成田山では開基1080年記念大開帳等が行われています。5月28日までです。
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目的を持たぬ国
エマソンはすでに150年以上前に、現代の大衆社会を目的を持たぬ社会(注1)といいましたが今の日本を見てもそのままそっくり当てはまります。こういう状況をとうに見通して安岡は「日本国土は神」であるといい(注2)、鈴木大拙は「霊性日本の建設」(注3)と喝破しました。
(注1「大衆は金持ちになりたがっている人間だ。これがこの階級の愚かしいところだ。苦労し汗水たらしてみても結局どこにも行 . . . 本文を読む
仏に逢った話・・6
「大師はいまだおわしますか」(宗務総長添田隆昭師)にあった中の「お大師様にお会いした」話です。
・高速道路を運転中に首の骨を折る大事故を起こし死線をさまよった舞台女優が「瀕死で担ぎ込まれた病院で幽体離脱をしたとき、錫杖の音が聞こえその声を追いかけていったら蘇生した」という話を著者にしたがその後、著者は知り合いの尼僧から「自分は信者さんが
錫杖をついた御大師様の後をついていくのを . . . 本文を読む
「・・・蒼々たる長天は即、天御中主神(あめのみなかぬし)の御神体にして、大地は即ち国常立尊(くにとこたちのみこと。日本書紀、神代上では「古、天地未剖、陰陽不分、渾沌如鶏子、溟涬而含牙。及其淸陽者薄靡而爲天・重濁者淹滯而爲地、精妙之合搏易、重濁之凝竭難。故、天先成而地後定。然後、神聖、生其中焉。故曰、開闢之初、洲壞浮漂、譬猶游魚之浮水上也。于時、天地之中生一物、狀如葦牙。便化爲神、號國常立尊」)なり . . . 本文を読む