幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

絵本『だいじょうぶだよ、ゾウさん』作: ローレンス・ブルギニョン 絵: ヴァレリー・ダール 訳: 柳田邦男訳

2024-03-04 12:48:12 | 本の紹介

 家族の病気や死を通じて子どもは命や死について学びます。その機会を子どもから奪ってはいないだろうか?
 年老いたゾウは自分の死期を悟るが,一緒に暮らしていたネズミはそれを受け入れられない。しかし幾つもの季節を重ねるうちにネズミも成長して…。

この本に紹介されていました。
とっても良いお話で、絵もステキです。
ぜひ読まれると良いと思います。

ゾウさんとねずみさんの温かい交流。
そして死ぬということ。
希望を与えてくれます。

「採用基準 地頭より倫理的思考より大切なもの」伊賀泰代著 ”考えることが好きな人を採用”

2024-03-04 10:48:18 | 本の紹介
・なによりも面接担当者が知りたいのは、「その候補者がどれほど考えることが好きか」、そして「どんな考え方をする人なのか」という点です。考えることが好きな人なら、どんな課題についても熱心に考えようとするでしょう。「考えることが楽しくて楽しくて」という人でないと、毎日何時間も考える仕事に就くのは不可能です。

・もうひとつ理解されていないのは、「ケース面接に答えを出すことは、重要ではない」ということです。ケース問題は、応募者の思考方法を具体的に知るための会話の材料として使われているだけで、それ自体に正しい答えを出すことが重要なわけではありません。そもそも大半の面接者は、応募者とのやりとりの中でケースの設定を随時変更しており、正しい答えなど存在しないのです。

・コンサルティング業務の根幹は、企業経営者向けのサービス業です。企業を率いる経営者の方から相談を受け、その解決を支援するのが仕事です。それは、
 ①経営課題の相談を受ける
 ②問題の解決方法を見つける
 ③問題を解決する

・思考力
  思考スキル 後から学べるもの/面接時になくても、学ぶ力があるとわかればよい
    +
  思考意欲  
    +  ⇒高い思考力を持つために不可欠な適正/面接時に確認する必要がある
  思考体力

・実はマッキンゼーでは、バランスが崩れていてもよいので、何かの点において突出して高い能力をもっている人が高く評価されます。ある一点において卓越したレベルにある人を「スパイク型人材」と称し、採用時も入社後も「彼・彼女のスパイクは何か」という視点で人材を評価しているのです。

・マッキンゼーが求める資質
 ①リーダーシップがあること
 ②地頭がいいこと
 ③英語ができること
 このうち、日本の“優秀な人”がもっているのは②だけであり、残りのふたつは絶望的に欠けています。

・マッキンゼーが求めている人材をひとことで表現すれば、それは「将来、グローバルリーダーとして活躍できる人」と言うべきでしょう。

・ことわざ「船頭多くして船山に登る」の船頭は、リーダーでもなんでもなく、単なる頑固でわがままな人です。このことわざは、「自分の意見を通すことだけでにこだわる人が多ければ、組織としての成果は出せない」という、当たり前のことを示しているにすぎません。
 本来のリーダーとは、それとは180度異なり、「チームの使命を達成するために、必要なことをやる人」です。プロジェクトリーダーである自分の意見より、すっと若いメンバーの意見が正しいと考えれば、すぐに自分の意見を捨て、その若者の意見をチームの結論として採用するのがリーダーです。

・全員がリーダーという意識をもつチーム
 ・全メンバーがチーム全体の業務量と内容を理解し、どう分担すべきかについて話し合い、個々の担当を決定する。
(1人のリーダーと複数のフォロアーのチーム
 プロジェクトリーダーが、各メンバーの力量や希望を勘案しながら、担当分野を割り当てる)

・面接を担当するコンサルタントは、面接の一時間の中でさえ、候補者がどの程度、成長するかを見極めようとしています。

・リーダーがなすべき4つのタスク
 ①目標を掲げる
 ②先頭を走る
 ③決める
 ④伝える(コミュニケーション)

・マッキンゼー流リーダーシップの学び方
 ①バリューを出す「何らかの成果(付加価値)を生む」
 ②ポジションをとる「あなたの意見は何か」
  「あなたが意志決定者だとしたら、どう決断するか」
 ③自分の仕事のリーダーは自分
 ④ホワイトボードの前に立つ
  議論のリーダーシップをとるには、会議の参加者が発する意見を全体像の中で捉え、論点を整理して議論緒ポイントを明確にしたり、膠着した議論を前に進めるために視点を転換したりと、さまざまなスキルが求められます。

