『進撃の巨人』第84話「終末の夜」、心ふるえるエピソードだった。
敵対するマーレ、エルディアの兵士たちが食事をしながら語り合うのだ。
彼らの一致している目的は「エレンの暴走」「壁の巨人の地鳴らし」「人類の滅亡」を回避すること。
今の状況に例えると、
「プーチンの暴走」「核戦争による人類の滅亡」をロシアとウクライナの兵が阻止するという感じだろうか?
マルコ(CV逢坂良太)は死ぬ時に言った。
「俺たちはまだ話し合っていない」
ジャン(CV谷山紀章)は親友マルコの最期の言葉を知って、
「そうだ。俺たちはまだ話し合っていない。
だから、どちらかが滅びるまで殺し合うことになったんじゃないのか?」
ハンジ(CV 朴璐美)はシチューを作りながら言った。
「今からでも遅くないよ。こうして今、私たちは殺し合わずに言葉をかわしている。
誰が想像できただろうか? 私たちが火を囲んで食事するなんて」
…………………………………
このエピソードのすごい所は、各自が過去に自分の犯して来た罪を認め、他者がそれに怒りも憎しみ抱かず受け入れている所だ。
アルミン(CV井上麻里奈)、ライナー(CV細谷佳正)、アニ(CV嶋村侑)、ピーク(CV沢倉愛美)──彼らは巨人となって戦い、大きな殺戮をおこなって来た。
ライナーとアニは自分の正体がバレるのを怖れてジャンの親友マルコを殺した。
ミカサ(CV石川由依)、ジャン、コニー(CV下野紘)、ハンジはマーレでの戦いでたくさんの人を巻き添えにした。
ガビ(CV佐倉綾音)もサシャ(CV小林ゆう)を殺した。
普通なら「この野郎!」と怒りや憎しみをぶつけ合う所だが、彼らはそれをしない。
みんな、罪を犯し、それを背負っているからだ。
彼らは「自分が罪を犯している」という点で繋がっている。
何という心穏やかな連帯だろう。
ミカサ、アルミン、ライナー、アニ、ジャン、コニー、104期生がこうして集うのも圧巻だ。
あんなに怒りと憎しみのかたまりだったガビも今は別人のよう。
彼らに「マーレ」と「エルディア」の対立はない。
今のこういう時だからこそ考えさせられるエピソードだった。
彼らはエレンを止められるのか?
考えてみると、今、この場には「超大型巨人」「鎧の巨人」「女型の巨人」「車力の巨人」「顎の巨人」がいるんだよね。
それにミカサもリヴァイ(CV神谷浩史)もいる。
すごい戦いになりそうだ。
敵対するマーレ、エルディアの兵士たちが食事をしながら語り合うのだ。
彼らの一致している目的は「エレンの暴走」「壁の巨人の地鳴らし」「人類の滅亡」を回避すること。
今の状況に例えると、
「プーチンの暴走」「核戦争による人類の滅亡」をロシアとウクライナの兵が阻止するという感じだろうか?
マルコ(CV逢坂良太)は死ぬ時に言った。
「俺たちはまだ話し合っていない」
ジャン(CV谷山紀章)は親友マルコの最期の言葉を知って、
「そうだ。俺たちはまだ話し合っていない。
だから、どちらかが滅びるまで殺し合うことになったんじゃないのか?」
ハンジ(CV 朴璐美)はシチューを作りながら言った。
「今からでも遅くないよ。こうして今、私たちは殺し合わずに言葉をかわしている。
誰が想像できただろうか? 私たちが火を囲んで食事するなんて」
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このエピソードのすごい所は、各自が過去に自分の犯して来た罪を認め、他者がそれに怒りも憎しみ抱かず受け入れている所だ。
アルミン(CV井上麻里奈)、ライナー(CV細谷佳正)、アニ(CV嶋村侑)、ピーク(CV沢倉愛美)──彼らは巨人となって戦い、大きな殺戮をおこなって来た。
ライナーとアニは自分の正体がバレるのを怖れてジャンの親友マルコを殺した。
ミカサ(CV石川由依)、ジャン、コニー(CV下野紘)、ハンジはマーレでの戦いでたくさんの人を巻き添えにした。
ガビ(CV佐倉綾音)もサシャ(CV小林ゆう)を殺した。
普通なら「この野郎!」と怒りや憎しみをぶつけ合う所だが、彼らはそれをしない。
みんな、罪を犯し、それを背負っているからだ。
彼らは「自分が罪を犯している」という点で繋がっている。
何という心穏やかな連帯だろう。
ミカサ、アルミン、ライナー、アニ、ジャン、コニー、104期生がこうして集うのも圧巻だ。
あんなに怒りと憎しみのかたまりだったガビも今は別人のよう。
彼らに「マーレ」と「エルディア」の対立はない。
今のこういう時だからこそ考えさせられるエピソードだった。
彼らはエレンを止められるのか?
考えてみると、今、この場には「超大型巨人」「鎧の巨人」「女型の巨人」「車力の巨人」「顎の巨人」がいるんだよね。
それにミカサもリヴァイ(CV神谷浩史)もいる。
すごい戦いになりそうだ。