goo blog サービス終了のお知らせ 

『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

クラウゼヴィッツが記した「戦争論」解説・守屋淳 著

2017-08-31 05:36:02 | 日記

タイトルの本を読みました。マンガ家の小林よしのり氏の同名本とは全く違います。本の中で、東洋の孫氏の兵法などとの違いは『本質を重視』し、『戦わず勝つ』ではなく、ライバルはこちらでコントロールできないし、争いとは敵を倒さない限り勝ちが確定しないと断言している。要はクラウゼヴィッツは根っから軍人で、政治色を排し、今のカオスの時代にマッチしています。勝負事は駆け引きが非常に重要になっているものです。負ける側はとにかく時間を稼ぎ、自分を有利にし、逆転のチャンスを狙う。但しすべてに当てはまるわけではありません。株式などの投資の原則は真逆「勝ちはなるべく長く追い、負けは素早く損切り」です。筆者は残念ながら損切りが下手です。戦争など争いごととの違いは、「決着させてから成果を収穫する(戦争の講和と戦利品の獲得)」と「成果を収穫してから決着させる(含み益の確保と手仕舞い)」とい双方の特徴の違いだそうです。株と不動産同時に成功させるのが難しいのはその為です。

以下コピー  

歴史において多くの人を魅了してきた名著、『戦争論』守屋淳 著の解説本です。プロイセンの軍人、クラウゼヴィッツが記したその内容は、アメリカをはじめとした各国の軍事に大きな影響を与え、現代においてもなお輝きを保ち続けている。そこで内外の戦略書に精通する著者が、自著『わかる・使えるクラウゼヴィッツの戦略』をベースに、そのエッセンスを抽出。争いにおいて予想外の事態が起こる理由とは、「頭の良さ」が決断を迷わせる、戦わないのも策のうち……。混沌とした今こそ『戦争論』が必要だ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする