小沢一郎氏、「国賊」発言で村上議員を処分方針の自民党に「一番処罰されるべきは誰なのか」と苦言 ”自民党と公明党には冷静に価値判断できる人はいないのか？/自己保身優先する人ばかり？”

https://news.yahoo.co.jp/articles/a34913ea91a25c40e20b73b4c2f3b9a300a3a6c1 9/30(金) 17:59　よろず～ニュース

　自民党が３０日、故安倍晋三元首相を「国賊」と呼んだと一部で報じられた同党の村上誠一郎元行政改革担当相の「処分」をめぐり、１０月１２日に党紀委員会を開く方針を決めたことを受け、立憲民主党の小沢一郎衆院議員がツイッターに新規投稿し、「一番処罰されるべきは誰なのか」と〝処分をする側〟である自民党の見識を問うた。

　小沢氏は「本当に倫理・正義・道徳に反する人間は誰なのか、権力の私物化・乱用により日本の政治を腐敗させ、行政を破壊し、立憲民主主義を滅茶苦茶にしてきたのは誰なのか、一番処罰されるべきは誰なのか、自民党がそんな簡単なこともわからないなら、もはや政権政党の資格は無い。彼らに必要なのは鉄槌である」と苦言を呈した。

　さらに、小沢氏はこの投稿に先立ち、村上氏の処分について「統一教会との長年の癒着で国民に多大な被害をもたらしてきた多くの所属議員を処分することなく、逆に教団の最大の守護者であった安倍氏を批判した議員を処罰しようとする自民党。倫理観が異常で、意味不明。自民党は完全に壊れてしまったが、我々は日本を壊す訳にはいかない」と訴えた。

　村上氏は自民党の衆院議員として、２７日に実施された安倍元首相の国葬を欠席。その決定に至る過程を問題視しての国葬欠席という、与党議員としては異例の行動で注目された。その中で「国賊」発言が一部で報じられた。
（よろず～ニュース編集部）

感想；
小沢氏の言われていることはその通りだと思うのですが、自民党と公明党の議員さんはそう思わないのでしょうか？

ご自分が情けなくないのでしょうか？
村上氏は勇気ある方です。

昔の自民党は内部でいろいろな意見が出ました。
ところが出なくなりました。
出なくしたのが、安倍元首相です。
次回選挙に公認しないからです。
あるいは複数だして刺客を送り込むからです。
何億円もお金を自民党から刺客に渡すのです。
よほど、選挙に強くないと発言できないのでしょう。
国民も発言する人支援しないと、誰も発言しません。

辻本さんの旧統一教会のことを言うなら、山際氏、細田氏、下村氏、その元締め安倍元首相を追究することではないでしょうか？
死者を敬うことと、やってきたことをきちんと検証することは別だと思うのですが。

【速報】自民党　旧統一教会との追加調査公表　木原副長官ら4人の氏名を新たに公表　接点ある議員180人に　しかし、山際大臣は会合に出席も名前含まれず

「傲慢（ごうまん）と善良」辻村深月著 ”この人と結婚してよいか？を小説でいろいろな登場人物の言葉から考える”

・「現代の結婚がうまくいかない理由は、『傲慢さと善良さ』にあるような気がするんです」
「現代の日本は、目に見える身分制度はもうないですけれど、一人一人が自分の価値観に重きを置きすぎていて、皆さん傲慢です。その一方で、善良に生きている人ほど、親のいいつけを守り、誰かに決めてもらうことが多すぎて、”自分がない”ということになってしまう。傲慢さと善良さが、矛盾なく同じ人の中に存在してしまう、不思議な時代なのだと思います」
「その善良さは、過ぎれば、世間知らずとか、無知ということになるのかもしれないですね。
小野里（結婚相談所）の目が、目の前の架（かける）を通じ、誰か別の相手をみているように思える。それは、架と、架の後ろにいる多くの人たちに向けられた言葉であるかのように聞こえた。

