幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

阿川佐和子さん 「サワコの朝 いとうあさこさん」 ”親に反発して家出”

2016-08-27 08:30:15 | 生き方/考え方
評判が良いこと。スタッフに聞くと皆が良い人と言う。好感度抜群のお笑い芸人。
1970年前。ブレイクしたのは39歳。アラフォー世代の自虐ネタ。
お嬢様育ち。19歳で親に反発して家出。紆余曲折の過去。幅広い世代に愛される生き方。
笑顔の裏に隠された過去。

双葉学園。周りがお金持ちの人が多かった。家にプールがあったが、友だちの家は川が流れていたので貧乏だと思っていた。いかりや長介さんの大ファンだった。いかりや長介さんがあって回っている。男は顔じゃなかった?近藤真彦さんのファンだった。10歳で近藤真彦に恋をした。代々木公園で近藤真彦のカレンダーの撮影をしていた。“まさかの遭遇”。少女漫画で偶然出会って恋に落ちるシーンを思い出し、ウロウロして涙が出た。どうしようかと思った。

記憶に残っている曲。ユーミンの「翳りゆく部屋」
悲劇のヒロインになれる曲。落ち込んだ時に聞く曲。その時は部屋の電気を消して、雨が降っていて欲しい。そして聞く。中高時代は愛のこともわからずに聞いていたなと思った。

経済的にも恵まれていた。何に悩んでいたの?
ある日、どしゃぶりの日、図書館行くと言ってタクシーに乗って出た。
尾崎豊の楽曲に出逢って、決意した。親に反発した。フィギュアースケート冬場だけ3年だけやった。先生が続けたらと親に言ったけど、親は普通の子でいいからと断った。そういうのもあり、ぶーたれ時が3~4年続いていた。親と一緒に食事しないなど。表面上は普通に学校に通っていた。“お嬢様”を捨て去る決意をした。

最初は捜索されなかった?家出をする前に住むところは探していた。親の保証人がなかったので変な部屋。ロフト含めて3畳。極貧だった。ただがむしゃらに働いた。全日空ホテルフロントなどでアルバイトして働いた。3日後に母に居場所が見つかった。妹から聞いたようだ。車で待っていた。

恐い思いはしなかった?悪い男とか。全然大丈夫だった。しかし、女子高で男性を知らなかった。出逢った男には数々の“貢ぐ恋”を経験した。8時から9時までひたすら働いた。男の借金取りが家にお金を取りに来ていた。お金返すのが働き甲斐になっていた。

芝居の学校に行こうかなと。27歳の時コンビを組んだ。コンビを組んだらすぐに人気が出ると思っていた。初めてネタ見せのオーディションに行ったら、多くの人がいた。なんて魅力的な世界なんだろうと思った。
これで生きて行こうと思ったは39歳。10年経って、自虐ネタを思いついた。レオタード姿。アラフォー女性の“自虐ネタ”。クリスマスに歩いているカップルの二人の間を割って入ったり実際にしていた。自分のホンネを出していたのが良かったのかも。レオタードの脇汗もネットで検索されるようになった。

爆発的に売れても一発芸で終わる人が多い。信念は「嘘をつかない」。生き方を見せている。嘘はやめておこう。大久保さんと昨日飲んでいた。最近の話は老後の話をしている。頭が痛い時は寝るときは携帯を持って、危ない時は数秒の間に電話しようと思っている。
お笑い芸人になった娘に母は、自分の見てくれていた。裸のような仕事をしていても母親が笑っていた。良かったなと思った。

純粋さに胸を打たれた曲。Little Green「好きだ」。
薄汚れて忘れた青春。ランナウエーを一緒に歌わせてもなじまない。ずっと踊っている。

感想
いろいろな経験が芸になっているのだと思いました。
働かない男に貢ぐ女性。自分が支えないといけない。それが頑張るエネルギーになる。
人生は不思議なもので、よい男性に出逢っていたら今の彼女の活躍はなかったでしょう。

人生のさまざまな問いかけをどう受け容れて、自分がどうしていくか。
どうするかが自分の選択肢なのでしょう。




「脳が冴える15の習慣-記憶・集中・思考力を高める-」築木節著 ” 脳の機能を高める”

