今日の福聚講模様
今日は午後から日差しも暑くなるという予報があり、また自身の膝関節も傷んでいたので境内のお地蔵様や大師堂・薬師堂などをいつものように七回も回ってお参りするのは無理だろうとおもって行きましたが、着くと空は曇り空となり風も出て絶好のお参り日和となりました、その上膝も痛みが和らぎ3回でやめようと思っていたお参りも遂にいつものように七回境内を回ってお参りできました。やはりお参りには有難いこ . . . 本文を読む
性霊集の六・七・八巻は大師の達親文です。
ここに大師の先祖供養のお考えが凝縮されています。
つまり造佛・写経・法要等の供養は施主の先祖を救うのみでなく一切の六道四生に及ぶとおっしゃっています。
例えば「・・三界を牢籠し(三界の衆生をよく率い)四生を綿絡して(胎・卵・湿・化の衆生を摂取不捨)同じく愛獄を脱して斉しく覚道に遊ばん。(「桓武天皇の奉為に太上御書の金字の法華を講ずる達親」)」、「・・伏して . . . 本文を読む
昔から国民精神の基盤をなしていた先祖供養・・4
・柳田国男は佛教嫌いであったといいますがその柳田は「日本民俗宗教の体系化を図り、盆・正月・卯月八日及び山の神・田の神・屋敷神の諸神を氏神=先祖神との関係に於いて論じ、莫大な柳田民俗学を練った、諸信仰が先祖崇拝を軸として展開しているとの意識である。(坂本要「先祖崇拝と葬式佛教」)」と言われています。つまり日本人のバックボーンは先祖崇拝であるということで . . . 本文を読む