2014年ドラフト会議が昨日行われ下記の結果になりました。今年は小粒ぞろいとの評価でしたが、早大の有原投手が複数球団指名の末日本ハムに決まりました。京都大学で同大初ドラフト文武両道田中英祐投手の将来も楽しみです。三井物産の内定を蹴ってのドラフトですから覚悟が読み取れますし、頭脳プレーで活躍し若者に希望を与えられる選手に育ってほしいですね。弱小球団でもドラフト会議は平等にチャンスを与えられる素晴らしい制度です。それにしても投手の指名が多いですね。バッティングは水物で期待通りに働く選手が少ないのかもしれませんが投手は156、157㌔投げれてコントロールが良ければある程度勝ち星を計算できるという採算面もあると思います。それにしても即戦力投手を確保した日本ハムはくじ運が強いです。
最速156キロでドラフトの目玉として注目を浴びた早大の有原航平投手を獲得した日本ハムの津田敏一社長は「中田選手とか陽選手、大谷選手もいます。若い選手全員で頑張って日本一を奪回したいなと思っております」と日本一奪回へ即戦力の活躍を期待。一方2位以下は9位まで指名し、7人が高校生と、将来を見据えたドラフトとなった。
【表】2014年ドラフト会議指名選手一覧
2球団が競合した最速157キロ右腕の済美・安楽智大投手は楽天が当たりくじ。12年の森、昨年は松井裕に続き3年連続で抽選に勝つ形となり、大久保新監督は「将来的にうちの柱になるピッチャー」と期待。3位以下の5人は大学、社会人出身をそろえ、今季最下位に沈んだチームへのカンフル剤として期待したい。
単独指名に成功したのは西武、中日、ロッテ、オリックス、巨人、ソフトバンクの6球団。西武は昨夏の甲子園優勝投手となった前橋育英の高橋光成投手を1位指名。4位に隠し玉として敦賀気比高卒の玉村祐典投手を指名した。
中日の1位指名は三菱日立パワーシステムズ横浜の野村亮介投手。9人全員が社会人、大学出身選手で、即戦力重視の狙いがはっきり表れた指名となった。
ロッテは強打が売りの早大の中村奨吾内野手を指名。2位の田中英祐投手は京大初のドラフト指名選手となった。