政権によるマスク配布事業。一般家庭向けでは全世帯に2枚ずつ布マスクを配布するという壮大な施策だったのだが、虫や髪の毛などの異物が入っていて回収騒ぎになったすえ、届いたときには市中に不織布マスクがあふれかえっていた。安倍首相とその側近以外、誰も装着しているのを見たことがないまま世の中から消えていくという笑えない結末を迎えるに至る。

マスク調達においては厚労省を中心に国と興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションなど17社との間で32件、合計440億円の契約が結ばれた。すべて会計法の特例である緊急随意契約である。郵送や印刷物作成、包装費なども含めると543億円となる。

さて、このお金、原資はもちろん皆さまの税金なのだが、ちゃんと使われていたのだろうか?

実はいまだにしっかりと検証されてはいない。国はアベノマスク一枚あたりの調達単価すら明かしていないのである。

神戸学院大学の上脇博之教授は2020年4月28日以降、厚労省や文科省に対し、アベノマスク事業についての文書の開示を断続的に請求した。

しかし契約や発注に関し、業者とやり取りした文書(電子メールを含む)などが不開示とされたため、大阪地方裁判所に対し、ふたつの裁判を提起する。

ふたつめの裁判では、これまでひた隠しに隠していたアベノマスク一枚あたりの調達単価に最低でも55円もの差額のあることが判明した。

さらに安倍晋三元首相の銃撃後、裁判の審理に異変が起きている。

興和との一部契約では不良品が出ても責任追及できない旨の記載があった。2020年7月で配布を中止し、8000万枚以上が在庫となり、20年8月からの7ヵ月間での6億円の保管料がかかっている。(

アベノマスク調達をめぐる書類はありません!
2021年2月22日に上脇教授が起こしたふたつ目の訴訟では、まず、調達に関して業者と国との交渉を記録した文書があるのかが争点になっている。

厚労省、文科省ともに、上脇教授の情報開示請求に対し、見積もり書、契約書、納品書などは単価を分からないようにしたうえで開示したものの、そのほかについては「不存在」と回答してきた。交渉の経過を記録した文書が作成されていなければ、ほかの職員と情報共有することが出来ず、上司の決裁をも得られないはずなのだが、ないのだそうだ。

第2の争点は、国と業者とのやり取りそのものの文書があるのかどうか。

値段交渉をしたのだから、やり取りの文書がないわけがない。

ところがである。

被告国は書面において、交渉の「やり取り文書」としては電子メールのみが存在したのだという。アベノマスクの調達作業は電話とメールで行っていた。でもそのメールは保存期間が「1年未満文書」だからすべて破棄してしまったと主張したのである。

のちのち業者とトラブルが発生し、裁判になってしまった際、「やり取り文書」がなかったら、どうやって戦うつもりなのだろう。そもそもあり得ない。

しかもである。

2021年10月14日、国は裁判所から「廃棄したメールの総数や廃棄時期」について説明するよう求められた。裁判期日で何度も催促された挙げ句、9ヵ月後になって、「総数も時期もわからない」と回答してきた。

誰かが指示して消したのではないという。要は調達業務に携わった厚労省、文科省の職員みんなが、業務が終わるか終わらないかのうちに、自発的に廃棄したとおっしゃるのだ。

「メールはやっぱりありました」と言い出したが……
メールとは双方向のもの。国が全部捨てちゃったと言っていても、相手方には残っているはず。原告弁護団は送付嘱託という手続きで、業者に問い合わせたところ、複数の会社からメールが提出され、ずさんな契約の詳細が明らかになった。

アベノマスク、1枚単価に55円以上の開きがあった! 国と業者との契約書やメールで調達の実態が明らかに

すると国は「ないと言っていたメールや誓約書などの書類がありました」と言い出したのである。本年7月14日の口頭弁論でのことだった。厚労省分だけが見つかったという。

国側の代理人は「見つかった書類は速やかに対応します。メールに関しては行政文書かどうかの解釈に関わるので、その点についても意思をはっきりさせて速やかに対応したい。ご迷惑をお掛けしました」

