・自分の頭で考えて、自分にふさわしい、自分のやり方を、見いだすこと。自分の頭で考えて、新しいやり方を創り出し、新たな行動に移す行為を、「自考」と呼ぶことにします。この「自考」で、あなたの中の何かが変わります。
・自考の定義
自分の頭で考えて、
1)既存のルールや価値観、やり方などを疑うこと。
2)自分のやり方を見いだし、創り出すこと。
3)自分以外の人を受け入れること。
4)その他(あなたが自考して追加してください)
・「自分が自殺したら、子どもが不幸になる」。回復への希望が薄れていく中、母親はその思いだけで(がんの)激痛に耐えたそうです。自殺しないことが子どもを守ることだったのです。その母親の思いを台無しにするわけにはいきませんでした。
・暗闇の毎日から現実の世界に引き戻そうとしてくれた人もいました。中学時代の恩師は夜、いつ電話をかけても相手をしてくれました。私が電話を切らない限り、何時間でも受けとめてくれました。仕事で疲れているのに、自分が受け持つ生徒でもないのに、大変だったでしょう。
・自殺した人が11年ぶりに増加 子どもの自殺が過去最多に(2020年)
・病院に入れず自宅での死亡相次ぐ、これが先進国、日本の姿
・オリ・パラ開催 国民への説明を尽くさない日本の首相レベル
・国民のレベル以上の政府や政治は生まれない
・(
宮本哲也塾の教え子)村野さんは言います。「宮本先生の授業は楽しくて仕方なかった。熱中させてくれた。一見冷たく見えるけど、彼ほど子どもを愛している塾講師はいないのではないか」。
・「人生で後悔しないためのたったひとつの方法。それは挑戦し続けること」。恩師の宮本さんがよく口にするこの言葉を村野さんは思い起こします。
・「大阪ガスが業界基準に従わず被災地にガス供給6時間」(ガス供給をいったん止めてしまうと、全てのガス管を検査しなければならず、多額の費用がかかります。それが懸念となって、ガス停止の判断が6時間後になってしまったのでないか。私はそう見立てました)
記事を流した直後、ガス会社の広報責任者が私に抗議の電話をかけてきました。普段は温厚なこの責任者はものすごい剣幕でした。「事実無根だ。記事をすぐに取り消せ!」と怒鳴り散らします。押し問答が1時間。ガス停止までに要した「6時間」は速やかなのか、そうでないのか。私に動揺はありませんでした。
漏れたガスの影響で焼け死んだかもしれない女性のことが頭にありました。「6時間も被災地にガスを垂れ流した影響で、死傷者が1人も出なかった、とあなたは証明できますか」と広報責任者に私は静かに尋ねました。すると、かれは受話器をたたきつけ、抗議をやめました。私の特ダネ記事は翌日、共同通信に加盟する全国紙の朝刊1面などに掲載されました。
「資源エネ庁、震災時のガス会社のガス供給基準を厳格化へ」。
・不登校の子どもたちに未来を託す。そんな教育改革に挑んでいる人がいます。
南手英克さんに初めて会ったのは1999年m、石川県白山市でした。
あれから約22年。骨太さん(愛称)は夢を広げていました。2011年11月、新たに金沢市に「
パトリ合同会社」を設立しました。教育と福祉を融合した「第3の学校」です。不登校の小中学生が通うフリースクール。通信制高校の”分校”。勉強が苦手だったり、障害があったりする人のための学習塾。発達障害の小中高校生のために放課後デイサービス、パトリには約80人が通っています。
通信制高校の”分校”として、数人の卒業生を送り出しました。大学を目指すひともいます。
「パトリに来てくれるには、いわば、”はみ出し者”。ここは最後の砦です。世の中の矛盾に気が付いて、よく来てくれたなあ。そんな気持ちで迎えます」。
・「大事なことは、記者の一人一人が実力をつけることであり、そういう記者を自由に活動させることである」。
・『新聞が衰退するとき』黒田清著
・「情報リテラシー」事実を見極める具体的な方法
1)「事実」
・現場で、または当事者から直接確認できた情報
2)「事実の可能性が高い準事実」
・本当に信用できる人から直接確認できた情報
・当局や上場企業が発表した情報のうち事実を思われる内容
・大手メディアが流した情報のうち事実と思われる内容
・インターネットやSNSの情報のうち事実と思われる情報
3)事実かどうか確認できない情報」
・当局や上場企業が発表した情報でも怪しい内容
・大手メディアが流した情報のうち怪しい内容
・インターネットやSNSの情報のうち怪しい内容
・信用できる人の情報だが、信じ難い驚くべき内容
・自分で確認しようがない過去の歴史・史実
・情報の真偽を判断する基本
1)誰がいつ、発信した情報かを確認する
2)その情報発信者は実名化匿名かを確認する
3)その情報はソース、根拠を明示しているかを確認する
4)その情報と発信者はどんな関係性かを確認、推測する
5)発信者がその情報を発信した目的は何かを確認、推測する
