北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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人は人、私は私

2017-08-04 18:41:23 | 日々のもろもろ
今日の北海道新聞に掲載されていた大学生からの相談。

何でも、日頃から講義にもろくに出席せず不真面目な同級生が、大手企業から内定をもらい、未だ苦戦をしている同級生に「もっと自己分析や業界分析をするとよい」などと押し付けがましいアドバイスをするのが我慢できないのだとか。

これは、正直私もよくわかる。
何故なら、私も大学4年生の時、この相談者と同じようなことを思っていたから。
もっとも私の場合は、相談者のように押し付けがましいことを言われたわけではないのだが、日頃から真面目にコツコツと頑張っている同級生が就活で苦戦する一方で、普段ろくに講義にも出席しない不真面目な連中が、要領よく立ち回って内定をもらっているのが、見ていて腹立たしかった。


同じようなことは今でもあり、職場でも、真面目かつ正直に頑張っている人が何故か報われず成果が出せずにいる一方で、決して真面目とは言い難い、例えばとても社会人とは思えないようなチャラチャラした風貌の人がきっちり成果を出し、それだけなら別に気にならないが、そういう人が酒の席などで、真面目に頑張っている人を下に見るような発言をしたりするのが、私には我慢できない。
また、同じく職場関係で、学生時代に真面目にやっていなかった人が、そのことをわざわざ表に出し、真面目にやっていた人のことを馬鹿にするような発言をしているのを聞いたことがある。しかも、発言だけでも我慢できないのに、何を考えているのか、機関誌(仕事でなく組合だけど)の投稿でそのことを文章にした人までいるのは本当に理解できない。


冒頭の相談では、精神科の医師が、対応策の一つとして、「『人は人、私は私』ということに気付くこと」ということを挙げていたが、これは私も賛成。
て言うか、相手の上から目線な態度に不快感を覚えるのであれば、「人は人、私は私」の発展形として、「私はあんな奴とは違う」と、相手のことを更に上から見てやれるというのもいいかもしれないけどね。
(注:あくまでも気持ちの中でだけですよ。表だってそんな態度を取ったら何にもならないですから。)
コメント
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