と言い切った。

今後の進行についてその日に決まったのは、

国は発見された誓約書などについては文書そのものと、見つかった経緯を説明する書面を7月中に提出すること。

および、国は文書の廃棄時期などに関する原告の求めた説明に対する回答を8月31日までに提出することだった。

原告は昨年の10月来、膨大な質問を投げかけているのだが、国はこの時点でほとんど答えていない。この日、「最低限、このふたつだけはやります」と確約したのだった。

これまで出て来た契約関係の書類を見ると、すべてにおいて見積もり書と契約書の日付けが同じだった。アベノマスク調達に関し、国は交渉など行わず、相手の言い値で売買価格が決まっていた可能性が高い(弁護団提供)
連発される遅延行為、ついにイエローカードが出た
被告国は7月29日、証拠説明書とともに発見された書類のみを裁判所に提出したものの、約束していたその説明についての書面は出さなかった。

原告は8月2日に意見書を出し、速やかな対応を要請する。

しかし梨のつぶて。


8月31日は準備書面の提出日だったのだが、こちらの方もブッチ。裁判所が国に催促の電話を入れ、ようやく9月9日になって出されたものの、根拠を示さぬまま情報公開請求があった際の調査概要が書かれていたのと、7月末に提出を約束していた文書発見の経緯を述べただけで、原告が10ヵ月間にわたって何度も投げかけた質問には一切答えていなかった。

9月13日に行われた口頭弁論においても、国の代理人から遅れた理由についての説明はない。

そして、これまでひたすら問いかけきた「アベノマスクの契約発注について、調達業者ごと、契約ごとの個別の交渉の経過」について、なんら書面で回答することなく、口頭にて、「契約交渉の過程において、個別の業者ごとに交渉開始および終了時期、その経過を特定するものが残っていないからむずかしいかも……」などとゴニョゴニョ話しはじめたのである。

見つかったメールに関しても、「その行政文書性を検討しているところで、出すか出さないかについても、まだ結論が出ていない」と前回とまったく同様の内容に終始し、「意思をハッキリさせて速やかに返答する」と言ったことなどなかったことになっている。

裁判長から「検討するって、なにを検討されているんですか?」「(メールが)あるという話が出てからも結構時間が経ってます」「訴訟が前に進まないので、態度を明確にしていただきたい」と厳しい言葉が届くたび、国側の代理人が頭を抱えるような仕草も見受けられた。

「進行がかなり停滞している。原告の問いかけすべてについて、次回までに必ず個別に対応を回答する」よう裁判長が指示をして期日は終わったのだった。

アベノマスクから考える安倍政治の本質
傍聴していて、訴訟に対する国の応対の姿勢には、あきれを通り越し、異様さすら感じざるを得なかった。

ただひとつ、間違いないのは、「アベノマスク事業の中身を絶対に国民に知らせてはならない」という強固な意志の存在だ

訴訟を担当する谷真介弁護士は、一連の国の対応について、

「これまで国を相手とする裁判を多数担当してきましたが、このようなことははじめてです。国は裁判でなにを出すにも決裁が必要なので、準備に時間を要する場合が多いですが、みずから決めた期限は必ず守ります。今回、国が何度も期限に遅れ、はっきりとした回答をしないのは、日に日に反対が増える安倍元首相の国葬についての世論に影響してはいけないという忖度があるのではないでしょうか。法廷に出てくる代理人にはなにも権限が与えられておらず、上から『とにかく引き延ばせ』と言われ、頭を抱えてしまっているのではないか、とすら感じます」

と語る。

アベノマスク事業は、官邸官僚が「全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから」と安倍首相に進言したことから、現場とすり合わせることなく一方的にトップダウンで行われた事業だった。この裁判を通じて明らかになった業者とのメールを見てみると、厚労省は契約金額やマスクの中身の是非などそっちのけで、ただ単に調達することのみに腐心していたことがよくわかる。

