幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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島根いのちの電話公開講座 生きづらい時代をどう生きていくか ~精神科医からの提言~ 講師 香山 リカ 氏 ”2022年4月より、北海道むかわ町国民健康保険穂別診療所でへき地医療を”

2024-03-20 17:34:17 | 社会

 香山さんは精神科医として、評論、エッセイなど数多くの著書を執筆される中、立教 大学で教授も務められました。昨年からは東京から北海道に移り、総合診療医としてご 活躍です。なぜ都会を離れてへき地での医療に取り組むことになったのでしょうか。そ して誰かの役に立つとはどんなことなのでしょうか。体験に基づくトークです。  2023年9月17日-松江市くにびきメッセ(文責 島根いのちの電話広報委員会)

2022年、北海道むかわ町の診療所へ、転機となったのは・・・  
 東京には、お医者さんもたくさんいるし、 私がいなくてもと思っていたんです。同級生 には総合診療医となってへき地で働く人もい て、気になっていました。そんな中、2019年 にアフガニスタンで医療だけでなく、灌漑事 業などの指揮をとっていた医師の中村哲さん が銃撃され亡くなったんです。  その中村さんの記録映画を見て、衝撃を受 けたんです。このときラクしている自分が恥 ずかしくなったんです。必要とされるところ へ行きたい――とシンプルに考えたんです。 
 ちょうどその頃、プライマリーケア(総合診 療医)を学んでいた矢先で、本気になって考 えるようになったんです。  
 移り住んだ北海道むかわ町は、ししゃもで 有名ですが、私の住む穂別地区は、海岸から 離れた山の中です。人口は2,500人。へき地 診療所にも指定されている「むかわ町国民健 康保険穂別診療所」の常勤医は所長と私の二 人です。当直もあります。総合外来は毎日で、地域の医療と保健を担っています。 生きづらい現代人たち  写真は家の前で撮った鹿です。農作物への 被害も大きいんです。交通事故もあります。 大変なところへ来たなと、都会との暮らしを比べながら思います。 
 でも都会に住むのも大変だと、若い人たち と話をすると思うことがあります。
 生きづら さについて「自己有用感」「私らしさ」「比 べ合い」の三つで考えてみたいと思います 

①現代人を苦しめる「自己有用感」のワナ  
 自己有用感とは「私は誰かのために役立っ ている」という感覚です。「用いられてい る」「必要とされている」という感覚は大事 ですよね。私自身、都会では私なんか役に立っていない、と思っていたんです。それが、 へき地医療に舵を切るきっかけになったんで す。  
 以前、コロナ病棟で奮闘する医師、看護師 を見ているとき、「あ~私はあそこまでじゃ ないなぁ」と思うこともありました。そんなコロナ禍の中で、ある人は今まで通りに人前 で得意の手品をやっていくことが出来なくなってしまい、「自分は手品が好きでやってきたんだけど、一体何の役に立つんだろう、もう自分は世の中の役に立てないのでは・・」 と嘆いていました。「やっぱり私なんかいなくてもいい存在だったんだ」と深堀りしてしまい思い詰めていたんですね。これが今の時代です。これが現代人を苦しめる「自己有用感」というワナなのです。だれかに「ありが とう」と感謝されることは大事なことですが、その言葉を言われなくなったからといって生きる価値がない、という意味ではないで すよね。  
 水木しげるさんの奥さん・武良布枝さんが NHKの連続テレビ小説の原作にもなったエッセイ「ゲゲゲの女房」を書いておられます。この本の帯文に水木さんは「『家内は生まれてきたから生きている』というような人間です。それはスゴイことだと思う。」とメ ッセージを寄せておられます。これってすごいと思いませんか?「何のために生きている」とか、「誰の役に立つ」とかではないんです。さらにすごいと思うのは、水木さんが 奥さんのことを、そういう人間は「スゴイこと」だと評価していることです。この感覚か ら私たちは遠ざかってきているということです。
 ある人は明治になって西洋から入ってき た「自分とは」「生きるとは」といった考え 方に影響されたのではないか、といっています。たとえば、西洋の絵画には、自画像が多 く、欠点など自分のありのままの自分を描い ています。それに対して、日本の浮世絵などはデフォルメされており、そのような自画像 はあまり見受けられない、というのです。 

