大智度論巻8「病に二種あり、先世の業病と今世の不摂生病なり。・・・何の因縁をもってか病をうるや。答えていわく先の世にこのんで杖で打ち(鞭杖)ごう掠、閉じ込め(閉繋)をおこない種種に悩ますがゆえに病を得。・・・」
大智度論巻3「無功徳の人は生老病死の大海を渡る
ことあたわず。少功徳の人もまた渡らず。」
大智度論巻58「若し善男子善女人ありて般若波羅密多を受持しないし正憶念せばついに毒に中りて死せ . . . 本文を読む
念仏
一。念仏の百万遍、百度申してかならず往生すと申て候に、いのちみじかくてはいかがし候べき。
答。これもひが事に候。百度申てもし候、十念申てもし候、又一念にても(成仏)し候。
一。日所作は、かならずかずをきはめ候はずとも、よまれんにしたがひてよみ、念仏も申候べきか。
答。かずをさだめ候はねば、懈怠になり候へば、かずをさだめたるがよき事にて候。
一。念仏をば、日所作にいくらばかりあてて . . . 本文を読む