結果、543億円がドブに捨てられた。

そして、事業の妥当性を検証しようにも、「全部捨てちゃった」と言ってはばからない。

そんな施策を行った安倍晋三元首相の国葬には概算で16億6000万円が費やされるという。

長年、国のお金の使い方について問題提起を続け、今回のふたつの訴訟の原告でもある上脇博之神戸学院大学教授は、

「国葬の費用が16億6千万円で収まるとは思っておりません。終わってみれば、もっと増えているでしょう。アベノマスクで税のムダづかいをしたにもかかわらず、国会での審議すらせぬまま、さらに国民の生活にプラスにならない事業にお金を投入する。安倍政権では重要な書類を捨てる、改ざんするという行為が多発しましたが、キッチリと検証されていないがゆえ、安倍政治の悪癖がいまも続いているということなのでしょう。国葬までやった人を批判することはより難しくなってしまう。なにも変わらない、変えようとしない現状には強い危機意識を持っています」

と話す。

全国民を巻き込んだアベノマスク事業の正当性がチェックされないまま、なかったことにされていいのだろうか。どこに問題点があったのかを精査したうえで、再発防止策を講じなければ、またぞろ同じことが繰り返されるに違いない。

赤澤竜也 作家 編集者
大阪府出身。慶應義塾大学文学部卒業後、公益法人勤務、進学塾講師、信用金庫営業マン、飲食店経営、トラック運転手、週刊誌記者などに従事。著書としてノンフィクションに「国策不捜査『森友事件』の全貌」(文藝春秋・籠池泰典氏との共著)「銀行員だった父と偽装請負だった僕」(ダイヤモンド社)、「内川家。」(飛鳥新社)、「サッカー日本代表の少年時代」(PHP研究所・共著)、小説では「吹部!」「白球ガールズ」「まぁちんぐ! 吹部!#2」(KADOKAWA)など。日本文藝家協会会員。

感想
モリカケサクラ問題
詩織さん準強姦犯(民事)山口敬之氏の逮捕中止指示
旧統一教会問題の売国行為
国会で118回嘘
数兆円のバラマキ外交(プーチンへ3,000億円)
アベノミクス失敗で日本国民が諸外国に比べ貧しくなっている
そしてアベノマスクでの税金543億円をどぶに捨てた国民への背任行為
そんな人をさらに数十億円の税金を使って国葬

おかしいですが、国民が自公に投票した結果が今現実問題化しています。

若者が苦しんでいます。
シングルマザーが苦しみ、貧困の連鎖が続いています。
困窮者が増えています。
日本の将来を背負う若者支援も行っていないに等しいです。
これで良いのでしょうか?

旭川・中2凍死いじめ問題、最終報告書めぐり初会見…凍死といじめの因果関係不明などの理由説明、教育長は引責辞任 ”事実追求より、自己保身を優先した教育長! 教育者としてのプライドを自ら放り出す実践”

2022-09-24 18:32:18 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/f55b176dedde4a648141ad424a0a88432a99f28c 9/24(土) 16:44 HBCニュース

 去年3月、北海道旭川市の公園で凍死した当時、中学2年生の女子生徒のいじめ問題で、第三者委員会と旭川市教育委員会は24日午後、最終報告書に関する記者会見を開きました。

 今月、公表された最終報告書の中で第三者委は、亡くなった廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんに対する6項目のいじめについて、あらためて認めた上で、学校や市教委の対応を「法律違反になる」などと批判。
 爽彩さんの死は「自殺」との見解を示しつつも、いじめとの因果関係は「不明」としていました。

 24日午後、最終報告書の公表後、初めて開かれた会見で、第三者委の辻本純成委員長は、抑うつ状態での自殺とする凍死といじめの因果関係を不明とした理由の1つについて「遺族側に担当医との面談や通院時の医療記録の提供を求めたが、実際に提供を受けたのは、医療記録の表紙1枚のみで、報告書に記載した以上の踏み込んだ判断ができなかった」と述べました。