6)複数の発信者(媒体)の情報を確認する
・
未来工業のホームページ「常に考える」
『日本でいちばん大切にしたい会社2』坂本光司著にも掲載されています。
・ある省庁の幹部が嘆いていたのは、自民党内で強い力を維持する安倍晋三首相の言葉でした。財政健全化を軽視するかのような言葉に対し、はばからずに次のように私に漏らしました。
「こんな幼稚な発言がまかり通っている」それは2021年7月、新潟県三条市で開かれた安倍さんの講演会の発言でした。
「子どもたちの世代にツケを回すなという批判がずっと安倍政権の時にあった。でもこの批判は正しくないんです。特にコロナ対策においては、政府・日本銀行が連合軍でやっていますから、政府が発行する国債は日本銀行がほぼ全部買い取ってくれています。
みなさん、どうやって日本銀行は政府が出す巨大な国債を買うと思います。どこからお金を借りてくるのか。違います。紙とインクでお札を刷るんです。20円で1万円札が出来ますから。つまり、それは新しいお金が誕生して世の中に出て行きますから。それはデフレ圧力になります。同時に円高が進んでいかない力にもなっているということであります。日本銀行というのは、政府の言ってみれば子会社の関係にあります。連結決算上は実はこれは政府の債務にもならないんです。
ですから、孫子の代にツケを回すというのは正しくありません。ただ、2つだけ副作用があります。インフレがどんどん進んでいくという問題。もう一点は円の価値がどんどんどんどん暴落していくという問題。でも、みなさんそんなことになってますか。全くなってない。いま下手をするとまたデフレに突入してしまうかもしれないという状況。今の状況であれば、もう1回、もう2回でもいい、大きなショットを出して国民の生活を支えていく、大きな対策が必要であります」。
・・・
国の借金はとうとう1,000兆円を超えました。財政健全化は日本にとって最重要課題のひとつです。日本国債が暴落し、財政破城状態になれば、日銀の信用だけでなく、日本という国家の信用が失われます。通貨円は暴落し、世界から”日本”が買い叩かれるかもしれません。超インフレになり、国民生活は苦境に陥ります。失業、預金封鎖、増税なども推定されます。結局、すべての負債は国民い押しつけられます。・・・
また、日銀は政府の子会社ではありません。日銀法によって、少なくとも金融政策の運営において政府からの独立性が確保されています。
・すぐに実行すべき5つの重要政策
1)自考と自立を促し、未来を切り拓くゼロベースからの共有(教育)改革。
2)世界をリードする産業・企業を生み出すイノベーションと研究開発促進、成長戦略。
3)国民が信用できる年金制度の構築を柱にした本格的な社会保障改革。
4)世界から信頼される自立した安全保障、外交、経済イニシアチブ政策。
5)子どもを産み育てたくなるような信頼できる社会にするためのあらゆる政策。
・アメリカの「本能」「本性」を知っておく
アメリカ人は、アメリカの利益のために他国を利用するという本能や本性を持っています。
「自分たちは世界で一番偉い、すごい」などと信じているアメリカ人が実に多い。
・「子どもが上海に出稼ぎに行く時代」が来るのか
感想;
本を一冊出すには、少なくとも100冊読むと言います。
つまり、自分が読まない、読めない本の大切なことを、その著者を通して紹介してくれています。
本に紹介されている本を読むことが多々あります。
知らないことに気づかされます。
それと自分の物事の見方だけでなく、違う視点もあることに気づかせてくれます。
また同じ視点のところにも気づくことがあります。
日本は今円安とインフレで、さらに生活が苦しくなるでしょう。
安倍元首相がいみじくも言われた副作用二つが今起き始めました。
年金は実質減少。
過去20年で日本の賃金は5%減、韓国は3倍になっています。
製造業を賃金の安いアジアに出していましたが、今賃金の安い日本に戻ってきています。
円安で日本の土地や会社が中国や香港のファンドなどにどんどん購入されています。
自分で考えて行動することが、今まで以上に求められているようです。
まさに自分の人生をどうするかは、自分の考えと今の行動が、自分の未来の姿なのでしょう。
自考するためにはある程度の知識が必要になります。
いろいろな体験も必要でしょう。
一人でできることには限界があります。
それを超えるには本から教えてもらうことが大きいようです。
歴史から学ぶこともまさにその一環なのでしょう。
人は人によって傷つきますが、人によって癒されまた人によって育てられているようです。
著者も多くの人から教えられたようです。
人生でそういう人に出会えるかどうか、人生に夢と希望、生きるエネルギーを与えてくれるかもしれませんそしてそれが人生に彩をプレゼントしてくれるかもしれません。
また、逆にある人の人生に力になれることがあるとそれはとても嬉しいことでもあります。