明治14年の「四国遍路道所記」には「それ四国遍路一度巡拝の輩は病苦またはよろずの難を除き、未来成仏うたがひなし。
遍路に道ををしへ、一夜の宿をかし、一粒一銭を施すものは寿命長久にして諸願成就すべきものなり。」とあります。
なお、お蔭をすぐには受けられないこともあります。
福聚講にきている松田京子さんが「お蔭の出方について」という投稿をしてくれています。紹介します。
「人それぞれにお蔭の出方は違 . . . 本文を読む
「大いなるお慈悲一つの身となりて 過ごす月日は尊かりけり」これはお地蔵様の歌です。この歌は、お地蔵様の全身がお慈悲の塊だといっています。お地蔵様はお慈悲の塊と成って道端に雨の日も風の日も何百年と立っておられて、『衆生無辺誓願度』を願っておられます。お地蔵さまに願い事をしてもお地蔵さまは我々のように見返りを求めたりはされません。ただお慈悲を一方的に与える為にのみ、気の遠くなるような時間、道端に立って . . . 本文を読む