 また、遺族側が「学校内での無視などをいじめとして認めていない」と指摘していることについては「生徒への聞き取りをした結果、文言通りの無視という状況ではなく、対象生徒が心身の苦痛を感じていたとしても、背景などを調べた上で、報告書でいじめとして取り上げるものではないと判断した」としました。

 一方、4月の第三者委の中間報告まで、いじめについて認めず、遺族側だけでなく、第三者委員会からも対応を批判された市教委の黒蕨(くろわらび)真一・教育長は「学校および市教委にいくつもの問題が指摘され、遺族や市民に大変なご負担と不安をかけた。一連の事態を招いたことの責任をとる」として、24日付けで辞任したことを明らかにしました。

 今後は遺族側の要望に基づき、市長直属という新たな第三者委員会による再調査が行われることになります。

最終報告書は160ページ以上も、かなりの箇所が黒塗りに…

 およそ3時間に及んだ会見の最後、あらためて、いじめが爽彩さんが亡くなったことの一因ということでとらえていいのかという質問に対し、辻本委員長は「はっきりと結論を出せる答えを委員会として持っていない。表現の難しいところ」と述べました。

 そして、かなり長い沈黙があって「私たちは弁護士なので、裁判のことを考える。裁判で使う『相当因果関係』という意味では、いじめと亡くなられたことについて因果関係があるとは言えない。ただ、それはあくまで裁判での損害賠償に関わる話のことなので、それ以外の部分で、いじめと死が無関係だったとは言えない」としました。

 さらに続けて「学校や市教委がいじめの法律に沿った対応ができていたかというと、できていなかった。その責任はあると思っていて、そういう対応ができていたら、現実に起こったこととは、違う話になっていたのではないかとは思う」と締めくくりました。

<第三者委員会が認定した、いじめ6項目>
1.性的な話題をくり返す、体を触る
2.深夜や未明の公園などへの呼び出し
3.飲食代をおごらせる
4.性的な画像の送信の強要
5.性的な行為の強要
6.性的なからかい
※関与したのは、同じ中学と他の中学の上級生の男女7人

感想
旭川の女子中学生イジメ凍死事件、元校長の被害者への信じられない反応とは?小川泰平氏が直撃 "酷い校長がいじめを助長している!”

「加害者にも未来がある。学校は責任は負えない」旭川イジメ14歳凍死 中学校教頭が母親に告げた言葉《被害者母が悲痛告白》
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8468e60f629a86c3659b51bfa668625ada91274


教育長としてのプライドはないのでしょうか?
虐めでの自殺を防げなかったことを悔いることをせず、きちんと調査せず、都合の良い情報だけで、事実を捻じ曲げて自分の保身を図っていました。
情けないです。
教育者として不適切です。
こんな人を教育長として選んだ市長も問題です。
それと学校側も問題です。

起きたことは認めて、事実を調査して、問題を改善して、同じ問題が起きないようにするのが教育者ではないでしょうか?

魚の頭が腐ると、末端まで腐ってくるようです。
腐った魚の頭は責任を取っていないようですが。

我慢するほど脳の萎縮は加速する…和田秀樹さんが「家庭内離婚より生涯2回結婚制」を勧めるワケ ”如何に脳に刺激と栄養を与えるか”

2022-09-24 12:24:12 | 社会
https://news.line.me/detail/oa-president/uz0fykldqc8w?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none 2022年9月24日 12:00PRESIDENTPRESIDENT Online
脳のなかで最も早く萎縮(老化)し始めるのが、前頭葉だ。神経細胞の減少の加速は40~50代くらいから始まることがわかっている。医師の和田秀樹さんは「ライフスタイルや日常の習慣、嗜好や性向、思考法を少し変えるだけで意外に簡単に、前頭葉委縮を抑えることができるが、中高年に多い家庭内離婚・仮面夫婦は前頭葉を委縮させる恐れがある」という――。
※本稿は、和田秀樹『医者が教える50代からはじめる老けない人の「脳の習慣」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

