『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

広島カープ「緒方監督」、絶対王者転落の一因は問題だらけの“融通の効かない選手起用法”

2019-07-14 16:32:17 | スポーツ

4連覇確実と予想していた筆者には厳しい現実ですが、「融通の効かない、同じことしかできない」と揶揄されてる緒方采配によって4連覇予想が打ち砕かれそうになっています。今後、直接対決の巨人戦で2カードは3タテでもしない限り優勝は難しいでしょう。監督はチームが強い時には何もしなくても、勝利出来ますが、チーム事情が変わったときにその時の戦力で、臨機応変の対応が出来るのが名監督です。確かに、巨人軍のようにお金に糸目をつけず、一流選手をかき集めることが出来ない不利はあります。しかし、だからこそ金満球団を負かし続けたチームを真剣に応援しているファンも大勢います。11連敗が、緒方監督だけの責任ではないことは明白です。打撃不振にしても、打撃コーチの責任も重い。さらに言えば、丸選手と引き換えに獲得した、人気者長野久義外野手を再生できず、2軍に置いておくのも理解に苦しみます。「また明日、切り替えてやる」と呪文のように続けた緒方監督のこれまでの姿勢では、奇跡の逆転優勝は難しいのではないでしょうか。

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今季はリーグ3連覇中に不動の1番打者だった田中広輔が、極度の打撃不振で打率1割台と低迷が続いている。同じく守護神として君臨していた中﨑翔太も防御率4点台と不安定な内容で、セーブ数は29試合でわずか8と、勝ちゲームを何試合も落とす要因となった。

 中﨑は6月20日に登録抹消となり、現在は二軍調整中だが、田中広は前半戦終了時までスタメン起用が続いている。田中広も中﨑が抹消となった同時期にスタメンの座をドラフト1位ルーキーの小園海斗に譲り、球団記録に迫っていた連続フルイニング出場と連続試合出場が途切れた。しかし、小園に守備の不安が露呈し、わずか4試合の出場で再び二軍落ちとなり、現在は何事もなかったようにショートは田中広で不動の状況だ。

 この2人に象徴されるように、緒方監督はリーグ3連覇に貢献した選手を重用する傾向が強い。今季は巨人にFA移籍したの丸の補償選手として長野久義を獲得したが、オープン戦から結果を残せず、代打や左投手相手のスタメンなど限定的な起用が続き、7月2日に二軍降格となった。同じような成績の松山竜平は、頭部死球の影響などで二軍調整もあったが、打率1割台でも、現在も一軍でプレーしている。状態や左右の違いなどの事情はあるにせよ、緒方監督がどちらを重用しているかは明らかだ。競争主義を徹底する姿勢として、また心情的にも、こうした選手の起用法は間違っていないのかもしれない。ただ、過去のFAでは若手の有望選手を獲得していた広島が、大物FA選手にも匹敵する実績を持つ長野を獲得した意味は何だったのか。巨人には力のある若手投手が左右を問わず豊富にいる。目に見える結果を残せなかった長野にも責任があるのはもちろんだが、首位打者経験もあり、昨季も116試合に出場して打率.290の成績を残している選手に対して、開幕からのこの起用法には、疑問を抱かざるを得ない。

 この「選手を信頼する起用法」を貫き通す姿勢は、勝っている間はブレない、一貫した指導者のカガミと評価されるが、結果が出なければ「融通の効かない、同じことしかできない」という批判に変わってしまう。過去3年、ポストシーズンでことごとく敗れ去った際には、それが顕著となった。

 初の大舞台となった北海道日本ハムとの日本シリーズでは栗山英樹監督、まさかのCS敗退となった17年はアレックス・ラミレス監督、そして昨年の福岡ソフトバンクとの最終決戦では工藤公康監督との「短期決戦での采配の差」が敗因に挙げられた。緒方監督が3年間、貫き通したのが「シーズンと変わらない、普段通りの戦い方」で、投手の継投に関しても16年には勝ちパターンの継投を続け、ジャクソンが6連投という異常事態になった。そのジャクソンが第6戦に満塁弾を浴び、日本一への夢が断たれたシーンが、その年の日本シリーズを象徴していた。昨年も「甲斐キャノン」と話題になった相手に盗塁を仕掛け続けたが、6連続盗塁阻止とシリーズタイ記録を樹立され、なすすべなくチームは敗れ去った。シーズン中、チームが不振の時期に「また明日、切り替えてやる」と呪文のように続けた姿勢では、短期間での「流れ」に対応することができなかった。

 緒方監督には、これまでの4年間、共に戦って結果を残してきた選手と4連覇を達成したいという気持ちが強かったのだろう。それが監督5年目、もしかしたら自身最後のシーズンになるかもしれないとすれば、なおさらだ。ただ、そんな監督のセンチメンタルで融通の効かない姿勢が、現在の窮状につながっていることは間違いなさそうだ。

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“雨上がり”とは程遠い吉本芸人と暴力団や犯罪集団の「密接交際」の中、宮迫博之ら以外若手8月復帰

2019-07-14 07:08:36 | 日記

「テレビから消される」闇芸人がさらに続出する様相を呈してきた。宮迫博之らの闇営業を報じて以来、マスコミには情報提供の電話が殺到している。吉本芸人と暴力団や犯罪集団の「密接交際」が続々と明らかになっている。そうした中、若手芸人7人が来月から営業再開です。来月以降吉本芸人から暴力団や犯罪集団との繋がりが再度リークされたら吉本興業そのものが自浄作用が無いとみなされ、危機にさらされる気がします。闇営業の一掃と、闇営業を生む賃金体制の改訂しかないと思いますが・・結局、泥棒を見て縄を綯うなのでしょう。

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芸人が事務所を通さずに仕事をする闇営業を詐欺グループなどとの間で行った問題で吉本興業が、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)やロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)ら以外の若手7人について8月中の復帰を検討していることが13日、分かった。関係者によると、早期復帰の対象となるのは詐欺グループの会合に参加したレイザーラモンHGやガリットチュウ、くまだまさしら7人。当初「ギャラはもらっていない」と虚偽の報告をした際に中心的な立場だった宮迫と亮に加え、暴力団幹部との会合に参加したスリムクラブと2700の復帰については未定という。

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