華厳経巻二十六、十地品第』二十二ノ四「・・欲界色界無色界という衆生が流転する三つの世界はただ貪る心があるから存在するように見えるだけである。生死流転のもとになっている十二因縁は一心のうちに有るのだとわかれば、生死は、ただ迷いの心より起こっているとわかる。迷いの心をもし滅することを得れば、生死も則ちまた尽きることになる。」
「原文・・三界はただ貧心に従ってありと了達し、十二因縁は一心のうちに有と知 . . . 本文を読む
(無常の観想について)いかに観ずるかというと、先ず世間の法はみな因縁より生じたものだ、因縁より生じたものには自性がない、自性なき者は無常である。「あすありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは」。明日も桜の花が咲いておるともうても今夜雨が降ったり風が吹いたら明日は花はなくなる。その如く一切無常ならざるものはない。無常なるものは必ず無我である。・・お互い死なぬつもりで春は花、秋は月にと戯れて己が己が . . . 本文を読む
今朝、NHKこころの時間で元春日大社権宮司の岡本彰夫氏の大変いい話がありました。数項目思い出すままに記しておきます。
「・50代で本当に人の役に立つことをやりたいと改めて思った。
・上へ上へいくことを目指すのでなく、奥へ奥へと進みたい。
・供養のことを「ともらい」ともいうがこれは「訪う」こと、思い出してあげること。
・「中今」は続日本紀の聖武天皇のお言葉で大切な考え、過去・未来につながっている今、 . . . 本文を読む