中高年以降の「脳」について知っておく
①前頭葉が萎縮してくる(=前頭葉の老化)
②脳内伝達物質(セロトニンなど)が不足してくる
③動脈硬化が起こる
④男性ホルモン(テストステロン)が減少する(男女とも)①前頭葉の萎縮……脳の前頭葉は、人間らしい「知性」――意欲・好奇心・創造性・計画性などを司る部分ですが、早い人で40代から縮み始める、つまり老化し始めます。萎縮が進むと、感情のコントロールがきかなくなったり思考が平板になったりします。

②セロトニンなどの脳内伝達物質の不足……セロトニンの減少は「うつ」を引き起こしやすくします。一時的な減少でも意欲低下やイライラなど心の不調をもたらします。

③動脈硬化……脳の血管は非常に細く、動脈硬化が進むと徐々に、細い血管の内部がつまりやすくなるため、とりわけ深刻です。脳の動脈硬化が進行すると自発性がなくなります。

④男性ホルモンの減少……男性ホルモンは、実は女性にもあり(量は男性の10分の1~20分の1)、大脳の視床下部から「分泌せよ」との指令を受けた脳下垂体が、男性の場合は主に精巣と副腎、女性の場合は卵巣や副腎に働きかけることで分泌されます。

しかし司令塔がいくら頑張っても加齢により精巣や卵巣、副腎の機能が衰えると、男性ホルモンは減少します。男性ホルモンには脳に直接働きかけて、意欲を高めたり判断力や記憶力を高めたりする機能があります。男性ホルモンの減少により、憂うつ感や、集中力やアグレッシブさの欠如、判断力や記憶力の低下が引き起こされます。

前頭葉の老化を防ぐ
前頭葉の機能は、
①意欲と感情のコントロール
②思考のスイッチング
③クリエイティビティ。
前頭葉が萎縮して老化すると、これらの機能が低下する。一方でこれらの機能を保つことで、前頭葉の老化自体が抑えられる。

「気が若い人は、見た目も体もいきいきしている」――とは、多くの人が認めるところでしょう。この「気」とは「気持ち」のこと。それはまた「感情」と言い換えることもできますし、さらにそれらは「意欲」や「思考」、それに「創造性(クリエイティビティ)」にもおのずと現れてくるものです。

これら「意欲・感情、思考、クリエイティビティ」を司るのが、脳の「前頭葉」です。したがって、ある人の「意欲・感情、思考、クリエイティビティ」の如何をみればその人の前頭葉の状態もわかるのですが、一方で「意欲・感情、思考、クリエイティビティ」をいかに若い状態に保つか、いかにコントロールするかによって、前頭葉の萎縮、老化を抑えることもできるのです。

しかもそれは決して難しいことではなく、ライフスタイルや日常の習慣、嗜好や性向、また思考法をほんの少し変えるだけ、修正するだけで意外に簡単にできるものなのです。

「脳の領域」とそれぞれの役割分担
人間の脳は、大きく4つの領域に分かれます。

さらに左右の半球に分かれ、右半球は体の左半身、左半球は右半身の運動や感覚をコントロールしているのですが、脳の様々な機能はこれらの領域が、次のようにそれぞれ分担して司っています。

(1)前頭葉 
①前頭極(前頭葉の最も前の部位)……自発性、意欲、気持ちの切り替えスイッチ
②運動前野……創造性、意欲、感情のコントロール
(2)側頭葉 側頭連合野……言語理解、形態の認知
(3)頭頂葉 頭頂連合野……計算機能、空間などの認知や構成
(4)後頭葉 視覚領……視覚情報の理解

このように様々な機能が各領域に分担されているため、どの領域に問題が起こるかによって、影響を受ける機能やその態様も異なってきます。

この「問題」には、脳腫瘍・脳梗塞などの病気、けがの他に、「老化」があります。

例えば視覚情報を司る後頭葉に問題が起きると、視野狭窄や、何かが見えているがそれが何かわからないといった症状が起きます。計算や空間認識を司る頭頂葉に問題が起きると、パズルや計算がおぼつかなくなったり、簡単に道に迷ったりするようになります。

