今、帰国しました。プーケットでのフルマラソンは仕事90％、プライベート10％なので正直、どこまで出来るのかが心配でした。そして、案の定、早朝４時スタートのフルマラソンではスタート前の取材活動に支障が出ると言う関係者判断で、急きょ、４時３０分スタートのハーフマラソンに変更出場することになりました。
前日の主催者取材では８．０００名の参加者、しかも国際公認を取得したとお聞きし、フルマラソンを走れないストレスをハーフにぶつける事にしてスタートラインに立ちました。
今回はチームランファンの日本人選手しとて走らせてもらいましたが、ランシャツ＆ランパンはハノハノ陸上部を着用しました。世間からハノハノの監督と言ってもらい、現役のランナーとしても、応援してくれる大勢の友人がいます。そんな思いで気温３０度、湿度70％のレースに挑みました。
周りには、ムエタイの選手みたいなランナーと大柄なヨーロッパの選手ばかり、気合が入ります。そして、奇跡が起こりました！スタートしてすぐ第２集団で10ｋｍまで通過、タイの選手５名に囲まれて駆け引きが始まりましたが、得意の給水やコース取りで外国選手との差をキープします。しかられるかも知れないけれど、走り方が大味と言うか行け行けドンドン的な地元タイ人の走り方を近くで感じ、チャンスはあると確信しました。
15ｋｍ通過、周りを振り切り一人旅でゴールを目指す展開になりました。外国人（英語）のＭＣの声がゴール付近に鳴り響きます。ジャッパ～ン～ひとぉし～フクッダッ～！ナイスラン～♪
まさかの年代別優勝”！しかも海外マラソン、複数の外国メディアのカメラビームが身に刺さります。タイムは1：28：30、気温、湿度、高低差が厳しい難コースとしては出来過ぎの結果でした。
今回僕達のツアーに参加してくれたフルマラソン出場の石垣選手は２位入賞！ 女性10.5キロの部では今回ツアー参加者で一番若い２７歳長谷川選手が４位入賞！ なんとチームランファンから３名が表彰式のステージに立ちました。
がんばろう日本！を合言葉に「僕達勝手に北海道選抜チーム」は募金のお願いと共に、日本はまだまだ頑張れます！とメッセージを残して来ました。