福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

法句経

2013-08-30 | 諸経
第二十四 愛欲の部 三三四 放逸なる人の愛欲は摩魯婆の如く滋茂す、彼は有より有に漂ふ、林中に果を求むる猴の如し。 (摩魯婆―蔓草の名。 有―變化的生存。) 三三五 世に於て猛利なる愛欲に伏せらるゝ人は諸の憂患盛に増長す、茂れる毘羅拏草の如し。 三三六 人あり世に於て此の猛利にして脱れ難き愛欲を能く伏すれば憂患彼を去る、水の滴りが荷葉より(落るが)如し。 三三七 是に由て我汝等に誨ゆ、此處に來 . . . 本文を読む
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お大師様の御足跡寺院その10

2013-08-30 | 法話
10、久米感経・・大師二十五歳、(延暦十七年、西暦七九八) ・久米寺(奈良県橿原市久米町)「(具足戒を受けたのち)仏前に於いて誓願を発して曰く、我仏法に随って常に深要を求む、三乗五乗十二部経,心神に疑いあり、なお未だ以て決せず、唯願わくは三世十方諸仏、我に不二の法門を示したまえと。樹感相応、夢の中に人有、告げて曰く、経有り、なずけて大毘盧遮那経という、これすなわち汝の求めるところなり。即ち歓喜して . . . 本文を読む
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