2016-08-26 00:30:20 | 本の紹介
1)脳を活性化させる朝の過ごし方 足・手・口をよく動かそう
 ・挨拶+一言で脳が目覚める
 ・手で物をつくる活動を朝の習慣に
 ・生活のリズムを失うことは「ぼけの入り口」
2)生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう
 ・試験を受けている状態を一日に何回作るか
 ・できる人は仕事以外も大切にする
 ・時間の制約は判断を効率化させる
3)夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう
 ・最低でも6時間は寝よう
4)家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう
 ・若いころの雑用は買ってでもしろ
 ・小さな工夫が脳トレ効果を大きくする
5)自分を動かす[ルール]と「行動予定表」をつくろう
6)忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう
 ・要領の悪い人ほど整理を怠る
7)意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう
 ・目を動かすと脳が動く
8)「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に勝こう
 ・脳の入力⇒情報処理⇒出力を確認する
9)メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう
10)「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう
 ・相手の立場に立って考えてみる
11)脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう
 ・まず体を動かすことが大切
12)「失敗ノート」を書こう自分の批判者を大切にしよう
 ・失敗は脳からの警告
13)ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう
 ・交友関係を広げる
 ・活動を豊かにする
14)人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう
 ・褒め上手な人は観察力が高い
 ・好意的なキャッチボール
 ・出会いが脳を動かす
15)最低限の脳機能を衰えさせていないか確認しよう

失敗は脳からの警告
 ・脳の問題を自覚するもっとも良い方法は、自分がした失敗を分析することです。
  特に繰り返しする失敗には、脳の使い方や機能の低下がわかりやすく表れています。
 ・小さな失敗の中にこそ、大きな失敗を未然に防ぐ警告が含まれていいるのです。
 ・傘を何度も置き忘れる。
  このような失敗をする人は、日常生活の中で同じような失敗をよくしているものです。
 ・身の回りの整理が機能的にできない人は、
  ベーシックな段階での思考の整理もできていない人である場合が多いので、
  大きな仕事を任されたときには混乱に陥ったり、
  時間が足りなくなったりするという失敗も繰り返しているかもしれません。

小さな失敗から分析していく
 ・傘を置き忘れる。無意識的に物を置いてしまっているという悪習慣に気づくと思います。
  意識的に整理する習慣が欠けていると言うことです。
 ・対策を考えるときにも、まずは小さな失敗を失くすことから考えましょう。

失敗は同じ時間にする
 ・失敗を記録するとき、時間帯も書いておくともっと有効かもしれません。
 ・脳のバイオリズムに関係していることですが、失敗は同じ時間帯にすることが多いからです。
 ・「この時間帯はいつもこういう失敗をする」と注意して取り組むようにすれば良い。

人から受けた注意を書く
 ・その人がよくする失敗や問題行動は、本人よりも周りの人の方がよく分かっている場合が多いものです。
  小さな失敗を一度か二度したからといって、問題だと指摘する人はいません。
  何度もするから周りの人が「おかしい」と思って指摘するのです。
 ・感情が邪魔するので耳を傾けにくいが、
  書き留めて置いて冷静なときに見返してみると、
  「確かにそうの通りだ」と納得させられることが多いと思います。

自分の問題点を指摘したりしてくれる人が周りにいるのはとても大切なことです。
日常的に「こういうところが少しおかしい」と指摘されていない人は、脳の使い方に問題があっても改めないまま、「すごくおかしい」人になっていってしまう場合があります。

感想
脳を働かすことを自然に行っている人、やっていない人がいるのではないかと思いました。
別の脳科学者も同じように朝に散歩をして脳を活性化させていました。
自分の脳を上手く機能を高めることをしておくことが大切なのでしょう。
このようにブログを書くことが、脳の機能を高めていることを知りました。

NHK:「貧困女子高生」に批判・中傷 人権侵害の懸念も  ”心の貧困も”