②現代人を苦しめる「私らしさ」というワナ  
 「私らしさ」とは何でしょう。個性、多様 性が大切だといわれるんですけど、これもクセものですよね。自分にとって大切なものが見つかっている人はいいですよ。就職先など もそうですよね。大企業、有名企業に就職し ても、今の時代、大企業でも10年先安定企業であるとは限りませんよね。そうすると私にしかできないことは、一体何だろうかと考えてしまいます。つらくなりますよね。私らしさが見つからない人は、自分なんかいない方がいいんだ、とか思うようになってしまうんですね。私って個性もないしと思い、転げ落ちてしまい、だからダメってなりやすいんです。昔はそこまで考えなかったんです。平凡が一番だったのです。平凡でどこででも生きるという価値観が変わってきてるということですかね。
 本屋さんに行くと、「私らしさ」 を見つける本があると思えば、「私らしさはいらない」というのもあるんですね。もうどうしていいかわからなくなるんです。 

③現代人を苦しめる「比べ合い」というワナ  
 比べ合いという手段が膨大になったんで す。昔なら比べ合おうとしたって、方法がないから同じグループか、近所の人とか、会える人ぐらいしかなかったんですね。ところが今は、スマホを使えばインターネットを使っ て、世界中の人たちがどんなことをしているかわかるような時代になって来ましたね。これは素晴らしいことなんですよ。簡単に、住 んでいる国、時間とかに関係なくいろんな人 と知り合えるのは素晴らしいことですよね。  
 たとえばね、私は山奥の病院にいるんだけど、お陰で全国の同じような環境の医師とネ ットワークを通じて、難しい症例にアイデアを出してもらう、専門医を紹介してもらうとか、助けられることもあります。昔なら専門 書で調べてやるしかなかったんです。だからとても助かっています。  
 ところがですよ。例えば「今日こんな弁当を作りました」と写真を撮ってSNSにアップします。そうすると、「おいしそうですね」 と誉めてくれる。それは嬉しいですよね。でもここからです。同じようなお弁当を作っていますよと紹介されるんです。そうすると、 日本中、もしかしたら世界中のお弁当を作っ ている写真を見られるわけですよ。自分なん かよりもずっときれいに作る人とか、美味しそうに作る人も中にはいますよね。そういうのを見てしまう。そうすると「あぁ私なん か、まだまだダメなんだ。上には上がいるな ぁ。私みたいな弁当でいい気になってちゃダメなんだ」こんな風に思ってしまう人もいますよね。いわゆる「天狗」になれない。「井の中の蛙(かわず)になるな」。これは戒めの言葉だけど、ときには私たち、「井の中の 蛙」になりたいですよね。町内では一番うま いとかいわれて良い気分になることも必要で す。小さな井戸「井」の中で一番になりたく てもならせてくれない。他の人たちがどのような状況なのかわかるから。せっかく動画をアップしても良い気分にもなれない。これはツラいですよねぇ。  
 SNSの登場で日々自分をだれかと比べ、みんなすごいなぁと、劣等感を感じたり、自分を卑下したりして、一直線に落ちてしま う・・、という落とし穴があるわけなんですよ。あぁ、これでいいんだ、わたしの生き方 は間違ってないんだ。私なりに知っているか ら、これ以上のことはできないと思えないん ですね。これは真面目な人とか、謙虚な人ほ ど生きづらさを感じるんです。 

