北朝鮮国内でクーデターが発生したとの一部報道があり、人前から姿を消した金正恩氏の動向が気にされていましたが、北朝鮮現体制を批判したビラに対して怒りを露わにしたことから体制には変化がないように思えます。金正恩氏が肥満や他の病気により一時歩行困難になり国民の前に出れなくなったのが主因のようです。背を高く見せるために肥満なのにハイヒールを履いておりこれも原因かもしれません。いずれにしても本質とはずれたメンツであり北朝鮮、韓国、中国などはメンツを重んじる国家なのです。これらの国とは時として理性的な話し合いが出来なくなり対立の遠因になります。こんな時には無理な話し合いは避けるべきです。このことは拉致問題解決にも言えます。当初は平壌に要請に応じて調査団派遣を検討していた安倍首相ですが、金正恩氏の動向や拉致家族会の意向を無視できなくなりつつあります。家族会が指定拉致被害者の調査報告が無いまま訪朝に反対しているからです。拉致問題は条件闘争ではなく北朝鮮の犯罪行為だとの原点に立つ必要があります。その原点に立てば調査報告が無いということは考えられず、訪朝よりも制裁再開が正しいかもしれません。いずれにしても原点に立ち返り拉致家族会の意向が反映されるべきだと思います。
くコ:彡 コピー 【ソウル大貫智子】北朝鮮高官が4日に訪韓した際に再開で合意した南北対話が、早くも不透明な情勢となっている。北朝鮮軍は10日、南北軍事境界線近くで、韓国の民間団体が飛ばした対北朝鮮中傷ビラを乗せた風船に発砲し、韓国側に着弾。韓国軍も応射し、一時緊張感が高まった。北朝鮮の国営メディアは、ビラ散布を非難して南北対話の見送りを示唆するなど韓国側を揺さぶっている。
民間団体は10日、京畿道(キョンギド)漣川(ヨンチョン)などでビラをくくりつけた大型の風船を飛ばし、これに反発した北朝鮮軍は同日午後、高射機関銃で約10発発砲。うち数発が韓国側に着弾した。韓国軍は機関銃で約40発応射した。人的被害はなかったが、韓国軍は一時、最高レベルの警戒態勢を発令し、付近の住民も避難した。
南北間では北朝鮮の事実上のナンバー2、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長ら幹部3人が4日訪韓し、韓国高官と会談。今月下旬にも南北対話を再開することで合意したばかりだった。
朝鮮労働党機関紙・労働新聞は12日、韓国側のビラ散布を非難したうえで「予定されていた北南高位級接触も水泡に帰したも同然」と南北対話の延期を示唆。ただ、「北南関係の前途は南朝鮮の態度にかかっている」とも指摘しており、韓国の専門家の間では、南北対話を前に主導権を握る狙いがあるとの見方が出ている。
(どうやら関節手術をし専用別荘で療養中とのことです。コピー2 ) 金第1書記は9月中旬、平壌市内にある専用の診療所で、フランスの医師から両足首の関節の手術と、足の裏のはれや水ぶくれの治療を受けたという。ほかに深刻な疾患があるという情報はないとしている。
また、平壌北部の山麓にある専用別荘には、朝鮮人民軍最高司令部の地下指揮所が備えられている。政権内で実質ナンバー2である黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長ら側近が専用別荘を訪れ、金第1書記から重要懸案の指示を受けているという。