また、同じ失語症でも、前頭葉の問題が原因のときには、「相手の話はわかるけれど自分の言いたいことが言葉にならない」という形(運動性失語)で、側頭葉の問題が原因のときには、「自分の言葉は話せるが、相手の話が理解できない」という形(感覚性失語)で現れます。

前頭葉の老化とは
人間の脳は、歳をとると萎縮します。この脳の萎縮こそが脳の老化ということなのですが、とはいっても、スポンジがひからびるように脳全体が一気にしぼんでしまうというわけではありません。

脳のなかで最も早く萎縮し始める(=老化し始める)のが、前頭葉です。そしてこの老化(神経細胞の減少の加速)は、なんと40~50代くらいから始まることがわかっています。

「年寄り」どころかまだまだ働き盛りの年代から始まってしまうというのは初めて聞く方には相当ショックだと思いますが、では、この前頭葉が老化すると、どんな症状が起こるのでしょうか――。

前頭葉の主な機能は、
①意欲と感情のコントロール、
②思考のスイッチング、
③クリエイティビティ(創造性)
です。

それゆえ、前頭葉の老化によって、①自発性や意欲が減退する、感情が老化する、②ある感情や考えから別の感情、考えへの切り替えが悪くなる・できなくなる、③新しい発想や、創造的なことができなくなる、という症状が起こります。

具体的には例えば、感情のコントロールがきかなくなるために怒りっぽくなり、さらに感情のスイッチングがうまくいかないために、一度怒りだしたらいつまでも怒っている、といったことが起こります。また、自発性や意欲が減退するため、何かにつけて面倒くさくなったり、体を動かすのが億劫になります。

創造性がなくなるので、アイデアも出てこなくなり、考え方も平板になります。実際に症状は様々な形で現れてくるのですが、前頭葉の老化を示す萎縮の様子は、MRIなどの画像でははっきりと見てとれるにもかかわらず、本人はなかなかその症状に気づかないという厄介さがあります。

前頭葉の機能は、いわば「人間らしさの源泉」ともいえるのですが、使わなくても不自由はしませんし、生きていくことはできます。この点が、前頭葉の老化を自覚しにくくしているといえるでしょう。

「家庭内離婚」「仮面夫婦」状態を打破する
「家庭内離婚」「仮面夫婦」を続けるうちに、前頭葉はどんどん老化していく。そんなことになるくらいなら、すっぱり別れて新しい可能性を追求したほうがいい。

「熟年離婚」という言葉がすっかり定着して久しい昨今ですが、そんな離婚の多くは、妻側からの申し出によるもの。ある日突然、離婚届を突き付けられて慌てるのは夫のほう。


和田秀樹『医者が教える50代からはじめる老けない人の「脳の習慣」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

しかし仮にここでいったん元のさやに収まっても、その後もこれまで通り一緒に暮らしていけるのか――もちろん、「とりあえず」一緒に暮らしていくだけならできなくもありません。惰性で、いわゆる「家庭内離婚」「仮面夫婦」を続けながら。しかしこれほど、互いの脳にダメージを与え合う関係もありません。まず、我慢。これが前頭葉機能を低下させます。

さらに、惰性でずるずるの生活では前頭葉を刺激するチャンスもありません。そんな生活を続けるくらいなら、すっぱり別れて、再婚活でもして第二の結婚生活に踏み出すことも選択肢のひとつとして考えたほうがよいのではないか、と私は思っています。

さらに、人生80年もあるなら生涯2回結婚制というのも「アリ」ではないかと思います。

子供を産み育てるための結婚と、晩年の人生を本当に気の合う人とともに送るための結婚と――そのほうが新しい可能性も開けてくるというものです。

「そうは言っても今さら自分の生活は変えられない」、まずはその思考を変えることです。
[精神科医・国際医療福祉大学赤坂心理学科教授 和田 秀樹]

