福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

九方便です

2013-08-24 | 諸経
真言行者が胎蔵法を修するときには胎蔵界礼賛をとなえますがその中心が九方便です。さきの金剛界五悔とともに後に述べる大乗仏教のエッセンス普賢十大願と通じているとされます。 . . . 本文を読む
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お大師様の御足跡寺院その4

2013-08-24 | 法話
4、登壇受戒 ・(大師二十歳、延暦十二年、西暦七九五年。)・・槇尾寺(和泉市槙尾山町、西国四番)、ここで勤操大徳に従い出家され、名を教誨とされる。後に自ら如空と称される。(高野大師御廣伝) ・(大師二十二歳、延暦十四年、西暦七九八年、四月九日)・・東大寺戒壇院、唐僧泰信を戒師として具足戒を受けられ空海とされます。(高野大師御廣伝) ・延暦十六年(西暦七九七年)『三教指帰』を著され「軽肥流水を看ては . . . 本文を読む
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般若心経講義 高神覚昇  その3

2013-08-24 | 法話
書物の題とその内容 およそ「題は一部の惣標そうひょう」といわれるように、書物の題、すなわちその名前というものは、その書物が示さんとする内容を、最もよく表わしているものです。もっとも今日、店頭に現われている書物のうちには、題目と内容とが相応していないどころか、まるっきり違っているものも、かなり多くありますが、お経の名前は、だいたいにおいて、よくその内容を表現しているとみてよいのです。たとえば、経典の . . . 本文を読む
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法句経

2013-08-24 | 諸経
第十八 塵垢の部 二三五 汝は今や枯れたる葉の如し、閻魔の使者汝の傍に近づく、汝今死別の門に立つ、されど汝に(前途の)資糧あることなし。 二三六 汝己の歸依處を造れ、疾く勤めよ、賢くあれ、垢を去り穢なきものは天の聖處に往くべし。 二三七 汝今(いま)壯年已に過ぎ、閻魔の傍に立つ、されど(死して閻魔の處に到る)中間に汝の住處なし、亦汝に(前途の)資糧もあることなし。 二三八 汝己の歸依處を造れ、疾 . . . 本文を読む
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故人との再会

2013-08-24 | 法話
昨夕NHKで東日本大震災で家族を失った人が故人と再会する話を放映していました。 幼児をなくしたお母さんがその子の仏壇の前でその子が座っている姿を見る話、妻と赤子二人を失った人があるとき成長した我が子が笑いかけている姿を見る話、等です。現場に通っている精神科医は『死者が生者の悲しみをケアしている』といっていました。まさにあの世はあります。『去年今年つらぬく棒のごときもの』という句がありますが、『今生 . . . 本文を読む
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