2016-08-25 00:55:00 | 社会
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%ef%bd%8e%ef%bd%88%ef%bd%8b%e3%80%8c%e8%b2%a7%e5%9b%b0%e5%a5%b3%e5%ad%90%e9%ab%98%e7%94%9f%e3%80%8d%e3%81%ab%e6%89%b9%e5%88%a4%e3%83%bb%e4%b8%ad%e5%82%b7-%e4%ba%ba%e6%a8%a9%e4%be%b5%e5%ae%b3%e3%81%ae%e6%87%b8%e5%bf%b5%e3%82%82/ar-BBvZhKv?ocid=spartandhp#page=2 毎日新聞
 子どもの貧困問題を扱ったNHKのニュース番組で体験を語った女子高校生について、インターネット上で「貧困ではない」「捏造(ねつぞう)だ」と批判する書き込みが相次ぎ、自民党の国会議員がNHKに釈明を求める騒ぎとなっている。ネット上には住所などとともに女子高校生の容姿を中傷する書き込みまでされ、人権侵害が懸念されている。

 NHKは今月18日の「ニュース7」で、神奈川県の設置した「かながわ子どもの貧困対策会議」が同日開いたイベントで発言する県内の高校3年の女子生徒を取り上げた。生徒は、経済的な理由から専門学校進学をあきらめたとして「夢を持っているのに、何で目指せないんだろう」と自分の境遇を訴えた。

 番組は、母と2人暮らしでアパートに冷房はない、と伝えた。パソコンの授業のために母にキーボードだけ買ってもらって練習したエピソードを紹介。アニメ関係の仕事に就くのが夢だという生徒の自宅での映像の背後に、イラスト用ペンが映った。

 ネットには「参考価格1万9440円」とする買い物サイトの画像が掲載された。これは「72本セット」の値段で、1本当たり270円だったが、「2万円のペンを所有」という情報が拡散した。

 さらには「部屋にアニメグッズがたくさんある」「1000円以上のランチを食べたとツイートしている」として「貧困ではない」と指摘する声が噴出。生徒の容姿などの書き込みも続き、自宅を撮影したとする写真もアップされた。

 また、自民党の片山さつき参院議員も、20日にツイッターで「チケットやグッズ、ランチ節約すれば中古のパソコンは十分買えるでしょうからあれっと思う方も当然いらっしゃるでしょう」と疑問を表明。NHKに説明を求めるとした。23日には「NHKは『貧困の典型例として取り上げたのではない』と説明した」と記した。

 イベントを主催した同県子ども家庭課の小島厚課長は「ショッキングだ。勇気を振り絞って話した生徒への個人攻撃だけはやめてほしい。食べるものや着るものがあるとしても、修学旅行や部活の遠征に行けなかったり、進学をあきらめたりする『相対的貧困』の見えにくさを考えようというイベントだった。まさに見えにくさゆえに誤解が広がってしまった」と話した。

 片山氏は取材に、事務所を通じて「ツイートの内容が現時点の見解で、それ以上は申し上げられない」と回答した。NHK広報部は「本人や家族、行政機関などに取材し、経済的に厳しい環境で生活する高校生だと判断しています」とコメントし、片山氏への回答内容は明らかにしなかった。【加藤隆寛、須藤唯哉】

「ネットだから」というやり得を許してはならない

 貧困問題に詳しいフリーライターのみわよしこさんの話 政治家も含めて相対的貧困と絶対的貧困についての理解が不足している中で、ネットで社会の最も弱い者に対して攻撃のエネルギーが向かってしまった。道のりは険しいが、貧困の解消について社会的な合意を形成すべきだ。自宅の写真や容姿の中傷は立派な犯罪で、立件は可能だと思う。「ネットだから」というやり得を許してはならない。

感想
ネットでの攻撃は、匿名なので無責任な発言がある場合があります。
また、発信アドレスを変えて、一人が何人にもなって意見を言っている場合もあるそうです。

貧困とは何か。この貧困について考えてみる必要があるのではないでしょうか?
日本は貧困国だと言われていることを考えて、何故そうなってしまったか。
今回のネットでの攻撃を見ていると、心の貧困の問題もあるように思ってしまいました。

片山さつき議員「NHKの貧困女子高生報道はおかしい。説明を求め、皆さんに公開します。」 ”個人の問題?”

