悟り、鈴木大拙
禅の真髄というのは、人生および世界に関して新たな観点を得ようとするのである。それはどういう意味かというとこういうことになるのだ。禅の内面的生活に突入せんとするにはどうしても吾々毎日の生活を支配している考え方に対して大いなる転回を生じなくてはならないのである。…これは決して容易なことではないのである。火の洗礼を受けなくてはならぬのである。風荒れ、地戦き、山崩れ、岩裂ける底の経験をしな . . . 本文を読む
明日10時半より、横浜・三會寺(さんねじ)(港北区鳥山町730)で印融法印500回忌法会が行われ(高野山真言宗寺院31ヶ寺で構成する「駕牛会」主催)ます。
当日は午前10時30分から稚児行列を実施、金棒を先頭に50人以上の稚児行列が続くほか、雅楽(笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき))が演奏される。11時より庭儀理趣三昧法会(ていぎりしゅざんまいほうえ)が行われるということです(共に . . . 本文を読む
平成20年の「法光」に松原泰道師の「一人一人の位牌拭く」という法話がのっていました。
・・・和歌山県新宮市へ布教に行ったおり、土地の旧家を訪れた。旧家であるだけに30本余りの位牌が祀られていた。・・その家の70歳余りの老婦人が次のような話をしてくださった。「ある年お盆がちかずいて新しい布で御位牌を拭いていると幼稚園から帰ってきた孫が、一本一本の位牌について『この位牌はだあれ』とききます。そのうちあ . . . 本文を読む