私からみなさんへのおすすめ 
①誰かの役に立つのは「ほんの少し」でよい  
 北海道新聞に東日本大震災被災地支援とし て、余ったセーターとかをほどいて、靴下と靴下カバーを送り続けている人が紹介されて いました。 
 「10年間コツコツと編み上げ、これまでに千足を送り届けています。」  居間で家族とおしゃべりしたり、テレビを見たりしながら編み棒を動かしながらが日課 になっています。「親の出身地が福島だか ら、人ごととは思えない」「仮設住宅で暮ら している人がいる限り続けたい」としみじみと語る。「やるのが楽しいし、ほんの少しの 力だがそれで喜んでもらえれば十分」とせっ せと心を込める――こんな形の生き方もあり ます。 

②「自分らしさ」なんて自分じゃわからない  
 私は精神科医ですので、少し触れておきま す。フロイトと並んで精神分析で有名なユン グは、心の中には自分が押し殺してきた「影 (シャドウ)」という部分があるといっています。シャドウ=影とは、「そうはなりたくない」とか、自分が無意識に毛嫌いしているものです。ところが、年を取ってくると(中年期以降)、出来ないと思っていたことに目を向けられるようになってくる。そうすると避けてきた人たちと仲良くしようとしたりして、「自分が知っている私」に無意識に息づく「シャドウ(影)」が統合・統一される。 そうすることによって、それまでとは違う自分に成長していくことができると述べています。こうありたいという本当の自分って、若 いうちは遠ざけていて、わからないものなのです。 

③人生には勝ちも負けもない、「自分の人生」 があるだけ、“いいかげんさ”も大切に   
 例えば犬が足をケガしたとします。犬専 の車いすに乗せますね。これを使って移動する犬は、どうしてこんなことになったんだ、 なんて思ってないですよ。ワンちゃん自身が自分の飼い主はセレブだとか、収入がどうとか気にしてないですよね。というのは他と比 べることがないんですよ。先のことを考えて元気がなくなるとか、これからどうなるとか犬はクヨクヨ考えないんです。人だけが恥ずかしいとか、勝ちとか負けとか考えるんです。
 今日出来なかったことに悩むより、出来たことに感謝することが大事です。これも出来た、あれも出来たと――そう思うことが心の回復につながります。 

みんなで生きる必死の町づくり (ユニークなアイデアいっぱい) 
(へき地の穂別にしかできないこともあるんです。)  
 日本の一番大きな社会問題は、「少子高齢 化」です。穂別も同様で、高齢化率はさらに高い。しかし穂別の高齢者は、なぜか元気です。90代の独居も珍しくもなく、高齢者住宅 には100歳独居も。
 「這ってでも」と野菜づ くり、花づくり、をしている人が多いんで す。映画づくりで活躍した高齢者たちもいます。そのタイトルが奮っていて、イージーラ イダーをもじって、「いい爺ぃライダー」、 また「田んぼdeミュージカル」など意気盛んです。「生きていて何が悪いんだ」と仲間の 連帯意識が強く、「映画が完成するまでは葬式は禁止」が合言葉になっているんです (笑)。  
 「生きるぞ、生きるぞ、生ききるぞ!わしらは持続可能な高齢者SD爺s」と挑戦とユーモアを忘れない――こうした人たちがいる町なのです。置かれている状況を逆手に取っ て、ご厄介にならない高齢者になって迷惑を かけない、という姿勢に考えさせられるものがあります。  

大事な声掛け 
 ――命をつなぐ「いのちの電話」の存在  
 36人が犠牲になった京アニ放火事件は、大変痛ましい事件でした。全身の93%を火傷し、絶体絶命の青葉被告を救った火傷の専門医・主治医が今鳥取大学医学部附属病院にいらっしゃいます。「他人なのに、こんなに自分に関わってくれる人がいたんだ」「僕のことを聞いてくれる人がいるんだ」面会時のやり取りで青葉被告はきっとそんな思いでいる はずです。  
 誰も自分のことなんか思ってくれていないと思っている人がですよ、いのちの電話に掛けてきて、「どうしましたぁ?」と返事があると、命がつながったと思う瞬間ですよ。話 ができて良かった、と声があれば、相談員さんは、だれかの役に立っていると実感できると思うんです。皆さんもいのちの電話の情報にもっともっと触れてほしいなと思います。 これからも自分を大事に、仲間や家族を大事 に、そして今を大事に生きていきましょう。 