2016-08-24 03:00:33 | 社会
片山さつき議員のツイッターより
https://twitter.com/katayama_s/status/767923517400592384
本日NHKから、18日7時のニュース子どもの貧困関連報道について説明をお聞きしました。NHKの公表ご了解の点は「本件を貧困の典型例として取り上げたのではなく、経済的理由で進学を諦めなくてはいけないということを女子高生本人が実名と顔を出して語ったことが伝えたかった。」だそうです。

私はたまたまこのニュースはライブで見て、このお嬢さんの夢は絶対叶えてあげたいな、と会議名までメモったので、KAZUYAさん他のTweet拝見して驚きました。今回政府が導入決めた返済義務のない奨学金やその他の生活支援が適用されるようなケースなのか、事実を調べる意味はあると思います。

拝見した限り自宅の暮らし向きはつましい御様子ではありましたが、チケットやグッズ、ランチ節約すれば中古のパソコンは十分買えるでしょうからあれっと思い方も当然いらっしゃるでしょう。経済的理由で進学できないなら奨学金等各種政策で支援可能!

NHKの貧困女子高生報道はおかしい。説明を求め、皆さんに公開します。

下記のサイトにNHKの放映の一部がUpされています。
http://netgeek.biz/archives/81243

平均年収181万円! 貧困率54.6%にのぼるひとり親家庭が直面している現実とは
http://news.mynavi.jp/articles/2015/10/26/hitorioyakatei/横山茉紀[2015/10/26]

認定NPO法人フローレンスなどは10月22日、「ひとり親を救え! プロジェクト」の共同記者会見を東京都・霞ヶ関で開き、児童扶養手当の増額を求める署名活動の開始を発表した。会見には同法人代表理事の駒崎弘樹氏らが出席し、ひとり親家庭における深刻な貧困状況について語った。

今回のプロジェクトは一定の所得を下回ったひとり親の困窮家庭を支援するために、国が支給する「児童扶養手当」の増額を求めるもの。同手当ては第1子に対して月額最高4万1,300円が支払われるが、第2子は5,000円、第3子は3,000円と子どもが増えるにつれて支給額が減額される仕組みになっている。

プロジェクトメンバーの1人、認定NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏は「明らかにおかしい制度」と主張した上で、「第2子以降の支給額をせめて1万円レベルに引き上げることが必要だ」と訴えた。

会見では母子家庭を支援しているNPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長の赤石千衣子氏が、日本におけるひとり親家庭の困窮状況について説明した。赤石氏によれば、母子家庭の就労率は約81%と世界でもトップクラス。

しかし、正職員の率は39%しかなく、非正規雇用が47%を占めている。その結果、子どものいる家庭の平均就労年収が658万円なのに対して、母子家庭では181万円と約3分の1にとどまっているというのだ(いずれのデータも「平成23年度全国母子世帯等調査」による)。

また、NPO法人キッズドア理事長の渡辺由美子氏は、運営する無料学習支援の利用者のうち7~8割がひとり親家庭であることを報告。さらに、多子家庭については「出費に加えて家事や育児量も増えるため、経済的困窮に加え、時間的困窮にも陥る」と指摘した。「子どもの人数が増えるほど、家事や育児に時間がとられ、就労所得が減っていく現状がある」とした上で、「仕事も家事・育児もきちんとやろうとして、病気になってしまう保護者も見受けられる」と実情を語った。

先進国の中でも最悪の水準「貧困率54.6%」の改善を

そのほか作家の乙武洋匡氏は、自らの教員経験から「経済的困窮によって、子どもたちが勉強やスポーツにチャレンジできない状況を前に、何もできない自分がもどかしかった。どんな境遇に生まれてもチャンスが平等にもらえる社会になってほしい」と主張。

少子化ジャーナリストの白河桃子氏は、「フランスでは4人子どもを育てれば、行政から支給される手当だけで暮らしていける」と自ら取材した海外の事例を報告し、「どんな形でも子どもを産み育てられる社会であれば、誰もが安心して結婚・出産できる」と訴えた。

会見の最後には4人の子どもを1人で育てている50代の女性が、「子どもたちに十分な量のごはんを食べさせてあげたい」と、当事者の立場から支給額の増額を訴えた。厚生労働省の調査によれば、ひとり親家庭の子どもの貧困率は54.6%(平成24年)。ひとり親家庭のうち半数以上が年所得122万円(等価可処分所得の中央値の半分)以下で暮らしていることになり、先進国の中でも最悪の水準だという。将来を担う子どもたちがおなかいっぱいごはんを食べられ、進学・就職に向かっていける環境づくりが求められている。