・リーダーシップというものが、
 ①すべての人が日常的に使えるスキルであること
 ②訓練を積めば、誰でも学べるスキルであること
 を理解することです。

・リーダーシップで人生のコントロールを握る
 ①問題が解決できる
 ②成長が実感できる
 ③自分の世界観が実現できる
 ④世界が広がる

・変わっていくキャリア意識
 リーダーシップを身につけることで問題が解決できるようになると、他者からの感謝を受け、評価される機会も増えてきます。すると次第に、仕方なくリーダー役を引き受けるのではなく、積極的に周りの問題を解決したいという気持ちが出てきます。こういった気持ちの変化は、個人のキャリアの選択にも影響を与え始めます。
 マッキンゼーは人の出入りが多い組織です。外部からは「能力のない人がクビになるから」と思われていますが、自ら別の道を歩むことを決断し、卒業を決める人も多数にのぼります。最初から「マッキンゼーでは数年だけ働き、その後は別のことをやろう」と考えているわけではなりません。そうではなく、働いているうちにキャリア形成に関する意識が変化し、新たに自分が進むべき道が見えてくるのです。

感想
 伊賀泰代さんの人生もドラマチックです。
 兵庫県の姫路西高校卒業して一橋大学法学部、日興証券、カリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネススクール修了、MBA(経営学修士)取得後、1993年にマッキンゼー・アンド・カンパニー日本法人でコンサルタントとして勤務されてます。MBAは会社を辞めて自費で留学されています。
 自分の人生を自分で切り拓いていかれたようです。
そしてコンサルよりも採用を専門にしてこられたようです。

 兵庫県は私立の灘高校が進学校として有名ですが、公立高校だと、神戸高校、姫路西高校、加古川東高校が進学校でした(50数年前)。神戸高校には成績の良い人は私立に進学していましたので、当時兵庫県の公立高校では姫路西高校が東大に一番多く入っていました。なので、かなり優秀な方だったように思います。

 マッキンゼーがどのような人材を採用しているかがよく分かりました。
一番重視しているのはリーダーシップがとれる人か、考えることが好きな人かのようです。

 「船頭多くして船山に登る」は誤解されているように思いました。
指示が多いと問題だとのことわざです。「頑固でわがまま」ではないのです。
こういうことがあると、全体にも影響するのでとても残念です。
出版社(ダイヤモンド社)の担当者も気付かなかったのでしょうか。
それを差し引いてもとても参考になりました。
またマッキンゼーにはコンサルタントだけでなく、このような業務をされている方がおられたということも新鮮でした。

 自分はリーダーなどできないと思っているとそのような機会があると断ってしまいます。
 最初から誰もリーダーとしての能力などないのです。引き受けて失敗する。
そこから学ぶことで、リーダーシップが養われていくのだと思います。
肩書が人を創ることもあるのです。
失敗を恐れて何もチャレンジしないと広がって行かないし、成長もないのでしょう。

 ボランティア活動で委員長や責任者を引き受けました。
その時の判断は、
①依頼される
②他にやる人がいない
③私がやるのがよい
④多くの人が賛同してくれる
でした。
 やることで多くの学びを得ました。
ボランティア活動で体験したことが仕事でも生かされました。
仕事で得た能力がボランティア活動でも生かされました。

 よく「忙しいからボランティア活動はまだできない。退職など時間ができたらやってみたい」と言う人がいますが、きっとできないでしょう。
時間の有無ではなく「やりたい気持ちがあるかないか」です。
気持ちがあれば時間は何とかなっていくというのが、やってみた実感です。
そして多くのことを学ぶことができました。
 何より良かったのが、仲間と同じ目的を目指してやっていくことがとても楽しかったのです。仲間に感謝です。 

大阪万博「前売り券」販売開始から3カ月で4.6%の惨状…邪魔リング、2億円トイレ、大渋滞と問題だらけで赤字垂れ流し危機 ”4.6%も買っている人がいるのが驚き!”

