平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

朝ドラヒロイン~「舞い上がれ!」の舞と「ちむどんどん」の暢子を比べてみた!

2022年10月26日 | その他ドラマ
 朝ドラ『舞いあがれ!』の舞(福原遥)。
 朝ドラ『ちむどんどん』の暢子(黒島結菜)。
 このふたりを比べてみよう。

 舞 ~穏やか。喜びを静かに伝える。
 暢子~騒がしい。「ちむどんどん、して来たぁ!」と言う。

 舞 ~夢に向かって地道に歩む。
 暢子~夢に向かうが、行き当たりばったり。

 舞 ~人力飛行機部の先輩たちに敬意。すごいと思っている。
 暢子~オーナーに意見して勝負を挑む。笑

 舞 ~芯の強さがある。たとえば本日放送の兄を実家に引っ張っていく所とか。
 暢子~芯の強さがある。

 舞 ~言葉が少なく、表情で語る。間がある。
 暢子~表情の芝居がほとんどない。間の芝居がない。

 これはどう見ても、舞に軍配が上がるだろう。
「ちむどんどん」は、作劇の悪さもあったが、暢子がガサツ過ぎて、見ていて疲れた。
 僕は黒島結菜ファンなので見ていてつらかった。

 これは脚本や演出の責任だが、
 表情で語る芝居、間の芝居って大事なんだよなあ。
 ヒロインの何気ない表情にドキッとしたりする。
 福原遥さん演じる舞にはそれがある。

 福原遥さんが現在の芝居の境地に至ったのは『ゆるキャン△』の経験があったからだろう。
 ソロキャンパー志摩リン。
 テントの前で熱い飲み物を飲みながら星空を見上げる少女。
 あまり人と交わらず、距離を置いて、ひとりのキャンプを楽しむ少女。
 でも他人を拒んでいるわけではない。
 こんな少女を福原遥さんは魅力的に演じきった。
 おそらく何かを表現するのに、せりふなど要らないことに気づいたに違いない。

 というわけで、もう一度、『ゆるキャン△』を見直してみようかなあ。
 ちなみに僕は『3年A組』以来、福原遥さんのファンでもある←女優さんなら誰でもいいのかいっ!


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