絵で人間を描かない慶喜(草彅剛)。
問題ばかりを起こす栄一(吉沢亮)の嫡男・篤二(泉澤祐希)。
今回は前哨戦で、このふたりの物語は次回描かれそうだ。
慶喜の場合は完全な人間不信・人間嫌いだろう。
国の将来を見据えてやって来たことがすべて否定された。
それどころか「逃げた将軍」と蔑まれ、「朝敵」の汚名まで着せられた。
すべてが虚しくて、引きこもってしまうのは当然だろう。
篤二の場合はコンプレックスかな?
偉大すぎる父親に対するコンプレックス。
卑小な自分なのに過度に評価され、期待されることへの戸惑い。
こんな慶喜と篤二が次回、交わりそう。
いったいどんなドラマが展開されるのか?
ふたりのどんな思いが吐露されるのか?
僕が上で書いた分析以上のドラマを見てみたい。
それにしても、草彅剛さんの慶喜は絶品だ。
虚無と孤独。
感情を失い、あがくことをしない人物を見事に演じている。
…………………
その他は駆け足だった。
「紡績」「製糸」「電力」「造船」「鉄鋼」「教育」など、
栄一の業績はすべてナレーション処理。
妾・くに(仁村紗和)がいなくなる理由も
「新たな生活をするため」という曖昧なナレーション処理。
コロナで残り回数が少なくなってしまったせいかな?
実にもったいない。
時代も大きく変化しつつあるようだ。
「売国奴、渋沢め!」
暴漢に襲われた理由を栄一は「水道事業」をめぐる恣意行動と考えたが、
時代は「売国奴」という言葉が横行するテロの時代に入りつつあるようだ。
資本主義が発展し、その矛盾が見えて来たのだろうか?
強兵と戦費で民は貧しく、田舎では娘が売られる。
一方で肥え太る大資本。
その資本主義の象徴が栄一で。一番のターゲットになりやすい。
さて最終回に向けて、どんな日本近代史が描かれるのだろう?
栄一は何を考え、思うのだろう?
問題ばかりを起こす栄一(吉沢亮)の嫡男・篤二(泉澤祐希)。
今回は前哨戦で、このふたりの物語は次回描かれそうだ。
慶喜の場合は完全な人間不信・人間嫌いだろう。
国の将来を見据えてやって来たことがすべて否定された。
それどころか「逃げた将軍」と蔑まれ、「朝敵」の汚名まで着せられた。
すべてが虚しくて、引きこもってしまうのは当然だろう。
篤二の場合はコンプレックスかな?
偉大すぎる父親に対するコンプレックス。
卑小な自分なのに過度に評価され、期待されることへの戸惑い。
こんな慶喜と篤二が次回、交わりそう。
いったいどんなドラマが展開されるのか?
ふたりのどんな思いが吐露されるのか?
僕が上で書いた分析以上のドラマを見てみたい。
それにしても、草彅剛さんの慶喜は絶品だ。
虚無と孤独。
感情を失い、あがくことをしない人物を見事に演じている。
…………………
その他は駆け足だった。
「紡績」「製糸」「電力」「造船」「鉄鋼」「教育」など、
栄一の業績はすべてナレーション処理。
妾・くに(仁村紗和)がいなくなる理由も
「新たな生活をするため」という曖昧なナレーション処理。
コロナで残り回数が少なくなってしまったせいかな?
実にもったいない。
時代も大きく変化しつつあるようだ。
「売国奴、渋沢め!」
暴漢に襲われた理由を栄一は「水道事業」をめぐる恣意行動と考えたが、
時代は「売国奴」という言葉が横行するテロの時代に入りつつあるようだ。
資本主義が発展し、その矛盾が見えて来たのだろうか?
強兵と戦費で民は貧しく、田舎では娘が売られる。
一方で肥え太る大資本。
その資本主義の象徴が栄一で。一番のターゲットになりやすい。
さて最終回に向けて、どんな日本近代史が描かれるのだろう?
栄一は何を考え、思うのだろう?
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