・「今日、小野里さんとお話ししていて何度も出た言葉ですけど、僕も実際、婚活していて、その感覚に苦しめられが気がするんです。相手と会って、条件は申し分ないはずなのに、ピンとこないから決断できない。－結婚した友人たちからは、ピンとなんてくるはずない、と言われたりもしましたけど」
ピンとこない、は魔の言葉だ。それさえあれば決断できるのに、その感覚がないから、どれだけ人に説得されようと、自分で自分に言い聞かそうと、その相手に決められない。
真美（架の婚約者のストーカーに狙われている嘘を言って架に結婚を決断させた後、その嘘が架の女友達にわかって突然姿を消す）もここで（真美が入っていた結婚相談者）、その感覚に苦しめられたのではないか。架のように。
「－ピンとこない、の正体について、私なりのお答えはあります」
「何ですか」
「ピントこない、の正体は、その人が、自分につけている値段です」
「値段、という言い方が悪ければ、点数と言い換えてもいいかもしれません。その人が無意識に自分はいくら、何点とつけた点数に見合う相手が来なければ、人は、”ピンとこない”と言います。－私の価値はこんなに低くない。もっと高い相手でなければ、私の値段とは釣り合わない」
「ささやかな幸せを望むだけ、と言いながら、皆さん、ご自分につけてらっしゃる値段は相当お高いですよ。ピンとくる、こないの感覚は、相手を鏡のようにして見る、皆さんのご自身の自己評価なんです」
身体のどこかで、戦慄を感じた。思い出したのは、悪友の女友達との会話だった。
―あの子と結婚したい気持ち、今、何パーセント？
－ひどいなぁ。今私、パーセント聞いたけど、それはそのまま、架が真美ちゃんにつけた点数そのものだよ。架にとって、あの子は70点の彼女だって、そういったのと同じだよ。
－だって、架、たとえばアユちゃん（前に付きあっていたが、アユから架に結婚する意志があるか問われ、今は結婚は考えられないと返答したため、アユは去って別の人と結婚、アユから別れを告げられたときに架から結婚しようと告げたが「もう遅い」と言われた）だったら100点か、120点をつけたでしょ。

・「こちらでご紹介したお相手のどちらもうまくいかなかった真美さんが、ご自分に見合うと判断したお相手がどのような方なのか。―真美さんが、ご自分につけていらした値段がいかほどのものだったのか。西澤（架）さんにはぜひ、お会いしてみたかったの」

・「確かに、真美さんはすごくいい子だから、これまで結婚に向けてうまくいっていなかったのが不思議なくらいだと思いました」
「それって、逆じゃない？　いい子なのに結婚できないんじゃない。真美の場合は、いい子だから結婚できなかったんだよ」
「いい子だから、学生時代も真面目に過ごしてきて、親を心配させたくないって彼氏もできない。恋愛経験の蓄積がないから、いざ大人になっても動けないし、家族に守られた環境のなかでしか過ごしたことがないから他人が怖い。傷つきたくない。－恋愛するようになっても、いい子だらら打算的になれない、要領が悪いから人にも出し抜かれる」

・「親の望んできた『いい子』が、必ずしも人生を生きていく上で役に立つわけじゃないんだよ」
希美（真美の姉、親に反抗してさっさと家を出て自分の結婚相手を自分で決めた）が言う。
「確かに・・・。実際は真面目で誠実な人より、軽薄で浮気性な人の方がモテたり、結婚と離婚を繰り返したりもしていますものね」
婚活の現場で何度も見てきたことだ。

・傲慢さと善良さ。
婚活に、傲慢さが障害になることの方は身をもってよくわかっていた。けれど、美徳であるはずの善良さがそうなるのは、あまりもいたたまれない。
やりきれない話だ、と架は思う。
「真美が戻ってきても怒らないでやってね」
架との話が終わり、希美が桐歌をつれて家を出た直後、囁くようにそういった。

・「強いて言うなら、うまくいかないのは、真美ちゃんの婚活が在庫処分のセールワゴンの中だからじゃない？って言ったんです。掘り出し物が出てくることもあるかもしれないけど、そんなとこじゃなくて、新しい、ちゃんとした値段で買えるものの棚に行けば欲しいものはきっとたくさんあるんだし、そっちに行きなよって」
何気ない口調で言われた恵みの言葉に息が詰まった。黙ったまま彼女（恵。真美の県職時代の同僚であり同級生）を見るとと、無組が平然と続ける。
「いきないお見合いとか、二人だけで会うようなそういうとこに行くから、いい人がいないんじゃないかと思ったんです。真美ちゃんが敬遠しえいた合コンとか、そういうところで複数の相手おコミュニケーション取りながらの方が、相手の人との接しかたもわかるし、いいじゃないって」
「真美さん、どう答えていました？」
「じゃあそういうところからも探してみようかなって、言ってましたけど」
（真美は群馬の実家暮らしから東京で一人暮らしを始め、そこで婚活も再スタートさせた）

