あるじの中国土産。

中国からのトレッキングからかえってきましたあるじが、
帰宅して２日経ってから酷い下痢が始まりました。

胃が４分の１しかないあるじですから、堪りません。
全く元気がなくなり、声もかぼそくわたしも心配になりました。

お盆でお医者はどこも夏休み、病院に行ってきました。
なんとウイルス性の下痢、培養して何型かを判定するとか。
食事はおかゆと梅干しだけと言明されました。

外来で点滴を受け、お薬をいただき少し元気になりますと、
食いしん坊あるじは温和しくしていません。
食べたがりあるじに、手をやくわたしでした。
子どもならともかくあるじに規制をすることは大変。

下痢が止まって２日経った夕食を、
昆布と鰹でしっかり出しの効いた鱈ちりにしました。
本当に嬉しそうに食べていました。
「食育」という言葉がよぎりましたね。

あるじのウイルスはＯ１６７だったようです。
Ｏ１５７の親戚なのでしょうか？

「ずいぶん不潔な物を食べたのだね」とドクターに言われたとか。

草原の周りは羊の糞で一杯だったとか。
その近くを流れる川で身体を洗い更に食事にも使っていたとか。

凄い、凄い。わたしはダメですね。