フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

”金沢健一「音のかけら」とパフォーマンス”を見に行ってきました。

2007-10-08 18:52:58 | 日記
”金沢健一「音のかけら」とパフォーマンス”を見に、
上野の森美術館ギャラリーに行ってきました。
彫刻家、金沢健一さんはあるじの甥になります。

美術館に展示するって、どんな風に・・・、とちょっと気になっていました。
展示をするというようなタイプの作品ではありませんから・・・。
美術館は山下清展でした。

彼の作品は今年春、同じ屋根の下に新設された「ギャラリー」だったのです。
部屋には彼が作った「音のかけら」が山に積まれていました。
見学者たちは会場に準備されたバチやボールなどで勝手に音を出していました。

振動と音との不思議なパフォーマンスでした。
まさに楽譜のない音楽です。
鉄のかけらをバチで叩き、竹の切り株を近づけると音が変わります。

鉄のかけらを静かに床の上を滑らせることで音が出ます。
鈴のような音と床をこする音、
細い針金で鉄のかけらの上を滑らせるように動かしますと、
これもまた優しい音が出るのです。とても繊細な音です。
不思議な音の世界を初めて知りました。

音の世界、まるで夢見心地の世界を体験しました。
以前のパフォーマンスとはまた違って、とても癒され気持ちが良かったです。

帰りに有楽町で途中下車して、交通会館の「たぶろう展」に行きました。
「ほのぼの」の表紙を描いて下さっている友人の作品が出展されています。
春の「たぶろう展」で作家の名前を多少覚えていましたから、
感じ方が違って面白かったです。

友人は目下忙しい生活を過ごされておられるのに、
彼の作品から、温かくほんわかな「平和」を感じました。
いつまでもこのような優しい絵を描き続けて欲しい・・、そう思いました。

上野の森美術館の隣にあります、日本芸術院の展示も見てきました。
目下無料で見せて下さってます。

お天気が悪いのに人が多かったのが当てはずれでしたが、
芸術の秋を堪能してきました。
上野の森の木々の香りがむせるようで、遠出をした気分になりました。


コメント
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