感想；
あらすじを知りたい方は下記を見ていただければ。
https://hyakuhon.com/novel/goumantozenryou/

傲慢と善良、
どこかでの妥協なのでしょうが、それを許さないのが傲慢だけでなく善良もあるのでしょう。

この本を読んで、鳥が相手を見つける話を思い出しました。
できるだけ良い相手をオスもメスも探します。
それが外観でわかるようです。
しかし、自分のレベルがあり、結果的に自分に合った相手を見つけてつがいになります。
そこへ自分のつがいのオスより遺伝子的に良いオスが来ると浮気するそうです（受精）。
少しでも良い子孫を残そうとする。
しかし、つがいのオスより、遺伝子的に低いオスがくると相手にしないそうです。

人間にもそういう要素があるのかもしれません。

でも、結婚は勢いもあるように思います。
それと勘違いもあるかと思います。

パナソニック子会社 エアコン設置工事などで法令違反2万2000件以上 ”経営陣も把握していたが対処しなかった/他社はどうなのでしょう？”

https://news.yahoo.co.jp/articles/a053c517bb2489ded431abaee07ec13892c521be 9/29(木) 19:03　TBS NEWS DIG Powered by JNN

パナソニックホールディングスの子会社は、エアコンなどの設置工事で資格者を配置しない法令違反の状態で2万2000件以上の工事を行っていたと発表しました。

法令違反が確認されたのは、大型家電の設置工事などを請け負っている「パナソニックコンシューマーマーケティング」です。

エアコンやテレビ受信用アンテナの設置工事の際には、「主任技術者」という国家資格を持つ担当者の配置が法律で義務づけられていますが、会社はことし5月、一部工事で配置していなかったと明らかにし、外部調査委員会が件数を調査していました。

その結果、2012年度以降で資格者不在の状態で行われた工事が、2万2821件確認されたということです。

法律に対する認識の甘さなどが要因だったということで、再発防止を徹底するとしています。

系列店に「忖度」、是正遅れる　パナ子会社で不適切工事2万2千件
https://www.asahi.com/articles/ASQ9Y6HGKQ9YPLFA002.html
だが調査報告書によると、2012～22年度に同社が受注した2万2718件のうち、98%にあたる2万2293件で配置を怠っていた。ほかの修理工事など528件でも不配置だった可能性があるという。建設業法に対する理解不足が原因だったとされた。

　不適切な実態については、19年に担当社員らが把握し、経営陣に報告したが是正されなかった。その後、21年10月までに複数回、社内で議論されたものの、受注停止を始めたのは翌年2月だった。報告書は、系列家電店に不利益が出ることを同社が「過度に忖度（そんたく）した」と指摘した。

本行動基準に違反した場合（パナソニックグループ）
https://holdings.panasonic/jp/corporate/about/code-of-conduct/scope.html#Sec_03
役員・従業員を問わず、本行動基準に違反した場合は、適用される社内ルール、就業規則、個別契約、法令等に基づき、懲戒処分（解雇を含む）の対象になります。
さらには、法令等の違反も引き起こし、違反者個人に対して刑事罰（罰金や懲役刑・禁錮刑）が科され、また、所属している会社に対して制裁金その他の行政処分が課され、または刑事罰（罰金）その他の制裁が科される場合があります。
また、会社の経済的損失や、信頼の毀損、レピュテーション上の問題につながる可能性もあります。

感想；
経営陣が法令違反を放置していたことも問題です。
パナソニックはそういう会社だということをアピールしたわけです。
パナソニックはパナソニックコンシューマーマーケティングの経営陣に対して、どのような処分を行うのでしょう？

他社はどうなのでしょう？
車の不正検査のように広がるのでしょうか？