ハローワーク通いが終わりました。5か月間でした。
残念ながら、期間中に失業給付金を停止または減額するまでには至りませんでした。退職する時に思っていたこととのずれがありました。
良かったずれ;
ホームページの作成が思いのほか早く立ち上がりました。2か月くらいは、変換ソフトのセミナーを受講しないといけないかと思っていました。いろいろ調べて行くうちに、フレッツ光契約者(OCN)には無料のレンタルサーバー(広告が掲載されない)に辿り着きました。ホームページ作成のマニュアルがあり、それに従って行うと10月の中旬には簡単なページができました。わからないと電話でOCNに確認、ネットで検索、質問と躊躇する気持ちを捨てて取り組みました。ふしぎなもので、最初全く分からなかったことが少しづつ糸口が見え、実現に近づいて行きました。
ホームページを見てセミナーの講師依頼が幾つかありました。ホームページを作成しても検索で上位に出て来ません。検索で上位に出て来るにはどうするかも調べました。Googleはサイトの登録が無料でできることを知り、直ぐに行いました。Yahooで検索して上位に掲載されるためには有料になり、かなりの費用がかかりますのでやりませんでした。その結果、検索の言葉によりますが、上位に出て来るようになりました。
期待からのずれ;
製薬企業で30年品質管理/品質保証を担当して来て、この知識と経験を生かして他の製薬企業さんの品質保証に少しでも貢献できればとの思いがありました。10社にレターをだしたら、1社から返事が来て面談しました。しかし、フルタイムを希望しているとのことで断られました。断る理由だったかもしれませんが、がっかりしました。品質保証は知識だけでなく経験も必要な仕事で、各社経験者が少なくなっていると思っていましたが、それほどのニーズが無かったようです。これからどうするか考えてみたいと思います。
私の退職をお知りになり、「退職後に仕事をお願いできないか」と3社から依頼がありましたが仕事に繋がったのは1社でした。色々なご事情があったのだと思います。そう言っていただけただけでもありがたいことでした。
退職するまでは、平均すると読書は一冊/一日のペースでした。退職すると時間がたくさんあり、もっと本は読めると思いました。しかし、自由な時間に本を読むと仕事の準備の時間を削っているように思い、逆に読書量は減りました。退職前は残業も含め会社を出ると、後は自分の時間との気持ちで本が読めたようです。
言葉の力 & 信じる力
今読んでいた本に、「信じる力」が大切だとありました。どこまでできるかはわかりませんが、未知の道を選んだので、もう少し歩いてみたいと思います。まだ先の明かりは見えませんが、明かりがあると信じて。
もう一つ大切なものとして、「言葉の力」が述べてありました。
「自分で限界を設けない」 「やっていけば何とか道が見えてくる」
退職後、ホームページ、フェイスブック、ブログ、メルマガ、そしてようやくラインをやってみました。体験することで知ることがあります。若いとは新しいことに取り組むことができるかどうかだと言っている人がいます。新しいことをやることで自分の可能性が広がると信じています。「アンパンマンの遺書」やなせたかしさんの生き方から学びながら。