宇都宮線の踏切で男性はねられる=埼玉県さいたま市見沼区 東大宮駅撮影
21日午前6時43分ごろ、埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目の「原市踏切」で、50~60代とみられる男性がJR宇都宮線小金井発熱海行き上り普通列車(15両編成)にはねられ、死亡した。
大宮東署によると、男性が線路上を東大宮駅方面に歩いていたところに列車が衝突した。踏切で停車していた車の運転手が、踏切内に進入する男性を目撃しているという。運転士は男性に気付き、ブレーキをかけたが間に合わなかった。同署は、自殺の可能性が高いとみて慎重に調べている。
JR東日本によると、この事故で宇都宮線など上下線計5本が運休し、17本に最大1時間25分の遅れが発生。乗客約2万人に影響が出た。
■厚生労働省は悩みを抱えている人の相談窓口の利用を呼びかけていて、埼玉でも「埼玉いのちの電話」で受け付けています。
感想;
東大宮駅7時10分発の電車に乗ろうと思ったら、「人身事故で止まっている」とアナウンスがありました。
東大宮駅6時45分の電車が東大宮駅の直前の踏切で停車していました。
停車している二両目付近にブルーシートがかぶされていました。
しばらく待ちましたが、再開見込みは1時間半~2時間とのアナウンスがありました。これではセミナーに遅れてしまい、受講生の方にご迷惑をかけると思い、東武野田線の大和田駅周りに変更しました。バスもタクシーも待っている人が多くて目処が立ちません。歩くと40分ほどかかってしまいます。仕方なく寝ている家内に電話して事情を伝え車で大和田駅まで送ってもらいました。セミナー会場には何とか、50分ほど前に着きました。
いろいろ苦しいことがあったと思います。でも生きていれば何とかなると思っていただきたかったです。また死ぬほど苦しんでいる人を支える社会であって欲しいと切に願います。
いのちの電話が案内されていますが、とてもつながりにくいようです。
フリーダイヤルもありますが、10日は24時間、それ以外は16時~21時半です。
ナビダイヤルもありますが、お金がかかります。死ぬときにお金は関係ないのかもしれませんが、お金を負担させていることに疑問(いのちの電話もお金の有無でいのちの重さを変えているのか?)を持ちますが、国からの予算も少なくすべてをフリーダイヤルにできないのでしょう。
相談員はボランティアで交通費も自己負担のようです。
ある方が、「友だちがJRで飛び込み自殺をしたら、後日JRから約500万円の請求がきた」と話されていました。
JRにしたらかかった費用の一部でしょう。またケースバイケースで請求金額は違うのでしょう。
自殺する人は後のことまで考えることが出来ないのかもしれませんが、鉄道自殺すると請求が来るなら、もっとオープンにしてそのことを知らせる活動も必要なのではないでしょうか?
請求が来ると知らない人は、まさか自分が鉄道自殺したことで、家族が支払いの苦労をするとまでは思っていないと思います。
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