 香山リカ氏・プロフィール  
 1960年札幌市生まれ。東京医科大学 を卒業後、精神科医となる。臨床のかたわら帝塚山学院大学教授、立教大学教授などとして教育活動にも携わる。  50代になってからかねてからの夢だった総合診療医としての勉強を始め、 2022年4月より、北海道のむかわ町国民 健康保険穂別診療所でへき地医療に取 り組んでいる。学生時代に始めた執筆活動、週末の東京での精神科医としての臨床はいまも継続中。北海道と東京、二拠点生活を楽しむ日々を送る。  

感想
 北海道で、へき地医療にも取り組まれていることは知りませんでした。

 全国のいのちの電話センターではそれぞれに広報誌を出されています。
良い記事もたくさんあり、それをそれぞれのセンターのHPで見るのは大変です。
HPにUpされていないセンターもまだまだあります。
 そこで、せめて全国のセンターで広報誌をHPにUpされているものをまとめたページがあれば便利だと思い、一覧のページを作成し、3~4か月のペースで更新しています。
 その中で、この記事が良かったので紹介しました。


《認定者数は5735件、死亡認定420件》コロナワクチン後遺症の調査結果を京大名誉教授が発表 ”ワクチンの影の部分にも光を当てることの大切さ”

2024-03-20 10:55:55 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/41d9b23e34629135b18b5d71a7f20022708e4626 3/20(水) 6:12配信 福島雅典氏 ©文藝春秋
京都大学名誉教授の福島雅典氏が新型コロナワクチン後遺症の調査結果についての 論考 を、月刊「文藝春秋」4月号で発表しました。その内容について、早くも多くの読者のみなさんから反響が寄せられています。16ページにわたる論考の一部を特別に公開します。(取材・構成 秋山千佳・ジャーナリスト) 

少なく見積もっても万単位の人が苦しんでいる事実

 従来の医学の常識からすると信じがたいことが起きている――。これが、新型コロナウイルスワクチン接種後の健康被害を調べてきた私の偽らざる思いです。  
一例を挙げましょう。  
 ある28歳の会社員男性は、基礎疾患がなく、直近の健康診断の総合判定はAでした。ところが2021年11月、ファイザー社製ワクチンを2回目接種した5日後に死亡。亡くなる前夜は37.5度の熱で午後9時過ぎに就寝し、翌日昼頃になっても起きてこない男性に妻が声をかけに行った時には、既に体が硬直して冷たくなっていたのです。  
 死因は、心筋融解(横紋筋融解症)による急性心不全でした。つまり、若くて健康だったはずの男性の心臓が溶けてしまっていたのです。  担当した法医解剖医は「心臓を取り出そうとしたらフニャフニャだったので仰天した」と話していました。横紋筋融解症とは筋細胞が溶けてしまう病気ですが、心臓に出現したケースは私もかつて聞いたことがありません。  
 コロナワクチンの影響に関しては、命を落とさないまでも後遺症に悩まされている人は数多く、その影響はあらゆる体内組織に及んでいることがわかってきました。また、接種によって感染リスクがかえって高まる可能性も大いに考えられるデータが出ています。  
 厚労省は、医療機関からの副反応疑い報告の件数を公表しています。死亡者2122件、重篤者8750件、副反応疑い3万6556件です(2023年7月30日時点)。もっとも、診断基準がなく医師がワクチンの影響を疑わない場合もありますし、同じ厚労省の集計でも件数の異なる資料があるため、正確な数とは言えません。いずれにせよこれは氷山の一角だと私は捉えています。  ただ、少なく見積もっても万単位の人が苦しむことになったことは、厳然たる事実です。  
 しかし、ワクチンを推奨してきた医師会や学者の多くは、いまだに事実を直視しません。厚労省も、不都合な事実はごまかしてきました。  