感想
脳の衰えはいろいろなところに影響を与えます。
ホルモン分泌にも影響を与えます。

脳に刺激を与えることなのでしょうね。

政治家、高齢者が多いです。
きっと悪いことも含めたくさんの刺激があるのでしょう。
悪いことをして国民を困窮させ、自分たちは長生きする。
国民は困窮し、栄養も不足し、長生き出来ない。
だったら、気持ちだけでも若くいたいものです。
それにはいろいろなことにチャレンジすることなのでしょう。
聖書の山上の垂訓、「門を叩け、さらば開かれん」
門を叩いても開かれないことはあるかと思いますが、叩かない限り門は決して開かないでしょう。

「算数の考える力をつけよう 言葉や図で整理する」宮本哲也監修 ”なるほど、算数は考える習慣と力を付けるためのものだったのか”

2022-09-24 11:15:25 | 本の紹介
・算数は「計算する教科」ではなく、「考える教科」なのです。

・何のために勉強するのでしょうか?
幸せになるために勉強するのです。
「幸せって何?」
自分らしく生きることです。
「自分らしい生き方って、どういう生き方?」
それを見つけるために勉強するのです。
だれもあなたにそれを教えることはできません。
自分で見つけるしかありません。
そのためには考えることが何よりも大切で、算数というのは考えることにとても適した教科なんです。

・考えた分だけかしこくなるのです。
たくさん考えて、たくさんかしこくなってください。

・考えてみよう22
ナナさんと、弟のタカシくん、妹のユキさんの3人で、カーレースゲームをします。
ナナさんのお父さんとお母さんは、3人の順位を予想しました。
父:1位はタカシ、2位はナナだね。
母:1位はユキ、2位はタカシだわ。
2人の予想は、どちらも片方だけ当たっていました。
ゲームの順位を1位から3位まで求めましょう。
⇒1位はユキ、2位はナナ、3位はタカシ。

・考えてみよう23
ロバ、イヌ、ネコ、オンドリは、ブレーメンに行く途中の家で、トランプをしました。それぞれの話をもとに、トランプの順位を求めましょう。また、考えた筋道を説明しましょう。
ロバ:4位ではなかった。
イヌ:オンドリに負けた。
ネコ:3位でも4位でもなかった。
オンドリ:ネコに勝った。
⇒オンドリ1位、ネコ2位、ロバ3位、イヌ4位

・考えてみよう25
A,B,C,D,Eの5人の子どもが持久走をしたところ、5人のタイムの関係は下のようになりました。A,B,C,D,Eの5人を、1位から順に並べるとき、その並べ方をすべて考えましょう。
 ・同着はいない。
 ・1位と5位の差は30秒。
 ・CはAより9秒速い。
 ・BとCの差は25秒。
 ・EはDより12秒速い。
⇒C 9秒 A 9秒 E 7秒 B 5秒 D

感想
宮本哲也さんは、子どもたちに考える算数をさせているようです。
宮本算数教室
https://miyamoto-puzzle.com/miyamoto/index.html
より
 『賢くなるパズル』は、宮本哲也氏が開いている宮本算数教室の教材。宮本先生のこの教室は無試験・先着順の入塾ながら、開成・麻布・栄光・筑駒・桜蔭・フェリスなどといった最難関中学校に、近年生徒の80%以上が進学する実績を持っている教室です。入塾申込日には、メールが殺到し、倍率5倍以上になるほどの大人気の教室。『賢くなるパズル』は宮本算数教室の3年生用の教材です。教室に入塾した生徒は最初の1年間ひたすらパズルを解きます。
 宮本算数教室ではパズルを1問解くごとに、1ポイントずつポイントを付与し、そのポイントが250ポイント貯まるごとに昇級していくシステムを取り入れています。パズルという楽しみながら学習できる教材とポイント制度で、子どもの学習意欲や達成感を常に刺激し続けます。1年間このパズルをみっちりとやった生徒たちは4年生、5年生と学年が上がっても、問題を粘り強く考える姿勢が身についているので、どんな教科のどんな問題でも真剣に取り組むことができます。
※開成中学合格率77%(74人合格/96人受験。2012年度合格者実績までの計算)