2024-03-04 02:00:00 | 社会

 大阪・関西万博の前売り券の売上枚数が、販売開始3カ月で4.6%にとどまることが、3月1日、万博協会から公表された。協会は来場者数を2800万人と見込み、2025年4月13日の開幕までに1400万枚を販売する目標を掲げている。だが、2月28日時点で、売上枚数は計64万6517枚にすぎない。 
 目標からかけ離れた現状に対し、「X」では総ツッコミだ。 
《46%じゃなくて4.6%!!!!経済効果3兆円は試算通り出るんですかね?》 
《大阪万博の前売り券なんて誰が買うんだ?》 
《不人気な大阪万博 海外パビリオン建たないからみんな前売り券買わないよね》

 大阪市長の横山英幸氏は、同日の記者会見で「開幕後にまたご協力いただいて、来ていただく方も増えます」と発言している。これについては、
《前売り券を開幕後に売るんか?》などと皮肉られている。 「前売りチケットが4.6%しか売れていないことを報じた読売新聞によれば、目標の半分の700万枚は、企業へ販売する目途がついているとのこと。  
 2005年の愛知万博では、開幕1年前に目標の約9割の700万枚を売り上げましたが、この多くが旅行会社や企業が購入したもの。一方、大阪万博は旅行会社に買い取りを求めておらず、公式サイトから直接購入できることがスローペースの要因だとしています。  
 さらに、入場やパビリオンの予約は2024年10月に始まることから、販売は10月からが本番との関係者の見方も報じています」(経済担当記者)  国民が大阪万博に関心を持てないのは、次から次へと問題が噴出するからだ。会場建設費が当初想定から倍増の2350億円に膨れ上がるなか、意味合いが疑問視されているのが350億円の木造リング(大屋根)だ。  
 2月22日、日本建設業連合会の宮本洋一会長は、各国のパビリオンがリングの内側に建てられるため、リングが完成すると重機や資材の搬入に支障をきたす懸念を示した。  宮本氏は万博のパビリオン建設の遅れについて「デッドラインを過ぎている」と苦言を呈したが、これに対し、万博協会副会長の松本正義氏は「建設会社はけしからん」などと批判。関係者間の対立が露わになっている。  
 また、リングとともに《無駄遣い》とバッシングされているのが「2億円トイレ」だ。3月1日の「万博予算執行監視委員会」で、政府は積算根拠とともに「妥当」との考えを示しているが、SNSでは《もはや税金払いたくない。政府を打倒せよ!》などと過激な言葉が投稿される始末だ。  さらに、大阪市は、2月26日、開催期間中に会場最寄りの高速道路の出口付近で渋滞が発生するとの予測を発表。その大きな原因は、来場者の輸送とIR施設工事の車両などが重なることだ。  
 これに対しても、
《万博もカジノもいらないんじゃない?》
《計画の立て方があまりにも杜撰》
《ホントにマヌケとしか言いようがない》
などと厳しい声があがっている。  
 肯定的な話がまったく聞こえてこない万博。岸田首相は、2月1日、「開催に向けオールジャパンで着実に準備を進める」と語ったが、このままでは赤字垂れ流しになりかねない。

感想
 1,400万枚の内、企業が半分の700万枚。
大阪府と大阪市が府内の4歳~17歳に税金を使って招待。
府内の市町村も招待するとか。
 大阪府の0歳から14歳は103万2,375人(割合11.7%) 
そうすると3回招待すると約310万枚。
1,400万枚-700万枚(企業)-310万枚(招待)=390万枚

64万6517枚/3か月なので、2025年4月13日の開幕までにまだ13か月あるので、
(64万6517枚/3)×13/3=約280万枚
これまでの販売枚数をプラスすると345万枚
(345/390)×100=約88%になります。
すごい!
企業にさらに押しつけ、さらに税金使って招待増やせばクリアーです。
開幕してからの見込み1,400万枚は絶望ですが。

税金使って建設し、税金使って招待し、その税金のいくらかが吉村府知事のパーティ券代に当てられるのでしょう。
これだけの税金を若者のための教育に使って欲しいです。
言えてることは、大阪府と大阪市は赤字に苦しむ。
そのとばっちりを国民も1/3負担する。

政治家は裏金(闇金)、所得税も払わない自民党議員に税金が政治資金として使われています。

税金を自分たちのための食い物にしています。
おかしい! おかしい! おかしい!
声をあげないといけない。
次の選挙で声をあげないと、おかしいことが正当化されてしまいます。