 私は2023年6月、「ワクチン問題研究会」という学術団体を有志の医師らと立ち上げました。そして、ワクチン接種後の健康被害=「ワクチン接種後症候群」の研究に取り組むべく、四つの目的を掲げました。世界中の論文のデータベース化、症例データベースの構築、検査方法の開発、治療方法の確立です。

“反ワク”批判は科学の放棄だ
 これらの研究から、ワクチン接種後症候群の知られざる実態が判明してきました。問題解決に向けて、多くの人と共有できればと思います。  私のことを“反ワク”と呼ぶ人がいるのは承知していますが、バカバカしい話です。科学者であればワクチンへの賛否という主観を交えず、あるがままに事象を見るべきです。事実に目を瞑って「ワクチンは安全なんだ」と妄信するのはいわば“ワクチン信仰”でしかありません。体内で起きる現象は、医学の対象となるもので、信じるか信じないかという宗教論争にするのは間違っているのではないでしょうか。
◇  福島氏は1948年生まれ。73年に名古屋大学医学部を卒業し、78年愛知県がんセンター・内科診療科医長。1994年には世界で最も使われる診断・治療マニュアル「MSDマニュアル(旧メルクマニュアル)」を日本で初めて翻訳・監修した。2000年に京都大学大学院医学研究科教授に就任し、医薬品の適正使用や副作用被害防止などを扱う日本初の「薬剤疫学」講座を立ち上げるなどした。その後は、全国の大学の新規医療の研究開発を支援するセンターとして文科省と神戸市が創設した「医療イノベーション推進センター(TRI)」センター長などを歴任してきた。 ◇

ワクチンによる副作用の上位10疾患は?
 まず、ワクチン接種後症候群がどれほど多岐にわたるのか、お示ししましょう。  下の表は、ワクチン接種後、急に発症するなどした疾患として、2021年12月から2023年11月までの2年間に、国内の医学学会で報告・検討された疾患の一覧です(開催学会数134、演題数447)。計201疾患に上り、あらゆる体内組織で発症しています。  これらの疾患名を元に、さらに論文検索エンジンを用いて、世界中のワクチン問題文献データベースを作成しました。  その結果、計3071報の副作用報告を集めることができました。なお、日本の学会では当該期間に報告がありませんでしたが、国外では精神疾患も多数報告されていました。  
 世界中の論文から見えてくるこのワクチンの副作用は、パターンが決まっておらず、全身に起こる、しかも複数の疾患が同時に起こることもあるというものでした。こんな副作用の出方は前例がない、というのが医師としての率直な感想です。私の専門のがんで言うと、抗がん剤は副作用の嵐ではありますが、そのパターンは決まっているからです。  
 ワクチンによる副作用の上位10疾患は、(1)血小板減少(557)、(2)頭痛(455)、(3)心筋炎(344)、(4)血小板減少を伴う血栓症(328)、(5)深部静脈血栓症(241)、(6)ギラン・バレー症候群(143)、(6)静脈洞血栓症(143)、(8)アナフィラキシー(140)、(9)リンパ節腫大(132)、(10)血管炎(129)でした(後ろのカッコ内の数字は世界中の論文での報告数)。  血栓症とつく疾患が三つ含まれているなど血管系障害が目立ちます。  これが比較的初期のワクチン接種後症候群の傾向です。接種から長期間経過して判明する新規症例は含まれていないことに注意が必要です。  
 次に、ワクチン接種による死亡状況を見ていきます。  厚労省が公表しているデータを用いて、ファイザー社製ワクチン接種後1カ月までの日数別死亡者数の棒グラフを作成しました。すると、接種開始直後(2021年5月26日~7月21日)もその後(同年8月4日~2022年3月18日)も判で押したように、接種後2日目をピークとして5日目から減衰する特徴的なパターンのグラフになりました。  
 同じく厚労省のデータを元に、ファイザー社製ワクチン接種後の死因を円グラフにしました。するとやはり、接種開始から数カ月間の時期でも、翌年までのデータでも、死因の順序も割合もほぼ一致しました。  
 死因上位は、(1)血管系障害、(2)心臓障害、(3)状態悪化、(4)肺炎、(5)その他です。  血管系障害と心臓障害だけで半数近くを占めます。

