華厳経巻二十六、十地品第』二十二ノ四「・・欲界色界無色界という衆生が流転する三つの世界はただ貪る心があるから存在するように見えるだけである。生死流転のもとになっている十二因縁は一心のうちに有るのだとわかれば、生死は、ただ迷いの心より起こっているとわかる。迷いの心をもし滅することを得れば、生死も則ちまた尽きることになる。」
「原文・・三界はただ貧心に従ってありと了達し、十二因縁は一心のうちに有と知る。是のごとくなれば則ち生死は、ただ心より起こる。心もし滅することを得ば、生死も則ちまた尽きん。」
「原文・・三界はただ貧心に従ってありと了達し、十二因縁は一心のうちに有と知る。是のごとくなれば則ち生死は、ただ心より起こる。心もし滅することを得ば、生死も則ちまた尽きん。」