なお「ひとり親を救え! プロジェクト」では、児童扶養手当のうち、第2子以降に付与される支給額の増額を国に求めるため、署名を募っている。希望する人は、change.orgのウェブサイトからオンライン署名が可能で、11月末日まで受け付けている。

感想
出演した女子高生のことを云々することでなく、日本は貧困国で特に母子家庭の貧困率が高く、大学にも行けないために貧困の連鎖が起きていることの社会の問題点を議論することなのだと思います。

個人の問題にして問題の本質を見誤らないことだと思います。
片山さつき議員はタレントの河本さんの母親の生活保護の問題をネットで取り上げ、個人の問題としました。
舛添元知事はお姉さんの生活保護の支援を断っています。しかし、何も問題にされませんでした。

今回のことで、女子高生が傷ついていないとよいのですが。
問題を明確にしたい片山さつき議員の気持ちもわかりますが、個人に対する温かさの配慮が欲しいように思いました。
節約すれば中古のPCを購入できるでしょう。でも、生きるエネルギーとして楽しみも必要です。
その楽しみを我慢してPCを買えばよいとの問題でもないように思ったのですが・・・。

片山さつき議員がNHKに説明を求めたら、NHKはすぐに説明をされたようです。
やはり力があるものが言うと違うのですね。
この力をぜひ、日本の将来を支える若者の問題、引きこもり、貧困、非正規労働などの改善に使って欲しいと思いました。
返さなくてよい奨学金の制度に取り組まれているようですが。













「幸福な偶然をつかまえる」日野原重明著 ”セレンディピティ 偶然を生かす”

2016-08-23 07:20:30 | 本の紹介
セレンディピティについて書かれています。セレンディピティの言葉はセイロンの三人の王子の物語が起源です。セイロンはアラビア語でセレンディプ王国と言い、今のスリランカ民主社会主共和国です。
ご自分のさまざまな人生での出逢いと出遭いが、自分の人生の大切な経験になりターニングポイントになったことを紹介されています。母の病気と自分の病気が医者へのきっかけになったそうです。聖路加国際病院に行ったのは京都のYMCAに参加していたのがきっかけでした。京都大学出身が東京の大学、そこは東大系の病院に行くことは大きな挑戦でもあったそうです。
世界の大発見もセレンディピティ、偶然を味方につける、女神の一瞬の微笑みに気づくことができるかどうか。それに気づき、形にするには普段の努力があってこそと。
フレミングのペニシリンの発見もその前に自分の鼻水が菌の培養皿に落ちたために菌が死滅していた場所があり、そこからリゾチームを発見していました。その体験があったので、菌の培養皿に青かびが偶然落ちたので、そこでまた菌の発育を阻止していたので、何か菌の発育を抑制するものがあると思って発見しました。青かびも偶然、ペニシリンを算出するまれな青かびという偶然がありました。その偶然を見逃さなかったのです。
1974年、秦の始皇帝兵馬俑の発見も農夫が井戸を掘っていて等身大の素焼きの人形を発見したのがきっかけでした。

プラトンの人間の4つの“徳“
1) 一つは知恵
2) 一つは正義
3) 一つはセルフコントロール、節制心
4) 一つは勇気

「人生そのものが幸福な偶然、セレンディピティの連続としか見えません」

新老人の会の思想
5) 愛すること
6) 創めること
7) 耐えること
幸福な人生は偶然でできているのではなく、偶然をどう生かすか、にかかっている。

感想
ロゴセラピーでは「人生が自分に問いかけてくる」と考えます。
人生に意味を見いだすというより、人生が自分に問いかけてくることに対して、どう生きて行くかにより、意味を創りだして行きます。
人生には良いことだけでなく悪いことにも出遭います。
その悪いことをきっかけにそれから学び生かすことで、それは大きなきっかけや大切な経験にもなるのでしょう。
まさにセレンディピティ、偶然を生かすことと同じなのだと思いました。