国民民主党の榛葉賀津也幹事長は14日の記者会見で、立民の阿部知子衆院議員らが東京電力福島第1原発処理水の放出計画の中止を求める共同声明を発表したことに苦言を呈した。「(放出されるのは)汚染水ではなくて科学的に安全が証明された処理水だ。科学は嘘をつかない。文句や疑義があるのならば科学的に論理的に反論をしてほしい」と述べた。
「こういう問題を政治利用して世論を煽ったり、ミスリードをするような言動を繰り返すのは極めて残念、遺憾だ」とも語った。 一方、立憲民主党の泉健太代表は14日の記者会見で、阿部氏らについて「党の立場で動いているものではない」と述べた。
感想;
確かに、基準値を超えた汚染水を薄めて基準値以下にした。
これは科学として納得です。
しかし、これがもし通用するなら、カドミウムに汚染したお米を、汚染していないお米とブレンドすれば、基準値以下です。
いやいや米粒1個が問題だというなら、米粉にして交ぜれば適合です。
悪いものを良いもので混ぜて適合させるあるいは希釈すると適合、これは科学としてどうなのでしょう?
川に排出基準を超えた時は、川から水を引いて、薄めて流せば大丈夫です。
もし、それをやったらどうなるのでしょう?
罪に問われたら、一言、
汚染水を薄めたら安全な処理水と、それが科学だと言われたので、それに従いました。
どこが悪いのでしょう?
医薬品製造では、規格外になったものを規格適のものと混ぜて、規格適になってもGMP違反になります。
悪いものを良いものと混ぜててきごうすることは不適合になります。
それにしても泉代表は何を守りたいのでしょうね?