追記1;
一時6人入院で小林製薬社長「健康被害があれば相談してほしい」と陳謝…サプリ摂取で腎臓の病気に 3/22(金) 20:56配信 読売新聞
1月11日以降、紅麹コレステヘルプを摂取した全国の40~70歳代の男女13人にむくみや倦怠(けんたい)感といった腎疾患特有の症状が確認され、診察した医師や患者本人から連絡があった。
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最初の報告から、2か月も経過してからの報告です。
医師からも報告があったのです。
明らかにお客様の健康よりも、会社の経営を優先した結果でした。
既存;
小林製薬は22日午後6時から大阪市内で記者会見し、機能性表示食品のサプリメントを摂取した人が、腎臓の疾患を引き起こしたとの報告が上がり、この商品を自主回収すると発表しました。
22日に記者会見した小林製薬の小林章浩社長は、「健康を害されるお客様に深くお詫び申し上げるとともに、使用されているお客様にただちに使用を中止してほしい。この度は申し訳ございませんでした」と謝罪しました。
小林製薬によりますと 自主回収の対象になるのは機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」と紅麹を原料に使用した関連の商品で、今年1月に、商品を摂取した人が腎疾患を発症したと、医療機関から連絡がありました。それ以降も複数の症例の報告があがり、商品や自社で作っている紅麹の原料の成分を分析した結果、意図しない成分が含まれている可能性が判明したということです。 この成分の物質は特定できていないものの、複数の研究機関で「カビから生成されるもの」とみられています。この成分と腎臓の疾患との関連性の有無は今のところ不明としていますが、小林製薬は健康被害の拡大を防ぐ予防的措置として、自主回収を決めたとしています。
小林製薬は、商品を摂取した人のうち、これまでに40~70代の男女13人の健康被害を確認し、13人のうち6人は入院(うち5人は退院)し、7人が通院しています。むくみや倦怠感、尿の色が濃くなるという症状が出ているといい、2人は一時、透析治療が必要になったということです。
小林製薬は会見で、「本来はもっと早く報告すべきだったが、何が原因か分からす、できるだけ広く可能性を調べた」と釈明しました。その上で、「多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。本件については重大な事案と受け止めており、引き続き、調査を継続してまいります」とコメントしています。
■問い合わせ先
紅麹コレステヘルプ
<小林製薬の通信販売を通じて購入>
■対象製品:紅麹コレステヘルプ 15日分・30日分
■問い合わせ先:
小林製薬通信販売 紅麹健康相談受付センター
電話番号:0120‐58‐5090受付時間:午前9時~午後5時(土日・祝日は除く)
※3月22日は午後9時まで、4月末までは土日・祝日も対応 <ドラッグストアなどの店舗やECサイトにて購入>
■対象製品:紅麹コレステヘルプ 20日分、ナイシヘルプ+コレステロール、ナットウキナーゼさらさら粒GOLD
■問い合わせ先:小林製薬 紅麹健康相談受付センター 電話番号:3月22日~26日 0120‐5884‐123月27日以降0120‐880‐220受付時間:9時~17時(土日・祝日は除く) ※3月22日は午後9時まで、4月末までは土日・祝日も対応
感想;
1月に報告があり、その後も健康被害の報告があったのに、中止が3月22日です。
あまりにも遅すぎます。
原因調査する前に、腎臓の疾患を引き起こしたとの報告があったのです。
そしてその後もあったのですから、1月のいつかはわかりませんが、2件目の報告が上がった時点で摂取中止の案内をするのが、品質保証を担当する組織の責任です。
小林製薬は製薬会社なのですから、そんな素人的な発想はわかっていたはずですが。
きちんと厚労省が調査に入る必要があります。
GMPの枝葉末節な不備で製品回収しているより、この問題をもっと注力していただきたい。