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FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

Reserve,haed and I

2016-05-27 06:00:32 | 43
某所でStyle43のSVRが基軸通貨として扱われていたので
それで思いついた件

MiuraってのはOパーツじゃないけど
突然出てきたと言うか、350GTはスーパーレッジェーラ by Touring
生産は1964-1966年 Touringが活動停止たのは1966年12月
Miuraは鋼板プレスの溶接


この構造が登場したのはMiuraのプロトと言うか
TP400 と言うベアシャシーだけのモデルは1966年の3月発表
これ、さすがにスーパーレッジェーラは、コストがかかるんで
簡易化しようという、そういう試みだったんじゃいかな
この構造なら、設備によっては自動化できる
高級なGTカーを利益率の高い商売と認識していたフエルッチョ氏なら
ありえないことではないと思うのですが???
ベアシャシーのTP400って本来はmiuraとは無関係で
その、生産の簡易化のテストモデルだったと思うんですよね。
で、話はMiuraを飛ばしてSVR
Miura/Jotaのなかで一番好きですねこれ
MRのは2つ持ってました(笑)

1968年11月30日に工場を出たミウラP400をベースとし、
ヘルベルト・ハーネの注文でSVJに改装され1975年11月工場を出た。
と、いうことになっている(Wikipedia) のですが
どこかのインタビューで ハーネ氏が
”ワタシの注文ではない”と行っていたような気がします
ハーネ氏は別にSVJを注文していてソレと混同されているみたいですね

コイツは普通のJotaと、言うかSVJ

重ねてみた
昔からJotaの写真見ると違和感があった(後述)

コレはオリジナルイオタと呼ばれる“J”
フレームの写真見ると、センタートンネルが無くて
完全なツインチューブのフレーム
ルーフのみはMiuraと共通

重ねてみるとこんな感じ
薄いのね

コレはノーマルのmiura

SVRと重ねてみる
広角レンズは端がゆがむので
コレだけでどうとは言えないんだけど
Jと一部のSVJ、そしてSVRはノーズが長いように見える

幻のスーパーカーと言う本で
福野礼一郎氏は、Jはノーズが延長されている
と書いています
ワタシの見立てが間違いなければSVRも延長されています。
MiuraとSVJは同じカウルだと思っていたので
どうにも、同じようには見えなかったです


え??延長??日本にあるSVRってこんな感じよ?
うーんそうですね。
では、ワタシの秘蔵の一枚

スーパーカーブームの来る前の雑誌スキャン
これ、ノーズ長く見えるでしょ

反転

今のと比較
いっかいフロントぐしゃってやって
カウル作り直しているんじゃないですかね
たいてい、JotaのキットはMiuraをベースにしますよね
ここらへんの弄ってないと似てこないと思うんだけどどうかしら
まあなにを言いたいかと言うとStyle43はMiuraベースではないので
かなり似ているのではないかと
ひょっとしたらMRより良いかもしれないと
無責任に褒めておきます

おまけ
MIURAのレーシングバージョン

なんかALFAROMEOのモントリオールっぽくない??
おまけの2
件の福野礼一郎氏は、スーパーカーファイルと言う本の中で
ボブ・ウォレスの話を引用しています
”Miuraは納得がいかない車だったがカウンタックは最初から完璧だった”
またカウンタックを、鋼板プレスをとくいとした
ベルトーネの生産技術と構造の否定といっていますが
ワタシの見立てが、正しければ、miuraとカウンタックは材料が違うだけで
同じ構造です




コメント
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