私たちの研究会は、国に対する要請も行ってきました。  1月には、武見敬三厚労相に対して「新型コロナワクチン接種による健康被害者の速やかな救済に関する要望書」を提出。ワクチン接種後死亡者や健康被害者の全例調査、全被害者の救済・補償や適切な医療の提供などを求めました。  これらは無理難題ではなく、既存の制度で対応可能なものです。  日本では、新規メカニズムの医薬品や、稀にでも重篤な副作用が懸念される医薬品に対し全例調査を行う制度(医療用医薬品の全例調査方式による使用成績調査)があります。  また、ワクチンによる健康被害に対しては、「予防接種健康被害救済制度」に基づいて救済を行う仕組みがあります。
健康被害の認定者数は5735件、死亡認定420件
 新型コロナワクチンによる健康被害の認定者数は、2021年8月から23年12月27日までに5735件(死亡認定420件)です。現行の救済制度が開始された1977年2月から2021年12月までに、新型コロナワクチンを除く全ワクチンの被害認定者数は、3522件(死亡認定151件)。新型コロナワクチンひとつで、過去45年間の国内すべてのワクチン被害認定件数を既に超えているのです。  この被害規模の大きさゆえ、救済制度に申請しても、審査に時間がかかっています。冒頭で触れた「心臓が溶けた」男性のご遺族も、申請から1年近く経っても審査が進まず、私がまとめた意見書を追加提出し、さらに1年後、申請からは2年後の三回忌にようやく認定されました。  武見大臣は記者会見で私たちの要望書に触れ、救済制度の審査の迅速化を進めた結果、従来の4倍の審査件数を処理できるようになったと述べました。スピードアップとともに適切な救済・補償と、医療の提供を進めていただければと願います。 

◆ 本記事の全文は、「文藝春秋」4月号および「文藝春秋 電子版」に掲載されています(「 コロナワクチン後遺症の真実 」)。 大反響につき開催決定! 「文藝春秋 電子版」は4月3日(水)19時より、京都大学名誉教授の福島雅典さんとジャーナリストの秋山千佳さんによるオンライン番組を生配信します( https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7847 )。
「福島先生にこの問題について初歩的なところからお聞きしたい」という多くのリクエストに応えるこの番組。読者のみなさんからの事前質問を受け付けています。こちらのメールアドレスまでぜひお寄せください。  
質問の宛先: mbunshun@bunshun.co.jp  メールの件名に「福島先生への質問」と明記してください。

感想
 ワクチンはマクロでの効果を期待するものです。
そのためミクロではワクチンによる犠牲者は避けることができません。
でもその犠牲者を少しでも減らす努力が必須です。
そのためにも、このような調査研究そして報告、そしてそれを活用することが大切なのです。
 ワクチンのマイナス面に蓋をしたり、見ようとしないのは、国の医師の製薬会社の責任放棄と言っても言い過ぎではないように思います。

「パンツ1枚の県議を縄で縛り…」和歌山過激ダンスショーにつづき…自民党青年局に再び激震「SM緊縛パーティ写真」を独占入手! ”埼玉県民として情けない(涙)”

2024-03-20 03:28:03 | 社会
 派閥の裏金問題に続いて、明らかになった和歌山県連の“過激ダンスショー”問題は、低支持率にあえぐ自民党にさらなる打撃を与えた。だが、自民党議員のハレンチ懇親会は和歌山に限ったことではない。「週刊文春」取材班は、自民党青年局に属する議員たちの乱痴気騒ぎをとらえた新たなハレンチ写真を4枚入手した。

