華厳経巻二十七、十地品第二十二ノ五「・・(第八地(不動地)の菩薩は)常に諸仏の神力のために護られ、常に四天王、釈提桓因、諸の梵王等のために奉迎せられ、密迹金剛つねに随ひて護衛し、善く諸禅三昧を出生し、よく無量なる諸身の差別を作し、諸身のうちにおいて皆勢力ありて大果報神通力を得、無辺の三昧の中に於いて自在を得、よく無量の記をうけて衆生の成就するところに随いて、阿耨多羅三藐三菩提を成ずることを示す。・ . . . 本文を読む
Q,最近直葬、樹木葬、散骨等がはやっているようですがこれをどう考えれば?・・その2
A,先に「あの世の存在があること」、を記述しましたがその続きです。
チベットの「死者の書」では死後魂は3つの中有を経て輪廻するとされ、「往生要集」では地獄・極楽・臨終作法等が事こまかに記述され日本人の死後の世界の共通認識となりました。
ノヴァーリスも「生は死の始まりであり、生きることは死ぬためなのである . . . 本文を読む
お大師様は「真言の果はことごとく因果を離れたり。」と即身成仏義の中でお書きになっています。(何を以ての故に。因は作者に非ずと説けば、 かの果も則ち不生なり。この因、因すら尚し空なり。云何が果有らんや。当に知るべし。真言の果は、悉く因果を離れたり。)
真言密教に因果の連鎖から自由になる方法があるということです。
大山公淳師の「中院流日用作法集伝授録」より抜粋します。「祈祷とは拝むことで . . . 本文を読む