算数で、”鶴亀算”、”出逢い算”、”植木算”、”水道算”などいろいろああでもないこうでもないと考えました。
確か小3か小4でした。
2問できると、次の2問がもらえます。
そしてそれをやっていきます。
どこまで到達しているかはクラスでグラフに張り出されます。
1位と2位を競っていました。
よく考えたのを覚えています。

小学6年の時、問題集「ロケット式」があり、難しい問題が多く、兄に尋ねたら、代数を使って解いてくれました。便利なものがあるなあと思いました。
兄も代数使わずに解けませんでした。
学校の先生に尋ねても解けなかったです。
それをあれこれ考えたのが算数好きになり、数学が好きになりました。

確か中学の時に、多胡輝頭の体操の本が何冊か出ましたが、それを解くのがとても面白かったです。

中高校の時も数学は難問があると1時間でも2時間でも考えていました。
すぐに答えを見ることはしませんでした。
効率の悪い方法でした。
でのこの考えることが良かったのでしょう。
宮本哲也さんの本を見て、なるほどと思いました。

子どもに、その学科は何のために勉強するかの意味、目的をしっかりと先生が伝えることができると、子どもは興味を持って学ぶのでしょう。

私も算数を考えたおかげで、考えることを学んでいました。
実際試験でもわからない問題を考えている内に解答が見つかることがたびたびありました。
大学1年の数学の試験問題5問ともわかりませんでした。
これは赤点だと思いました。焦りました。
でもあれこれ考えている内に5問ともわかり、優を取りました。
大学院入試の試験でわからない問題をあれこれ考えて解答を見つけました。
これはかなり難問で他の人はほとんど出来なかったようです。
これが解けて、他の人との差がついて何とか合格しました。
試験終わった時、その問題が正解だったか分からなかったので、大学院受験浪人を覚悟しました。
ところが語学、化学が低かったのですが、この問題は物理化学だったのですが、何とか合格者の真ん中に滑り込みました。
研究室の教授も、最初に語学と有機化学の結果がでたので、私は完全に落ちたと思ったそうです。

面接で、「君は専攻が有機化学だね。有機化学は悪いのに、物理化学が特に良いけど、専攻間違いじゃないの?」と言われました。
実は有機化学では、問題に出たある化合物の構造がわからなかったために、私の研究室の受験者3人は皆出来ませんでした。そのため他の研究室の受験生と10点マイナスのハンディを背負っていました。一人はギリギリ合格、もう一人は数点の差で落ちました。
他の研究室の人たちは偶然、その化合物を話し合っていて構造式を知っていました。
構造式さえわかれば、満点の10点が取れる試験でした。
この化合物の構造式が分かっていれば、トップ合格の点数でした。
モルホリンです。
出された問題の運不運で人生が変わりますね。
その物理化学の問題ではなく、差がつかない問題だったら、大学院は不合格でもう1年大学院入学に向けて研究室にいたでしょう。来年度受かるかどうかは保証されていません。
最期まで諦めないという習慣を身に付けたのは大きかったようです。

13個のコインがある。
1個だけ外観は同じで重さの違うものがある。
3回の天秤(左右同じかどうか)操作で、その1個を見つけなさい。

この問題はよく考えました。
下記に問題と回答があります。
自作パズル『計13枚のコインと天秤パズル』
https://mathlog.info/articles/2864


こんな問題も楽しめます。

〇〇〇①①①
3回の操作で
〇①〇①〇①または①〇①〇①〇
にする。
動かす時は隣同士の2個だけを並行移動する
コインの間には隙間がないこと。

例えば、
〇〇〇①①① ⇒ 〇〇  ①①〇①
で1回の操作です。
結構楽しめます。

〇〇〇〇①①①①
だと4回の操作で
〇①〇①〇①〇①
にできます。