SM緊縛パーティのような様相を呈する写真
 アイドルグループ・AKB48の制服を模した衣装に身を包む男性が、被り物と下着のような衣装一枚の男性を縄で縛り、カラオケに興じている。まるでSM緊縛パーティのような様相を呈する写真に収まる人物は、いずれも自民党埼玉県連の青年局に属する県議たちなのだ。
「場所は埼玉県の蕨駅近くのバーX。1人あたり1時間2000円程で、店内には〈亀甲縛り始めました〉の文言が掲げられているユニークなお店です。写真が撮られたのは2016年1月5日のこと。AKB48のコスプレ姿だったのは、田村琢実県議。縄で縛られている人物は同僚の元県議(撮影時は現職)でした。

 当日は15名程で来店していましたが、主催者は田村氏で参加者の一人が行きつけということでこの店に決まったようです」(居合わせた客)
 埼玉県議団の団長をつとめる田村氏の名が全国に轟いたのは、昨年10月に県議団が提出した「虐待禁止条例」改正案だ。
「小学3年生以下の子どもを放置することを禁じるという内容です。親が子どもを自宅や車に放置すると『虐待』とみなされ、罰則こそないものの県民に通報を義務づけていました。子育て世代から猛反発を受けて撤回に追い込まれましたが、この改正案の成立を主導したのが田村氏だったのです」(地元記者)
 さらに条例改正案の撤回直後、文春オンラインで報じたのが田村氏の「不倫キス写真」だった。

2次会は参加費が徴収されず…パーティ代の出処は?
 党県連青年局の懇親会でSMプレーに興じるのは不適切にもほどがあるが、問題なのはパーティ代の出処である。
「その日、1次会は参加費が1人当たり5000円となっていましたが、2次会は事前に店が決められておらず参加費も徴収されませんでした。県連から支給されている青年局の活動費から支払っていた可能性があります」(県連関係者)
 この懇親会に参加したある県議は「公費で支払っていない」というが、青年局の活動費以外の公費が用いられた可能性がある。

 2016年分の自民党埼玉県連の収支報告書によると、“ハレンチ写真”の会が開催された日付と同じ1月5日付で県議らに10万円が支給されているのである。

 政治資金に詳しい神戸学院大学教授の上脇博之氏が解説する。
「県連が支出している活動費は、個々の県議に収支報告義務がありません。原資は事実上税金です。国会で追及されている政策活動費と同じ性質を有しており、支出先や支出理由が外部からは分からない使途不明金、いわゆる裏金になっているのです。政治活動以外の個人の飲み食いなどに使っている可能性もあり、そのような使い方をすれば脱税を指摘されることになります」

 田村県議に取材を申し込むと、代理人弁護士を通じて「私的な懇親会のため、会費が青年局からの助成金及び田村氏の活動費から支払われたとの事実はなく、田村氏及び一部参加者のポケットマネーから支払われています」と回答した。
 3月19日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」および3月21日(木)発売の「週刊文春」では、埼玉県連のSM緊縛パーティの写真を公開。出席議員への直撃取材、さらに和歌山県連の“過激ダンスショー”の内幕についても報じている。

感想
 田村県議はとんでもない自民党議員ですね。
 「田村県議には何もしないでいただきたい」
県民のために行動することは諦めているので、県民を不幸にしたり、埼玉県を辱めるようなことをしないでいただきたい。
次回の選挙で、埼玉県民の良識が問われそうです。
田村議員に投票する人は、何か美味しいことがあるのではないかと勘ぐってしまいます。
 二次会の会費集めていないのに、どうしてポケットマネーなのでしょうか?
ウソを言うことでさらに虚偽までと思ってしまいます。
バカだなと思います。
「発言を控えさせていただきます」
と答えておけばよいのに。
直ぐにばれるようなウソを言うのはまるで子どもようです。
まあ、とんでもない条例を出そうとしたくらいですから。

 田村議員、もう少し勉強していただきたい。
先ずは下記の本を読んで、少しは田中角栄さんみたいに学ぶことをしていただきたいです。